長期休業明けの提出物処理を1時間で終わらせる方法
私の勤務する学校では,冬休みが明けて今日から子供達が登校してきました。
以前,夏休みや冬休み明けに子供達が提出してくる宿題や課題の処理が苦手で,結局学期末まで保管し続けたこともありました。
そんなズボラな私ですが,Twitterで様々な方のやり方を知ることができ,自分なりに改善しながら,そうならないための方法を模索してきました。
備忘録として,書いておきます。
よろしければ参考にされてください。
これができると,登校日の放課後はゆったりコーヒー飲みながら所見が書けます。笑
①名簿を準備する
事前に,学級の名簿を1枚準備しておきます。
全員の名前と,提出物の数だけ罫線があるものが必要です。
(罫線ありの名簿は年度始めに大量に印刷しておくことをお勧めします)
②名簿に提出物の種類を記載しておく
提出物の種類をあらかじめ名簿に記載しておきます。
③集める時に子供達に与える課題を用意
集めるときは,名簿順に読んで物を集めますが,その間待っている子供達は暇になります。
なので,待っている間に子供達が楽しめる課題を用意しておきます。
ちなみに,今回はオリジナルのすごろくを用意して,与えました。
楽しそうに盛り上がっていました。
④提出すべき物を板書して全て用意させておく
言うより,書いた方が楽です。
「これとこれとこれを机の上に準備しておけよー」って。
⑤名簿順に一人ずつ提出物を全て持ってこさせる
名簿1番から,順に一人ずつ全ての提出物を持って担任のところに来させます。
⑥名簿にチェックしながら,ワーク類をパラパラと確認する
子供が出した物をすぐに名簿にチェックしていきます。
チェックしながら,生活表やワークをパラパラめくって確認していきます。
ここで,「まる付けが1箇所してないよ」とかこだわる必要はありません。
あくまでも「パラパラ」と見て,頑張ったことを褒めるだけにしておきましょう。
⑦花丸を付けながら会話をする
生活表やワークを見ながら,
「難しい問題あった?」
とか,
「お餅何個食べた?」
とか,
「腹筋何回した?」
などと子供達が書いた内容に合わせて会話をします。
後で赤ペンでコメント書くよりよっぽど楽しいし,子供も満足します。
会話しながら,「頑張ったね!」と伝えてその場で花丸を書きます。
これも,子供達は喜びます。
⑧花丸を付けたワーク類を返してシールを選ばせる
小学生はシールが大好きです。
花丸をつけたワーク類をすぐにその場で返して,
「そこにあるシールから好きなの選んで貼っていいよ」
と言っておきます。
「先生,ワークに貼らなくてもいいですか?」
と聞いてくる子には,
「もらうだけでもいいよー。好きなところに貼りなー」
と言っておきましょう。
ここで大事なのは,「教員が貼らない」ということです。
シールを台紙から剥がして貼る作業って,結構な時間がかかります。
ある程度たくさんの種類のシールを用意しておいて,子供自身に選ばせるほうが楽だし時間もかかりません。
放課後にワークにシールを貼る作業時間を削りましょう。
⑨返却しないものを処理する
子供達から一通り集め終わり,ワーク類も返し終わったら,返却せずに処理する(作品を出品するなど)ものも整理しておきましょう。
放課後に山積みになった課題の山を見ると,げんなりしますよね。
この作業中も,子供達はすごろくに夢中です。
ありがとう,ありがとう。
以上,酒飲みながら書いてるのでうまくまとまりませんが。
私なりに現時点でたどりついた長期休業明けの提出物処理方法でした。
放課後に職員室の机にワークや生活表を山積みにしてチェックを始めるの,もうやめましょう。
読んでいただき,ありがとうございました。