中期経営計画策定と落とし込みの重要性
株式会社Tobe-Ruの辻と申します。
本日は、「中期経営計画策定と落とし込みの重要性」についてお話させて頂きます。
普段経営していると、規模の大小に関わらず、様々な課題に衝突します。
それは規模が拡大すればする程、組織の問題は多方面かつ複数生じてきます。
つまり、どんなに平穏に経営していても、人を採用している限り、
組織の問題がなくなるといったことは難しいです。
そんな中、必要なのが「医院の目指す方向に共感し、行動に移してくれる人がどれだけいるか」です。
それを実現するために大事なのが【中期経営計画】です。
※中期経営計画とは・・・企業のビジョンやミッションを基にして、将来的な成長や発展を目指すための具体的な目標やアクションプランを定めたモノです。中期経営計画は、短期的な業績目標と長期的なビジョンとの間をつなぐ重要な役割を果たします。
中期経営計画の策定は単にご自身の整理やKPI達成だけでなく、医院の方向性を示す大切なモノです。それを掲げることで、実現する可能性が高まるのも事実です。
そして、その中期経営計画を現場にしっかり落とし込んでいくことが必要です。
中期経営計画の落とし込みは様々ありますが、その一つが
人事評価制度との連動が挙げられます。
具体的には以下のようなポイントが重要です。
⚫︎評価軸がご自身の医院のクレドに紐づいているか
⚫︎医院が求める人材と評価に整合性があるか
⚫︎KPI目標が中期経営計画と連動しているか
⚫︎個人の目標が医院の目標に繋がっているか
このように医院の方向性が人事評価制度に結びついているかが大事です。
結びつけた結果、医院の方向性にしっかりと向かっている方が正当な評価として表れてきます。
つまり、それは先行して人事評価制度を構築した場合、中期経営計画に結びついていない可能性を意味しています。そのため、人事評価制度を先行して構築した場合は、中期経営計画を策定したあとに、改めて人事評価制度の見直しが必要となってきます。
ぜひ、中期経営計画と人事評価制度の結びつけを意識してみてください。