自己肯定感をあげるには
この週末は久しぶりに読書に徹してみた。
20代の頃の読み方と30代の読み方とでは吸収力が全く異なる。
それなりに経験値を積んでいて、興味関心がある分野もそれなりに多くなる。
頭の中には様々なテーマであり、キーワードが散りばめられているからだろう。本の中にあるワードへの感度が高いように感じる。
そう考えると同じ本でも読む時期を変えて再度読む意味は十分にあると思う。
やはり読書は良い。
少しでも興味がある分野はまず読んでみるのが良い。日頃課題だと感じていることに対して、解に近づけるための思考に偶然出会うこともあるからだ。
狙って買うというよりは偶発的に遭遇する方が多いように思う。
この週末に読んだ本は
・教養
・目標の立て方
をテーマにした本だ。
本を読んだその日の結論としてまずは書き留めておく。
・インターネット登場の前後の世代はそもそも考え方が異なる
インターネット登場前に生まれた人は過去思考型
インターネット登場後に生まれた人は未来思考型
過去思考型は前例踏襲を是とし、過去の成功例を愚直にやっていれば地位も給与も自ずとあがる。右へ倣えで将来が約束されていた世代だといえる。
だが、未来思考型は違う。まずどんな会社に務めようと未来は約束されていないのだ。とにかく自分で考える、模索することが求められる世代だ。
この相容れない両者をうまく融合させるキーマンとなりうるのは40前後のミレニアム世代なんじゃないだろうか。
現代人、というか日本人は自己肯定感が諸外国に比べても低いようだ。
5割未満の人が自分に自信がないらしい。
自己肯定感がない背景には自分という存在がわからない人が多いからではないだろうか。
だから就活が苦しい。18歳にして初めて自分と向き合うからだ。
学生の頃に苦手な教科があるとそれを克服するよう徹底指導が入る。
すべてが平均、すべてが平均以上を求められる。学生の頃に徹底して特異性を削がれてきたからだ。
小学生の勉学は良い。文字の読み書き、基本的な計算。これは社会に出るまでに確実に身につけておいた方が良いからだ。
だが、中等、高等の教育は今の学生には合っていないと思われる。
かくいう僕も自分という存在の解像度は低い。
だから、できるだけ毎日日誌を書いてみようと思う。
朝は紙に自分の思っていることを書き出してみようと思う。
アウトプットされた文字を見て、今の自分はこう考えているんだなと客観視してみようと思う。
いがに僕は僕のことをわかっていない。まずはそのことに気づいて、自分との対話をしていく必要がありそうだ。
表面的な装い文句ではなく、自分の魂が放つ動機、やりたいことってなんなのか。自省の時間をとってみようと思う。
今日はその記念すべき1日目だ。
まずは昨日の感想を書きなぐってみた。これを機に思考力、文章力も向上していけたらなお嬉しい。
まずは習慣化。決めたからにはやる。