『生まれたよ ぼく』

日本共産党全国女性後援会決起集会で講演した吉良よし子さんが最後に読んでくれた詩。涙が出ました。

谷川俊太郎さんの『生まれたよ ぼく』 

 生まれたよ ぼく
 やっとここにやってきた
 まだ眼は開いてないけど
 まだ耳も聞こえてないけど
 ぼくは知ってる
 ここがどんなにすばらしいところか

 だから邪魔しないでください
 ぼくが笑うのを ぼくが泣くのを
 ぼくが幸せになるのを

 いつかぼくが
 ここから出て行くときのために
 いまからぼくは遺言する
 山はいつまでも高くそびえていてほしい
 海はいつまでも深くたたえていてほしい
 空はいつまでも青く澄んでいてほしい

 そして人はここにやってきた日のことを
 忘れずにいてほしい

『だから邪魔しないでください』
邪魔をしているのは誰でしょう。
子どもが子どもでいることを、私が私でいることを
邪魔しているのは誰でしょう。
日本共産党が目指す社会は「人間の自由で全面的な発展」がはかられる社会
『だから邪魔しないでください』