駄文。 このモヤモヤの正体
やりたいことがないっていうのは嘘だ。
本当はいっぱいある。
でも今の自分からしたら到底届かないぐらい高いところにそれらがあるから、できないという意味でのやりたいことからは除外しているだけだ。
だって憧れの人と付き合いたいだろ?
人はすぐに願いは叶えてくれるものに飛びつく。
それがどんなに小さな希望だったとしてもだ。
その典型例がYouTubeやゲームだ。
見たいって思ったらすぐ見れる。
この思い立ってから実現するまでスピード感が誰もがハマってしまう要因だ。
九十五パーセントの世の中の人間はこのスピード感やお手軽感に浸水してしまう。
でもどこかのタイミングで気付くんだ。
こんなに願いを叶えてもらってるのに全く実生活が良くなっていかないと。
そこで一つ考えたことがある。
手の届かないほど高いところにあるやりたいことと現状の自分までをレールで繋いであげる。
そうすれば実生活を変えるための願いが叶うことをイメージできる。
そうすることで今の行動をより意味のあるものに価値変換できる。
そしたらそれが、YouTubeという名のシェンロンにも負けない、ポルンガのようになるんじゃないのか。
目の前には二つの道がある。
一つは今すぐに願いを叶えてくれるけど実生活は良くならないどころか、悪化するとわかっている道。
もう一つは今すぐに叶いを願いを叶えてくれる訳でも無く、確実に願いに届くかどうかは分からないがその可能性のある道。
どちらを選ぶのも自由である。
最近知った心に残った言葉、
「逃げれば一つ進めば二つ」
逃げたら確実に安全は確保できる。
だが進めば、失敗か正解のどちらか、そして経験や逃げなかった自分への自信など、二つには収まらない程のものを得られる。
今の時代、失敗しても死ぬことはない。
何も選ばなくても安全は確保できてる。
だったらもう選ぶ道はひとつしかないだろう。
ここで終わればただの自己啓発本だ。
死ななければ何でもいいという考え方は今の自分の価値観からすれば合わないだろう。
死なないなんて当たり前の前提のこと。
人それぞれ死に値する事柄は変わってくるはず。
嫌われることに死を感じる人もいれば、プライドを傷つけられることや周りと比べて自分が下だと感じることに死を感じる人、様々いる。
学生のうちなんか特に進んだ事で失敗してしまえば居場所なんてなくなって世界からいらない存在だと言われている気もしてしまう。社会人でも同じ。
特に、今まで自分が社会の中でうまくやってきた方だと思っている人ほどそれは顕著だ。自分の手から過去に積み上げてきたものが離れることに恐怖を感じ、動けなくなってしまう。
多くの成功体験が自分を苦しめる材料になってしまうことだってある。
一度手にしてしまえばもう前のように戻ることはできなくなる。
それが人間の見栄というもの。
一度、生活水準をあげてしまえばもう前のような生活には戻れないのと同じように。
でも、それらのことって全て視野が狭いから起こりうるという結論に帰結する。
自分が生きている生活圏だけが世界なのだと思い込んでいるからなかなか動けないのだ。友達なんて本当はいらない。
誤解のないように言うと、
その程度で自分を軽蔑したり馬鹿にしてきたりする奴らとなんか仲良くするまでもないということだ。
友達なんていつかは会わなくなる。
小学生の頃に仲の良かった子達でさえ、今はもうほとんど会うことは無くなっている。
それなのにどうして、何が悲しくてその程度の仲の人達に合わせなきゃならないんだ。
自分の人生を合わせにいかなきゃならないんだ。
私は中学の頃、クラブチームでのけ者にされた経験がある。
その理由はサッカーが下手くそすぎて練習や試合の邪魔になっていたからだった。
しばらく練習には行かなかった。
それでも学校にはいつものように通えた。
家に帰ると母が話を聞いてくれた。
美味しくて温かいご飯を作ってくれた。
コーチたちも解決のために動いてくれた。
だから乗り越えられた。
大好きなサッカーをまた再開することができた。
自ら選んだ道だったけど
「進む方」
を選んだという感覚はなかった。
それでも私は確実に進んでいたのだ。
だからこそ生活スタイルは大幅に変わったし上手くいかないことにも出会った。
それでも失敗をしたとは一ミリも思っていない。
だってその経験があったからこそ大事なものに気付けたから。
だけど今私は他人の目を気にして生きてしまっている。
本当の意味での失敗をしようとしている。
できない理由を探している。
そんな自分を慰めている。
憧れの人達が生み出す、神器たち(娯楽の全て)に慰められている。
天国という名の蟻地獄に自らが飛び込もうとしてしまっているのだ。
ゆっくりでいい。
でも確実に、変わっていけばいい。
自分でも何が言いたいのかさっぱり分からない。
けどモヤモヤは、ゆっくりではあるが晴れて言ってる気がする。
全部ぶちまけて見えるようにしてしまえばモヤモヤも自然と居ないくなる。
結局は自分の思い込み次第だ。