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今年度のケアマネ試験、合格率が急上昇 20年ぶりの30%台 合格者急増=速報値・・・という記事の紹介です。

10月13日に実施された今年度の介護支援専門員実務研修受講試験(第27回)の合格者が25日に発表された。【Joint編集部】

47都道府県の報告をJoint編集部が独自に集計したところ、今回は受験した5万3701人のうち、1万7228人が合格。合格率は32.1%で、前回を11.1ポイント上回る急上昇となった(*)。


* 集計は25日時点の速報値。今後変動する可能性あり。

JOINT

ケアマネが増えるのは良い事なんですけど、合格率が急にこんなに上昇して本当に大丈夫かなぁ・・・。

試験簡単にしたの?
・・・だとすると、ケアマネという資格自体の価値が下がるような気がするんですけど・・・。

ケアマネ不足だから?

だとしてもですよ、ケアマネ受験受ける人って現場の介護職が多いはずなんですよ。

ケアマネ合格→ケアマネします→現場で人手不足・・・。

こういう状況はずっと以前から発生しているんですけど、そこらへん大丈夫なんでしょうかね。

個人的には、ケアマネという資格自体の価値が下がりそうな所が危ういなぁと思ってますけど、これもしかして・・・、ケアマネ講習を無くさないための作戦だとしたら悪質ですよ。

JOINT

受験要件を厳しくした頃の合格者数に近づいた感じですけど、単純に受験生の知識レベルがアップして合格率が向上していればいいんですけどね。

ケアマネについては、今後はその役割の強化や知識の強化が求められているので、医療的な知識にも精通したマネジメントが求められるようになっていくのは確実なので、基礎的な知識がこれまでの基準以下のレベルで合格者が増えている場合、困るのは現場で指導する上司や先輩だし、本人も実際の現場に出た時に他職種との連携や相談業務を行う際にかなりしんどい思いをするようになる気がして心配です。

今回の合格率は、過去27回で上から5番目にあたる高水準。30%台は2004年度以来で、実に20年ぶりとなる。

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グラフで見るとわかりやすいですけど、一気に急上昇してますよ。

はたしてどんな感じになるんだろ、これから。

合格率が急上昇した結果、合格者数が大幅に増加した。

今回は受験者数が減ったものの、合格者数は前回より5384人多くなった。1万7千人超の合格者数は、受験要件が厳格化された2018年度より前と比べても遜色のない規模。

都道府県ごとの合格率で最も高かったのは、39.4%の愛知県。次いで36.8%の京都府、36.6%の埼玉県と続いた。

JOINT

合格者数で論じるよりも、合格率がなんで上昇したのか問題にした方がよさそうですけどね。

試験を急に簡単にするとは思えないんですけど、合格できるラインを引き下げたのかなぁ。
いや、単純にみんなテストの点が良かったのだろうとは思うんですけど。

淑徳大学・総合福祉学部の結城康博教授は合格率の変動について、「今回は試験内容が以前と比べて優しかった。ケアマネジャー不足が深刻化していることも踏まえ、国はハードルを下げて合格率を上げたのではないか」と指摘。「受験要件を厳格化したり試験内容を優しくしたりと、国の施策が迷走している。人材の確保や資質の担保などに向けて、改めて方向性を整理すべき」と述べた。

JOINT

えー・・・まじか。

試験内容が以前と比べて優しかった・・・って。
確実にハードル下げてきましたね。

質を問題視して更新研修など義務化していて、その更新研修の金銭的時間的な負担がケアマネ業務を圧迫している事も問題になって、ケアマネ更新研修を廃止する公約を掲げた政党が議席を伸ばす結果になってましたけど、どうするつもりなんだろ。

今までのように厳しい合格率の狭き門を通り過ぎてきたケアマネなら自己研鑽もするだろうと思うんですけど、ハードルが引き下がれば自己研鑽しない・できない人の割合も高くなるんじゃないかなぁ。

ケアマネについては、本当にこれからどうするのかちゃんと見通しつけて決めて制度を整えないと、結局問題を先延ばしにするだけで現場での課題や問題が増えるだけだと思うんですけどね。

確実に、そんな事も知らないの?出来ないの?そこから指導するの?というケースが現場で増えると思いますけど、そのあたり大丈夫でしょうかね。

これで教え方が悪いとか指導力がないとか言われたら悲惨ですよ。

まぁしかし、とにもかくにも、ケアマネ合格した皆さん、おめでとうございます!

どの資格もそうなんですけど、資格取ってからが勝負なので、いろいろ大変なこともあるとは思いますが、その資格の価値を上げたり下げたり出来るのも資格持ってる当事者しかできないので、専門性高めていってほしいなと思いました。

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