#12 日常生活を脅かす個人的な事件|とべちゃんの副音声
私の日常に思いもよらぬ事件が起きた。
うちに荷物を配達してくれるお兄さんが、、、イケメンだ。
何が困るって、家が散らかってること、顔も髪もかっこもぐちゃぐちゃなことが辛くてしょうがないじゃないか。
つい先日、「自分の家は自分にとって居心地よければなんだっていい」と、余計な見栄を張らないことを再確認したばかりなのに。
前に荷物を届けてもらったときは、家の中にあまりにも物が溢れていたので、受け取って中に入れることができず、玄関の脇においてもらった。
今日はお兄さんが何か言っているのを遮るように荷物に手を伸ばして受け取った。あとで、思い返してわかった。気を利かせて、前回同様に「ここに置きますね」と言って、置こうとしてくれていたのだ。
くそう、イケメンの気遣いを無下にしてしまったぜ。くぅぅ。
なんていうか、こういう、本当にささやかで、誰にいう必要もない、私だけのちょっとした出来事。でも誰かに言いたい、みたいな出来事。
そんなことをいちいち心の中で実況している私。私がいるのだ。今書かないとどこにも残ることのない、こんな微笑ましい平凡な日常もここに書き残しておこう。
안녕.
とべちゃん: )