通所介護の入浴介助加算、新要件の研修の形式や頻度は? 厚労省が解釈を通知・・・という記事の紹介です。
今日は朝から晩までフル回転でした。
8件(掃除+ゴミ出し、起床+更衣+朝食+服薬+デイ送り出し、買い物代行+掃除、掃除+見守り体調確認、掃除+見守り体調確認、買い物代行+服薬確認、調理、掃除+見守り体調確認)の訪問だったので、さすがに事務仕事はできませんでしたが、充実した一日でした。
現場の仕事以外やりたくねー病が発症しました。
さて、気分を変えて今日はこちらのニュースです。
ヘルパーの変更内容を優先して頭にいれていたので、デイサービスのコレ、すっかり忘れてましたけど、本当にやるんだ!って感想です。
いまさら入浴介助の基礎的な知識や技術を習得する研修をしなさい、という事なんでしょうけど・・・これデイサービスの職員をバカにしているように聞こえるのは僕だけでしょうか・・・。
デイサービスの入浴介助ですが、介護保険制度が始まって以降ずっとやってきたわけですよね。24年たって今導入する要件なんでしょうか。
デイサービスの入浴介助って2024年度から新しく始まるんでしたっけ?
・・・何かデイサービスの入浴介助で大きな事故とかありましたっけ?
日々職員が現場で実践したり指導したりしている内容っていったい何なんだろう・・・。
僕が今でもデイサービスの管理者だったらかなり腹が立ちますね。
研修自体の組み立ては簡単ですけど、それでも日程調整、既にある年間研修計画の変更や資料作成、証拠として必要なので感想文などの準備や回収など、地味に仕事増えるんですよね。
QA以上の規定は設けないとの事なので、年に1回くらい、内部と外部どっちでもいいので研修しときなさいよ、という事のようですが、ざっくりしすぎて逆にどうしたらいいの?って感じにってそう。
QAも見てみましたが、本当にコレ以外には入浴介助加算①についての内容はありませんでした。
この研修、どういう意図だったかなぁと思って調べてみました。
入浴介助の研修をしている事業所が少ないからダメだ、という事らしいです。なら最初に入浴加算作った時から研修実施を要件にしとけよ、と思いました。なんでこんな20年以上も経過してからこういう事するんだろう。
日本介護福祉士会と日本医師会が後押しし、老人福祉施設協議会はやるんなら単価アップしないと無理だ、と意見しています。
これは業界団体が後押しした形になっているので何とも言えませんね。
実際、研修がどんどん増えて本当に大変ですよ。やるからには良い研修にしたいから準備段階での労力も増えるし、良い研修を少しでも多くの職員に受講してほしいから現場職員の負担増(サービス提供時間内で研修ができるほど余裕ってもうないでしょうから、ほとんど残業ですよ)になりますから、どう考えても質の向上と引き換えに自分で自分の首絞めてるんですよね。
それに、基本的な入浴に関する知識や技術って、僕は専門学校卒業生なんですけど、授業でやるし試験とかに出てきましたし、実習とかでも評価された気がするんですけどねぇ。
定期的に知識や技術をアップデートするのは重要だし意義はあると思いますけど、それって国や厚労省から言われて無理やりやらされるような性質の物なのかなぁ・・・。
いろいろ疑問がわいてしまう内容でした。