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外航船員になるためには。[外航船員就活方法]
今回は外航船員になるためには、
就活、必要な資格、外航海運会社について書いていこうと思います。
外航船員志望の学生の参考になれば幸いです。
外航船員になるために必要な資格
外航海運会社の種類
どう就活を展開していけば良いのか?
1. 外航船員になるために必要な資格
一般的な外航海運会社では入社時に下記の採用条件があります。
➀三級海技士
➁二級海技士 筆記試験合格
➂第三級海上無線通信士(航海士のみ)
➃衛生管理者適任証書(船舶衛生管理に関する講義のある教育機関の卒業生に限る)
➄TOEIC(必須ではない)
➀三級海技士
三級船舶職員養成課程を修了すれば、三級海技士の口述試験の受験資格が得られ、口述試験に合格すれば三級海技士になれます。
学校卒業直後の口述試験は少し甘めなので、そんなに気にする必要はありません。つまり学校を卒業すればOK!ということです。
三級船舶職員養成課程があるのは、
東京海洋大学、神戸大学、水産大学校、商船高専、海技大学校海技専攻課程
となっています。この学校のどれかを卒業すればOKです。
ちなみに三級海技士の口述試験に落ちた場合どうなるか、、、ですが
当然、採用条件を満たさないことになるので、内定取り消しということも考えられます。
内定取り消しとする会社もあれば、いったん休職扱いとして次の口述試験で合格すれば、入社させてくれる会社もあります。
ここで具体的な会社名を出すのは避けます。
➁二級海技士 筆記試験合格
これは自ら受験申請して、筆記試験を受験する必要があります。
筆記試験は航海であれば、「航海」、「法規」、「運用」、「英語」
機関であれば、「機関1」、「機関2」、「機関3」、「執務」があり、
この四科目に全て合格して、筆記試験合格となります。
筆記試験は毎年、2月、4月、7月、10月の4回実施されています。
頑張って勉強して、就職活動開始までに合格しておくことが望ましいです。
就職活動時に二級海技士 筆記試験に合格していなくても、外航海運会社に内定した方も知っていますが、合格していないと就活は少し、厳しくなると思います。
また、筆記試験に合格しておくとその人の自信につながるし、船員になるというやる気を企業の人事担当者に見せることができるため大事だと思います。
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