#1 趣味を育てる。|とべちゃんの副音声
30代。仕事に熱中しつつ、仕事とプライベートのバランスがコントロールできるようになってきた。余裕ができて、仕事以外のことにも夢中になりたいと思った。
ほどなくしてコロナの感染拡大で #stayhome の日々がやってきた。それまで何となく後ろめたさのあった「おうちを出ない週末」を正解にしてくれて、気持ちが楽になった。
制約は選択を楽にしてくれる側面がある。#おうちじかん を過ごさざるを得ないという大義名分によって、おうちで楽しむ趣味に打ち込めるようになった。お料理、お菓子作り、お裁縫…今までだってやってたこと。でも、前よりももっと目的意識(目標)を持って集中できるようになった。そうすると、前よりももっと楽しくなって、すきになった。
私の趣味は消化する物じゃなくて、積み重なって、積み上がっていくものだと思っている。今日作ったケーキは完璧じゃない。作ってみてわかることがある。「次はもっとこうしたい」という学びを得る。作りたいケーキは1種類じゃない。毎週末いろんなケーキを作るので、1つのケーキが完成するには膨大な時間を要する。毎週末、順番に、少しずつ経験を重ね、改良を重ねている。完璧にできたものはまだ一つもない。でも、それでいい。10年後、今とは比べ物にならないくらいに完成度が高くて、満足のいくケーキが作れるようになることが目標だから。
そう、今、とべちゃんは、趣味を育てている。すくすくと。
10年後のとべちゃんはケーキ屋さんになってるかもしれないし、パン屋さんになってるかもしれない。
안녕.
とべちゃん: )