SOMPOケア・鷲見社長、外国人の訪問介護の解禁を評価 実際の制度活用に意欲・・・という記事の紹介です。

SOMPOケアの鷲見隆充代表取締役社長 CEOは介護ニュースJointのインタビューに応じ、訪問介護のホームヘルパーを外国人が担うことを可能とする規制緩和について、「非常にありがたい。良いこと」と評価した。【Joint編集部】

JOINT

外国人ヘルパーの誕生日も秒読み段階ですね。
本当に外国人の介護職の方が望んで訪問介護の仕事をしたいというのであれば歓迎なんですけど、業界最大手の企業には、どうにかして日本人の訪問介護職員の育成と処遇改善に全力で取り組んで欲しかったので、結局外国人労働者を安い賃金で働かせる方向で考えてるんじゃないかと勘繰ってしまいます。

鷲見社長はインタビューで、「実際に門戸を開いてくれれば、外国人に訪問介護で活躍して頂くことも提案していきたい。本人の同意が前提」と表明。

JOINT

普通に考えたら日本人の介護職にも既に希望を聞いて同意が得られないので外国人に・・・という流れなんだと思うんですけど、日本人介護職に提案した時に、どこまで処遇改善するかとかの提案とかちゃんとしたの?って思います。
訪問介護の処遇改善加算は他の事業より改善率が高い設定なので、施設の職員よりも高い処遇の提案も不可能ではない状況ですが、民間だし利益をこれまで通りの比率で出そうと思うと引き続き安い労働力が必要です。

ヘルパーの平均給与は他の事業よりも低いので、他の事業より利益率が高かったにも関わらずヘルパーの処遇(ヘルパーの仕事への評価・価値)を利益優先で高めてこなかったのも事実なので、そういうのを最大手の企業には変えて欲しかったんですけど、そうはならない感じですね。

「そうした取り組みをしないと、人材不足で訪問介護のご利用者様を支えられなくなる。まずは施設などで働いて頂き、もし可能なら訪問介護もといったことを想定している」と語った。

JOINT

小さい事業所には難しいですけど、大企業なら訪問介護で働く日本人介護職の処遇をグッと高めて魅力アップとかの取り組みだってできると思うんですけどね。
全国展開でヘルパーも運営している最大手の企業が、現状のヘルパー不足についてなんだか他人事のように言ってるのは違和感あります。

今年度の介護報酬改定で訪問介護の基本報酬を引き下げられたことについては、「うちもかなり厳しい」と述べた。

JOINT

これだけの規模の会社になるとそんなに厳しいとは思えないんですけど、それもあって保険外に力をいれる話もしてるのかなぁ。

SOMPOケアは訪問介護だけでなく、各サービスの担い手となる外国人の採用の強化を図る計画。今月からはインドの政府系機関と、介護人材の教育や受け入れに関する協業を開始した。

JOINT

これから言うほど外国人か日本で働きたいとか思うのかなぁ、とずっと疑問なんですよね。
インドだって経済発展してて、日本のように下り坂で落ち目の国に行きたいなんて思うのだろうか。

海外で働きたいって思う動機って、自国より高い水準で働きたいってなると思うんですけど。

やっぱり経済発展してて日本より格上になってるじゃないですか。

インドにいた方が良さそうな気がする。

だいたい外国人を受け入れる際に色んな中間業者が挟まってて、それも疑問なんですよね。中抜きシステムが出来上がってるのが外国人介護労働者なんじゃないの?って思ったり。知らんけど。

鷲見社長はインタビューで、外国人の受け入れを人材確保の重点施策の1つとして取り上げ、「施設などのご利用者様には既に外国人を自然に受け入れて頂いており、職員もしっかりと受け入れている」との認識を示した。

JOINT

日本人ですら自宅への訪問を敬遠して訪問介護で働きなくない、現状の給与水準なら働きたくない、というレベルだから成り手がない状況なので、まずそこ改善してからの話しじゃないかなぁと思ったり。

この議論を聞いてると、日本人が上、外国人が下、みたいな感じをどうしても感じてしまうので何だか嫌なんですよね。
先にやる事やり切ってからの話ではないか?と思います。
いずれにしても人手不足にはなるので、訪問介護だけが足りないわけでもないので、システムやオペレーション、利益の出し方とかもデザインし直す必要があると思うので、いつまでも今まで通りやろうと思って外国人とか考えとるならダメだろうな、と思いました。

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