元旦に猫が立てなくなった話
2025年元旦。
ニューイヤー駅伝が始まる前に、ランナーあるあるの西暦ラン(20.25km走る)をして帰宅。
お風呂に入って、部屋の掃除や食器の片付けなんかをしながら(悲しいかな家事に正月休みはnothing😭)猫たちのご飯を用意する。
我が家には3匹の猫がいるのだが、りりちゃん(♀16)がなかなかやってこない。
いつもなら1番にダッシュして足元で催促の頭突きをかましてくる頂き女子がいつまでたってもソファでくつろいでいるので、近くへ行ってみた。
…何かおかしいかも?
抱き上げてみると、下半身に力が入っておらずヘナヘナしている。
そっと床に立たせようとしたら、後脚が踏ん張れず、倒れ込んでしまう。
しばらく観察すると、麻痺して全く力が入らないというよりは自分の意思で思うように動かせてない感じという事が分かった。
足先を抓ると痛覚はある様子。
年齢的にも脳腫瘍系かなぁ、なんて思いつつも、子供達に「りりちゃんの尻尾を引っ張ったり、上に座ったり(よくソファに寝てるため)してないよね?」と聞くも「してない」と答える。
尿を自分で出せないとまずいので腹を触ってみたら、500円玉位の膀胱が触れて、ちょっとこれは様子見。
トイレに関しては自分で出せないようなら最悪圧迫排尿するしか、と思ってご飯をやるものの食欲がないようで食べない☠️
もしかして背中のどこかが痛い系?どちらにしろステロイド治療だろうな、それにしても何故に元旦🤦🏻♀️病院休みだよ…せっかくの年末年始休暇だったのに、こんなに仕事始めが待ち遠しい気持ちになるなんて🥺(動物病院勤務)
食事に関しては、好物の鳥むね肉を湯掻いたやつを手であげたら少し食べてくれて、出汁もピチャピチャ飲んでいた。
全く食べなかったら院長に連絡しようと思ってたけど、この調子なら食べるかな、なんて思っていると夕方頃に上半身の力だけでトイレへ向かっていたので、抱き上げてトイレに入れてあげると自力でおしっこをしていた。
その間もニューイヤーを観ながらちょくちょく食べさせる。
少しずつながらもいつもの量の半分くらいを食べさせることができた👍🏻
何とこの日は私が夕方お風呂に入っている間にトイレでうんちもしていた!
どうやってトイレに入ったんだろう…(10cmくらい高さがある)
流石に自力ではトイレから出られなかったようで、出る時は私のサポートが必要だったけれど、これなら何とかやれそうだ。
2日、3日も箱根駅伝を観ながら同じような感じ。
しかし徐々に身体を起こしたり、何ならフラつきながら歩いてご飯の所に向かったりするようになってきた。
4日には高さ30cm位のソファにジャンプするように(まだフラつきあり)
もともと高齢なので寝てる時間が長いけれど、必要最低限の動きが7割くらいできるようになってきた。
5日、明日から仕事。
早く仕事へ行きたい(天変地異が起こる発言)
6日、仕事始め。
猫と一緒に出勤した。
ちなみにペットは電車料金290円(手荷物扱い)
私の運賃より高いのね👸
年明けだったので診察が途切れず、りりちゃんには患者さん達から見えない場所でキャリーの中で待機してもらった。
たまに近くを通るとメッシュの部分からこちらを見ている。
目が合うと「ンマー」とウィスパーボイスで鳴いていた(𝐟𝐨𝐫𝐞𝐯𝐞𝐫 𝓛𝓸𝓿𝓮..)
骨盤骨折の猫とかイカつい診察もありつつ、最後院長にりりちゃんを診てもらう。
👨🏻⚕️「馬尾(症候群)っぽいかも、子供に踏まれたんじゃない?」
私もそんな気がしてる😭
この感じならかなり回復するはず、とお墨付きをもらって気持ちがめちゃくちゃ楽になった!
自分でも信じられないんだけど、りりちゃんが歩けなくなってから、私の安静時心拍数が10近く高くなっていたのだけれど、今日見てみたら何と元に戻っていた😳
そんなに私にとってもストレスだったんだなぁ😭
早く回復するように投薬頑張ろうね。