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こちらもブログ記事からの転載です。
計算や情報間違ってたら目いっぱい教えて!
運命論ではまったくない、ちょっと乾いた文章です。
タイトルはわたしとあなたが地球上で出会う確率(平均(だいたい))です。数学的な語法は気にしないで。
5023杼(じょ)6500垓(がい)分の1。
1.99058454 × 10^-28
グーグル電卓すげえ。
もうテラとかペタとかの話じゃないです。
同じ駅を使うひととローマ法王とは会う確率はちゃうんで
割と適当ですがそんなのこの際どうでもいい。
で、この確率(だから数学的に厳密な言葉遣いをしてはないよ(ごめんわたし数学が壊滅的にバカ))で遭遇した両者なんだけど、 これは毎日毎日、バス停や歩道、雑居ビルの同じ給湯室や吉野家マックにスタバなんかで出会ってるから、毎日毎日駅で会ってるAさんがB君と結ばれたとしても、毎日毎日同じ給湯室使うC君との出会いも同じく、本来は天文学的な数字のものなんよ。
なんでよりによって同じ駅? 同じ給湯室? 何らかの連絡手段があり、当人同士に何らかの思いがあって、北極と南極が引き寄せあうくらいの磁力があって。
ひとが一生涯に何人と出会うかなんて知らんし、65億人のうち99.99...%のひととは会うことすらないんで場の数が限られる。と、思う。
わたしとあなたがここで出会ったことに感謝、は大げさとは思うし、 キセキとかもロマンスもヘチマもない、ただの偶然。ええそうただのまぐれ当たり。ガチャで引くあまたのNが、本当は引かれるべくして引かれたのなら、
あなたに会えて、人生が変容しました。
いま自分がここに立っていることがいかに珍奇で、
どえらい偶然が重なって、
邂逅までこぎつけた。
嫌な偶然も快い偶然も、複雑系のようにカオスに絡まり、出会えた。
わたしがあなたに伝えるべきもんや、伝えられるもんは本当に少ないかもしれない。人はの一生涯で何人のひとに会うだろう? 千? 万? 十万? 百万?
会うけどおおかた烏合の衆。小さじ1杯レベルの応援や励ましや、下らないリップサービスより、
『レシートへ硬貨を載せる 客の掌にわれの冷たき掌が触れぬよう』(沼尻つた子『歌壇』2012・2)の方が、
よほどありがたいのかもね。
だけど、おれはレジ打ちじゃない。あなたに出会った事を、ずっとずっと、ずーっと大切にして、常に意識して、
「おはよう」といおう。おはおは。