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最近ですが、ツイッターでカルピス話題が流れてきて、その内容でびっくりしたので記事にしようと思いました。

腸内環境が改善する事で、様々な良いことがある事を学びましたので、それ以降、乳酸菌飲料を意識的に購入するようにしてきました。

ヤクルト、ピルクル、カルピスなどなど。

乳酸菌が1億個!とか言われてもどの程度の効果があるのかはあまり伝わってきませんが、なんでしょうね、数が多い方がなんか強そうで勝ってしまいますね。

おかげさまで体調はいい感じです。

そんなわけで、ヤクルトとかも調べてみようと思いましたが、カルピスが気になって仕方ないのでまずはカルピスから見ていきましょう。

1919(大正8)年、日本初の乳酸菌飲料として誕生した「カルピス」。
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103年も前に誕生していたなんてびっくりしました。
終戦後の商品だと勝手に思ってました、すみません。
しかも日本初の乳酸菌飲料だったんですね、こちらもヤクルトかと思ってました。カルピスさん、本当に申し訳ありません。

「カルピス」は、乳酸菌と酵母が共生する「カルピス菌」の発酵から生まれる。「カルピス菌」は、海雲が酸乳を研究する中で偶然発見したもの。再び同じものを発見することは不可能といっていい。そこで「カルピス」は創業以来100年間、海雲が発見した「カルピス菌」の発酵液を継ぎ足してつくり続けられている。
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カルピス菌というのがあるのもびっくりですが、何より驚いたのが、継ぎ足して作られているという事で、それがなくなったらもう作れないという事です。
この内容がツイッターで流れてきて、まじか!とびっくりしたんです。

「『カルピス菌』がなくなってしまえば『カルピス』はつくれません。社内には万が一に備えて保管もしていますが、その場所を知っているのはごく限られた社員のみです」(アサヒ飲料マーケティング二部佐々木健さん)
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万が一の保管場所は限られた社員しか知らないとかも何だかすごいですよね。

日本に根ざす発酵文化を広め、次代へつなぐこと。「日本には、地形や気候などが育んだその土地ならではのさまざまな発酵食品がありますが、受け継がれるものがある一方で、途絶えたり、誤解されていたりするものもあると思います。誰もが知っている『カルピス』が入り口となることで発酵文化の素晴らしさに気づき、地元に誇りをもつきっかけが生まれることを願っています」(佐々木さん)
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日本の食生活に発酵食品は欠かせないものなので、こういう理念があるのも素敵だと思いましたし、その理念が自社のみの利益ではなく、社会全体をよくしたいという内容なのがいいですね。

記事では、カルピスの制作過程も紹介されているのも面白かったです。

モンゴルの発酵食品が元になっていたカルピスですが、創業者の熱い想いが一つの商品を作り上げて、その上100年以上も継ぎ足し継ぎ足しで流通しているのは本当にすごいなぁ、と思いました。

初恋の味という宣伝のエピソードも創業者は反対してたし、創業者はカルピルという名称にしたかったらしいんのですが、どちらも反対を受け、その理由が合理的だったので創業者も了承して上手く行った話も非常に勉強になりました。
きっと、カルピスが世に出る事を第一に考えていたので、自分の発想にこだわる事がよくないという判断も出来たんだと思います。

久しぶりにカルピス買おうと思います。
最近は仕上がってるカルピスに慣れてましたが、原液を薄める昔ながらのカルピスが飲みたくなりました。



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