【期間限定無料お試し】『坂道のアポロン』
こんにちは、Tobbyです。
今回は『坂道のアポロン』というマンガの紹介です。
『坂道のアポロン』小玉ユキ、既刊10巻
女性向け月刊紙「月刊フラワーズ」で2007年から2012年まで連載されていました。
このマンガがすごい2009のオンナ編で1位を獲得したマンガです。
アニメ化、映画化もされています。
2012年に出た10巻で完結しています。
メインストーリーは9巻で完結していて、10巻はエキストラストーリーみたいな感じですが、10巻までちゃんと読んだ方がいいです。
いまなら、期間限定でAmazonのkindle版の1巻が無料で読めるみたいです!(2020年10月22日まで)
ジャズでつながる「友情」の美しさ、切なさ
「友情」「純愛」「ジャズ」
『坂道のアポロン』の時代設定は、1960年代です。
Tobbyは1970年代生まれなので懐かしいというよりも、「こんな時代があったんだね。」っていう感じでした。うちの両親の青春時代って感じだと思います。
50年くらい前の話と言っても、登場人物の服装などや学生運動についてのエピソードが出てくるくらいで、そんなに古臭い感じがしないストーリーです。
坂道のアポロン』がどんな漫画なのかというと
心に寂しさを持つ少年達がジャズを通じて友情や愛情を育む漫画
そんな感じです。
友情や愛情を育むと言っても、暑苦しい感じではなく、登場人物の気持ちや心の変化を丁寧に描いている感じです。
全く違うタイプの少年
都会から転校して来た坊ちゃんの「薫」と気性が荒くて不良少年の「千太郎」、千太郎の幼なじみの「律子」
この3人を取り巻くストーリーです。
ふとしたきっかけで、薫と千太郎、律子との交流が始まります。
実は、薫がただの「坊ちゃん」ではなく、千太郎も単なる「不良少年」ではない。
お互いに複雑な生い立ちを経て、心に傷を抱えているというところが物語の「軸」になっています。
絵の線が細くて、登場人物の繊細な部分とうまくマッチしている感じです。
男同士の友情の描き方について、女性向けの漫画の良いところがうまく出ているなと感じました。
あまりネタバレが好きでは無いので、『坂道のアポロン』の良さを上手く伝えるのが難しいのですが、とてもオススメの漫画です。
Tobbyは2018年に電子書籍版を購入していて、最近読み返しましたが良い感じで細かいストーリーを忘れていたので、楽しめました。
まだアニメと映画は観ていないので、ちょっと時間がある時に観て原作と比べてみようかと思っています。
映画版は、薫がHey! Say! JUMPの知念侑李さん、千太郎が中川大志さん、律子が小松菜奈さんという豪華なキャスティングです。
いまならAmazonプライム・ビデオで、映画版が観られるみたいです。
とにかく、『坂道のアポロン』は大好きな漫画で、オススメなので是非、読んでみてください。