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Julia
2020年6月20日 18:34
彼は彼女の質問にこう答える。「それはないね。」彼女の質問はこうだ。「ねえ、こういう感じから好きになることってある?」服も着ないまま、二人はこういう会話を紡ぎ出す。彼女は安堵する。彼はそれを見て思う。そんな事、重要?と。ドアを閉じればそこにはその空間が出来上がるし、ドアを開ければそれぞれの日々の現実に戻るだけ。彼も彼女もそういう関係を好んでいる。彼は知っている。