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「今すぐ対処して」苦情すでに800件…生活道路排雪 の現実 のしかかる“人手不足” 札幌市・・・という記事の紹介です。
今日は、毎月の定例会議と研修と、職員さんの個別研修をした後に、みんなで事務所でタコパ―でした。
久しぶりに食べるアツアツのたこ焼き最高でした。
もうすぐ介護現場経験が1年になる実務者研修修了した新人さんに、プロ意識と視座の高さについての個別研修も、ベテランサ責のプロ意識の話など聞かせてもらっていい感じでした。
定例の研修は、ハラスメントの研修でしたが、いやぁ今時は何でもハラスメントになるんですよねぇ、びっくりするくらいハラスメントの種類があってびっくり。
新人さんに、Lineとかのメッセージで語尾に 。 を付けているけど、あれってもしかして怖い?って聞いた所、そんな事ないです、という返事でホッと安心しました。
互いに配慮が必要で、それって普通に考えたら当たり前のことで、コミュニケーション不足の状況が生んでしまっている弊害なのかもしれないなぁ・・・なんて思いながら講義を受けました。
さて、タコパ―後にみんなが帰った事務所で粛々と書類整理とか月末の仕事とかしているとすごく眠くなってウトウトしていましたが、今日は人手不足に関するこちらの記事の紹介です。
除排雪について市民から寄せられる苦情や要望です。
(苦情の声)「なんで除雪出てないんだ。家の前に雪を置いておかれる。今すぐ対処してくれ」
「降ったらら結構午前中鳴りっぱなしというのもありますし。すぐ対応できないこともあるので、そこはお伝えしながら気を使いながらやるという感じですかね」
2023年12月から、2024年2月16日現在の苦情・要望件数は、およそ800件にのぼります。
記事の前半は、札幌市の除雪の現場の内容や声が掲載されているので興味があれば是非参照してみてください。
除雪が入るのと入らないのとでは本当に全然違うので、本当なら迅速に除雪が入ってくれれば安全だし日常生活への支障も最小限なんですけど、どうかんがえても人手不足がこれから深刻化していく中で、特に北海道は札幌市以外は全域で少子高齢化人口減少が加速していく傾向ですので、北海道内で一極集中して人口が流出していく地域である札幌市で除雪の人手不足が深刻になっているというニュースは、本当に深刻だと思います。
やはりどう考えても今まで通りの公共サービスが今まで通りに提供されると思ってしまう方が違和感ありますね。
もうどうしようもないでしょう。
(館岡さん)「厳しいご意見をいただくことも多いんですけども、なかなか除雪体制も限られた人間と重機でやっておりますので、すぐ対応してほしいという要望があっても、なかなか対応しきれてない現状も実際はありますね」
10年で約2割減少…深刻な人手不足
ちなみに北海道では、同じ札幌市内のバスの運転手不足でバスのダイヤがかなり減少して市民生活に影響が出ているニュースが連日流れています。
介護業界も同じように人手不足は深刻ですから、どこまで無理が出来るかというのはかなりデリケートな問題になっていきそうです。
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STVニュースより抜粋
除雪業者さんの残業の割合のグラフですけど、45時間以上の方が4割以上って事ですので、本当に人がいないから今いる人でなんとかしている状況ですけど、これからどんどん残された現場の人にしわ寄せが行く構図にしからないないのは介護業界も同じなので、なんだか他産業の話ですけど自分事のように心配になってしまいます。
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STVニュースより抜粋
見事な右肩下がりです・・・。
・・・が、おそらくこれからはどの業界も同じ傾向とは思います。
排雪作業を担当する井上さん、
午前6時過ぎに出社すると、欠かさず行うのは重機のエンジンオイルを確認するなど、細かな点検です。
(井上さん)「毎日してます。壊れたらダメなんで」
ほっと一息つく時間も重機の中で。
昼ごはんも合間をみて口にする程度です。
(井上さん)「1時間取れないときもあるんで、ぎりぎりまで積んだり。そのために重機の中で食べてちょっと休みたい感じですね」
昼休みは3、40分程度。
(井上さん)「普通に帰ってきても、また夜あるからって次の日も帰ってこないみたいな。きついです。本音は寝たいです。『すごい助かります。こんなに広くなって綺麗にしてもらって』っていってくれる方もいるんで。そういうときですね。やりがいを感じるのが。」
とりあえず記事の中から現場の声を紹介。
思いっきり労働基準法に抵触しそうな内容がありますが、おそらくまとまった昼休みが40分程度で、あとは小さな休憩を適時とれていると思います。
感謝の言葉を伝える事って本当に大事だなぁと改めて思いました。
やってもらって当たり前ではなく、みんなが互いに称えあえる社会になれば大変な状況でもなんとか前向きに明るくやっていけそうですね。
ただ、やはりこれからは、これまで当たり前に受けられていたサービスが当たり前ではなくなっていく状況だと思いますし、その状況は年々深刻になっていくと思います。
その中で、何を残して何を諦めるのか、そういうのをちゃんと考えておかないとギスギスした社会になっていきそうで怖いな、と思いました。
ちなみに、僕が一番怖いな・・・と思うのが、野生動物が人間のテリトリーにどんどん入ってきてしまう状況になっていきそうな不安です。
既に北海道だけでなく本州でも熊も目撃情報や被害が増加しています。
人間は自然の中では弱すぎるので、こうして人間社会を形成して自然界の弱肉強食と無慈悲という法則から逃れて生活していますが、地方からどんどん人が減って生活圏域が縮小していく中で山林に出入りする人も減少して野生動物の活動範囲がどんどん人間社会に近付いてきていると思います。
野生動物にとって、人間社会の中には食べ物がいっぱいなんですよね、人間も含めて。
ですので、個人的には、人間社会と自然界の境界をしっかり守る事に力を入れて欲しいと思ってはいるのですが・・・。
野生動物が堂々と人間社会の中に足を踏み入れるような状況になったら、それこそ安全な暮らしなんてなくなってしまうので、これから先、本当に人手不足になる時に、そういう境界線の管理や必要な対策をどのようにして担っていくかって事もちゃんと考えとかないと本当に危ないと思います。
北海道では、集団で移動する熊の集団が市街地近くで目撃されたりしていますので、本当に危ないと思っています。