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初めての。昔の話 海外編7

前回の話を書いた後、よく考えたら時系列がとっ散らかってます。
バナナを食べたあとに大事な大事なお昼ご飯の話があったのでした!!それを待つために、ばななで歓待してもらったのです(思い込みかも、、、)

ご飯の準備ができたので、どうぞと案内されたのは、木造の高床式のお家。よく映画に出てくるような、ログハウス風な東南アジアの家。
その家に入ると、なんとフンセン夫妻が雛人形のように鎮座マシマシているのです。ものすごーく気さくで、近所のおじさんとおばさんみたいにニコニコしていて、周りにいる人たちもニコニコ気さくなおじさん。これは一体どんな昼食会なのか、、、。全く分からず入ってました。いや、きっと教えてくれていたと思うのですがばななやら祭りやらのカルチャーショックで舞い上がっていたのでしょう。
食べたものすら覚えていない。カンボジアで食べた味は、塩と胡椒の味のものっていう括りになってます。あーー、ちゃんと味わって食べたかった、、、。

隣のおじさんが私はこういうものです!みたいに名刺をくれたのですが、そこにいた人たちはほぼ国連の面々。なんなの?!この場違い感!とおーいとおーーーーい話しすぎて、よくわからなかったです。
フンセン夫妻もちゃんと挨拶をしてくださっていて、英語もら何もかもわからない自分は貝状態。私は貝。
通訳さんのお話によると、この家は奥様の生家だそうで、どんな脈絡でその話が出てきたのかわからないのですが、まさに自分たちが座っているところを奥様が指差して、何やらお話してくださっている、、、。通訳さん「私の父はそこでポルポトに殺されました」って言ってます、、、、、って。気絶しそうになりました。殺戮のあった場所でご飯食べてるーーー自分たち、、、、。すごい、凄すぎる、そんなこんなで、その話だけが心の片隅に残り、記憶が遠い遠い彼方へ行ってしまいました。バカバカバカ自分のバカーーー!

そんなこんなで昼食会も終わり、船に戻る時の混乱で二つのグループに分かれてしまったのだ。
もう一つのグループは、ゆったりばななをまた食べて、さらには暑いでしょ?と井戸水を汲んで水浴びまでしたそうである。それ、やりたかった!!とあとで合流した時にずっと騒いでました。

船に乗り込み、またさらに分かれたグループを探しに出かけたグループが外に出たら、船が沖合に出発した、、、。たくさんの国連関係のご家族などと一緒の船に乗り込み2階のデッキでくつろいでいた。いや、ほぼ横になってボッーとして、南国気分を楽しんでいた。船の説明をしたいのですが語彙力と日本で同じような船を見たことがないので、お伝えできない。
2階に屋根があって、吹きさらし、板の間。
同じような船が3艘ほどあり、ボッー5メートルぐらい離れた隣の船を見ていると、調理場があって中華鍋の大きいので何かを作っている。
大きなながーーい柄杓を出してきて、メコン川の水を掬った、、、鍋に入れた!

えー!メコン川料理だーーーー!とみんなではしゃいでいた、、、船にはトイレがあるのだが。そのまま川面にゴーストレート!ビロウな話で申し訳ないのですが、うんうんをしたら、魚がパクパクパクーーって食べてくれてる、、、。だから、浄化は早いとは思うが、調理場の近くにトイレない??え?あるんじゃない??え?
みんなで騒ぎながら、アレは食べられないよねーー、無理無理とか言って笑っていた、、、。
するとしばらくすると気のいいおばさまが笑顔で湯気の出ているものを運んできた。
食べなさーーーいと言わんばかりに、ぐいぐい勧めてくる、今出来立てのメコン川料理が運ばれてきたのだ、、、。断るわけにもいかず、はい、食べました。クレープ状の野菜を巻き巻きした春巻き風の20センチぐらいのものを。メコンの洗礼をまた受けてしまった、、、、。美味しかったはず、、、不味くはなかった。今私はメコン川の水の料理を食べている、、、、、またしてもすごいショックを受けて、ハイになっていた。ちなみに、顔を洗うのも、歯を磨くのもメコン川。身体を洗うのもメコン川。母なる川メコン!
そのお水でご飯も作る、トイレもメコン!すごい、、、川は生活の全て。自分は今メコンと共にあるーー!めくるめく感覚にスーパーハイになっていく自分。

まだ夜になってないんですよ、、まだこれからコンポンチャム アット ナイトに、、、、、

つづく

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