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組織開発コンサルタントって、どんな人?

ToBeingsのHPを見ているとよく出てくる「コンサルタント」という職種。どんな仕事をしている人か、知っていますか?・・・え、ちょっと待って。ひと言で伝えられない。

というわけで、本物の「組織開発コンサルタント」にお話を伺いました。

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▼目次
 ・組織開発コンサルタント「児玉 千織さん」
 ・「その人らしく働く」を実現するには、どうしたらいいんだろう?
 ・家族だって組織。夫婦だからこそ「対話」が必要

組織開発コンサルタント「児玉 千織さん」

インタビューに答えてくれたのは、ToBeingsで活躍を始めて7年目になる
児玉 千織さん。社内では「ちょりさん」と呼ばれています。

企業の組織風土やカルチャー変革、組織進化に長年伴走してきたちょりさん。コーチとしても個人の変容を支援しているとのこと。一体、どのような変遷を経て、「組織開発コンサルタント」になったのでしょうか?

「その人らしく働く」を実現するには、どうしたらいいんだろう?

キャリアのスタートは、「損害保険の営業」。働いているうちに、「組織の中で、一人ひとりがその人らしくイキイキと働くには、どうしたらいいのか」という方向へ興味関心が向くようになりました。社会人3年目からは「組織開発」の領域に足を踏み入れ、コンサルティング、人事と順調にキャリアを築く中で、出産・子育ても経験します。

出産のタイミングで、娘や夫との時間をもっと大切にしたいと思い、専業主婦として4年間を過ごしました。それでもずっと「企業で働く人々を支援する組織開発の仕事をもう一度したいなぁ」と思っていた矢先に、ToBeingsとの出会いがありました。

───小さい頃から「人」に興味があったんですか?
いろいろと理由はあるでしょうけど、ひとつは母の影響が大きかったかなと思います。毎日「ただいま」って帰ってくると、母が「おかえり」と言ってくれて。ご飯を食べながらその日にあったことについてずっと話してるっていう。すごいいっぱい聞いてくれました。

しかも、うちの母がすごいのは、「●●ちゃんって前にこういう話をしてたよね」「●●くんってこれが得意だったよね」とか、全部覚えているんですよ。私以上に覚えている。だから例えば、私が「友達とうまくいかなかったんだ、今日」と話すと、「でもこの間、●●ちゃんはこういうこと言ってくれたよね」と返ってくるわけです。人とのコミュニケーションを、こんなふうに捉えたらいいのかなみたいなことを2人で相談しながら、やっていたんですね。



家族だって組織。夫婦だからこそ「対話」が必要

子育てと仕事のバランスを上手に取っているように見えるちょりさんですが、実のところは・・・「ドタバタです!」とのこと。それでも何かうまく進めていく方法を、実践されているのでしょうか。

───子育てと仕事の両立は、どのようにやっているのですか?
子育て中は全然余裕がなくて、子どものことに集中して全力サポートしちゃいますよね。自分のことはむしろほったらかしになりがちです。でも、だからこそ夫婦同士の対話やお互いのケアがすごく大切だと思います。

お恥ずかしながら、ウチもたくさんケンカしましたし、価値観の対立もありました。1つずつ役割分担をして、「こうやってみようか」と話しあっています。そういう話ってけっこうイヤなんですけど、イヤなことにふたをせず、向き合っていけば良いのかなと。

家庭でも「対話」しながら、課題と向き合いながら解決策を導いてきたちょりさん。ラジオでは、ちょりさんの人柄が伝わってくるエピソードも語られて、思わずうなづきが止まらなくなる私でした。次回は「組織開発コンサルタントの仕事」について、さらに詳しく迫っていきます。 【つづく】


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林美夢 【コピーライター】
むずかしいことをわかりやすく伝える「知の生産者」。Web求人メディアを運営する大手人材企業を経て、組織開発の世界へ足を踏み入れました。特技は和菓子づくり。株式会社ToBeingsの広報・マーケティング担当として、組織開発のモヤモヤを言葉でスケッチしていきます。