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#9 着付教室に通って、ワンピースをお直しすることにした|とべちゃんの副音声

「正絹×お仕立て」着付教室で学んだ王道である。

当初の私は、高価な着物は手が届かないので、”お手頃価格で洗濯機で洗えるポリエステル・S/M/Lサイズ展開のプレタをたくさん買って楽しむ”が基本方針だった。

しかし、先生方や先輩方が着ている着物をたくさん目にして、目が肥えていくと、正絹とポリエステルは、明らかに見た目の質感が違う。着姿、佇まいの美しさが違う、ということを強く感じるようになり、やはり「正絹」だ!と思うようになった。

自分サイズで作った長襦袢の上に、プレタの着物を着たら、長襦袢の袖が長くて着物の袖からはみ出てしまうハプニング。そうだ、私は腕が長い。プレタはいつも袖が足りない。大きいサイズだと胴回りが余りすぎる。自分サイズの長襦袢を着るには、自分サイズの着物でないとダメなのだ。こうして、自分の体にあったサイズで着られる着物を仕立てて、長く、大切に着ようと思うようになった。

セールストークとしか思っていなかった先生方の教えが腑に落ちた。

そして、ここから前回のnoteと同様の学びを得た。

”洋服も、自分サイズを長く大切に楽しむようにしよう。”である。

そこで着手したのがHラインのワンピースである。来月、結婚式に出席する予定がある。新しく買うほどでもないので、クローゼットに1着だけしまってあるフォーマルのワンピースを着ることにした。

しかしこのワンピース、微妙にサイズがあっていない。体型の変化が激しいこともあるが、今の私だと上半身がぶかぶかになる。着られなくもないので、なんとなく持ち続けていたものの、サイズがあっていないのでなかなか着る気になれずにいた。

そこで、思い出すのが「自分サイズに仕立てる」という考え方である。お直しの箇所が多いと、新たに1着購入するくらい費用がかかることもある。以前の私なら、迷わず新しいワンピースを買っていたと思う。

でも、今の私は自分サイズで、大切に長く着ることの良さを知っている。今の自分のサイズに合わせれば、きっと着姿がもっとカッコよくなって、もっと着たくなるに違いない。週末、お直しに出しに行こうと思う。

안녕.

とべちゃん: )