最小の男と、最大の親子愛 映画『アントマン＆ワスプ:クアントマニア』
こんな人にオススメ
別世界を体感したい人
『アントマン』シリーズが好きな人
MCUフェーズ5を追う人
MCUフェーズ4はドラマも多くてなかなか追いきれていませんでした；；ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』は観れていないです... 追いつくのがどんどん難しくなっていくMCUですが、これからの展開に期待を抱けるフェーズ5のスタートになりました＾＾
あらすじ
「アベンジャーズ エンドゲーム」では量子世界を使ったタイムスリップの可能性に気づき、アベンジャーズとサノスの最終決戦に向けて重要な役割を果たしたアントマンことスコット・ラング。ある時、実験中の事故によりホープや娘のキャシーらとともに量子世界に引きずり込まれてしまったスコットは、誰も到達したことがなかった想像を超えたその世界で、あのサノスをも超越する、すべてを征服するという謎の男カーンと出会う。
圧巻の量子世界
冒頭とラスト以外のほとんどが量子世界の中で繰り広げられる今作では、CGやVFX等で映像がすごいことになっています... 40作近くあるMCU作品でも、未だに観たことのない世界に圧倒されました。強いて言えば『スター・ウォーズ』や『風の谷のナウシカ』の腐海に雰囲気は似ていた気がします。量子世界の住人や生物はオリジナリティに溢れていて、他の作品の何かに似ているというのはほぼ無かったと思います。中でも生きた建物？が絶妙にキモかわいかったです(^-^; ドラマでもいいので、量子世界をもっと掘り下げてほしいです... あとビル・マーレイにもっと出てほしかった...
ここから映画『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』のネタバレを含みます。ご注意下さい。
親子愛に感動できる...？
今までのアントマンはちょっとだけ頼りないイメージだったんですが、今作で一気にカッコよく、ヒーローっぽく見えました＾＾ 分裂したアントマンたちが娘のために団結するシーンは、何があっても娘を守るという意志が感じられました；； どんな選択をしても最後は娘を助けるところに行きつく、スコットの愛情に感動します… 一緒に観に行った友達は笑ったらしいですけど笑 全編通してシリアスなのか、笑ったらいいのか、泣いたらいいのか絶妙な空気感が漂う『アントマン』っぽさのあるMCUフェーズ5のスタートでした。
期待大な新ボス
トレーラーとドラマ『ロキ』でカーンのビジュアル自体は観れたんですが、観終わってみるとかなり訳ありなボスだった気がします... 演じるジョナサン・メジャースの哀愁のある表情も、サノスとはまた違ったタイプのヴィランになるんじゃないかと期待させてくれました＾＾ ポストクレジットでは違う衣装を着たカーンが大量にいました。別個体？のカーンが出る度に各衣装で撮影するとなると、大変そうです(^-^; これからどういう展開になるのか全然予想がつかないですが、フェーズ1のスタートを担当したアイアンマンのような結末にはならず、どこか気楽なアントマンのままでいてほしいです；；
最後に
アントマンらしい笑いと見せ場はありつつ、新ヴィランのカーンにも期待できる作品でした。約2時間で全員集合の決戦シーンもあり、満足感高めでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました！！
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