一つずつステージを変えて行こう|お仕事日記
現職に入社して4年。社員数が少なく、管理部門のメンバーがほとんどいなかった頃は、とにかく目の前のミッションをなんとかすることに夢中であり、やってから振り返れば何かができるようになっている、ということの繰り返しだった。
やがて会社の成長とともに、自身が所属するチームも少しずつメンバーが増えてきた。新たに入社した若手メンバーと関わる中で、これからは「とにかく頑張ろう」だけでなく、「今を頑張った先にどんなステージがあるのか」という成長のステップや方向性がイメージできる情報が必要だと思った。
そこで、まずは自身の中で「こんなステップがあったな」と思うことを言葉にしてみることにした。正直、自分がまだ十分にできないことも多いし、これが全てとは限らない。だけど、まずはどんな可能性があるのか、イメージの一つを示そうと思う。
▼プレイヤーとしての成長
言うは易しで、一つ一つのステージに到達するには意外と時間を要する。自分の期待と現実にはそれなりのタイムラグがあると思う。
---まずは成果を出せる人になるために---
一人前
トッププレイヤー
マルチプレイヤー
---チームで成果を出す、次のステージに行くなら---
再現性の継承者
---プレイヤーとして突きつめるなら---
スペシャリスト
▼ マネジメントとしての成長
かつてどこかの研修で学んだ、マネジメントの四象限がわかりやすいので、よくこのフレームに当てはめて整理する。
プレイヤーの先にマネジメントがあるというより、プレイヤーとしての成長と並行してマネジメントとして成長が始まるイメージ。具体的には一人前〜トッププレイヤーになるあたりで、メンバーマネジメントからチャンスが巡ってくる。
四象限とステップはシンプルだけど、一つ一つが奥深く、難しい。前に進めば進むほど、当然ながらかなり難しい。もちろん私はまだまだ道半ばで、挑戦と学びの日々。
以下が、各ステージに関する今の私の理解。
メンバーマネジメント
PDCAマネジメント
戦略マネジメント
ビジョンマネジメント
かつてはプレイヤーとして、自分が動いて、自分の手で成果を担保するのが最大の役割だった。会社が小さいうちはそれで良かった。
でも会社が大きくなってきた今は、自分一人で出せる成果はたかが知れている。だから、マネジメントとしてチームの成果を最大化していく力が必要だと感じる。マネジメントになっても、ずっと修行。ずっと成長。
先を行く人がつまづくと、次に続く人の道を閉ざすことになる。もちろん年功序列ではないから、飛ばしてもらって構わない。でも、飛び越える前に希望をなくしてしまう人だっているはず。だから進むことをやめてはいけない。先頭をきって次のステージに進み、役割を明け渡していかなくてはいけない。
次々と次世代が主役になって、役割を交代して、層の厚い組織になっていくことを願って!
おしまい。