海外でも人手不足のニュース。
今日は図書館で本をあれこれ眺めて吉川英治の三国志を手にとって読みました。
僕が初めて小説を読んだのが小学校6年生の頃で、この吉川英治の三国志でした。
もともと横山光輝の三国志(マンガ)を読んで面白かったので、もっと三国志の事を知りたくなって小説を読むきっかけになりました。
しかし、漫画と小説では難易度が段違いで、何度も挫折しながら読んだのを思い出しつつ、図書館でのんびりと本を手に取ってました。
本当はいろいろ調べ物したかったんですが、うっかり三国志に夢中になって気がついたら夕方でした。
さて、そんなわけで帰宅してからぼーっとネットニュースを見ていると気になる記事がありました。
欧州のホテル業界の話ですけど人手不足が深刻のようです。
日本の介護業界と似たような事や、何か対策のヒントになるような内容がないか見てみました。
コロナ禍が引き金のようですが、賃金を低いままにしてきたツケが回ってきた、というのは日本の産業全体にも言える事かもなぁ、と思いました。
特にその中でも低賃金と言われている介護業界は、既に30万人以上の規模で人手不足が叫ばれています。
これって既に介護業界では起こってると思います。
優秀なリーダー層が給与の高い他産業に転職しているのは実際に僕の周りでも事例がありますし、家庭を持っている男性職員の選択になりつつある感じがします。
面接だけで未経験者の適性を判断して採用して実践の中で育て上げる感じですね。
履歴書が不要な採用面接とかは日本でも多くなってると聞いた事がありますし、記事の状況よりもっと酷い状況が予想される介護業界も、差し迫った状況になれば、こういう採用があたりまえになるのでしょうか。
かなり差し迫った状況みたいですが、昔の介護現場の多くはこの6時間の研修もなく実地で仕事を学ぶ事があったりしてましたが、さすがに僕の管理下ではそんな事はさせませんけど、人手が足りないと言ってすぐ、ろくに指導も育成もできないチームに入れてすぐに退職してしまうケースは結構な割合で発生しているように思います。
育成できるリーダーが配置出来ている前提の対応だと思います。
この二つの指摘は日本の状況にも当てはまりますね。
既に人手不足が深刻な介護業界ですが、全産業で人手不足になる中で、少なくとも賃金と育成の課題が解決できなければどうにもならないのかなぁ、と思いました。