独自性の高い握りを供される「寿司あさ海」さん。
北九州小倉にある、お寿司屋さん。
通りから路地を入る。カウンター五席のスペシャルシート。
地の物を多く使用され独自性の高い鮨を供されております。
喉黒と細やかにされた槍烏賊。
鮃の肝和え。
濃厚な渡り蟹。
可愛らしい手水の器。
ピリッと黒七味が利いた、喉黒の蒸し寿司。
握りは喉黒から。濃厚な脂を刻み塩昆布が引き締める。
鮪の縁側、山葵おろしでさっぱり。
鯱握りの車海老、贅沢に海胆が乗る重層美。
シャリは甘味がしっかりとあり、穏やかな塩気と酸味。
香ばしい秋刀魚。
伊佐木、山葵おろし。
とろとろの槍烏賊、細やかな庖丁が入りシャリと絶妙に馴染む。余韻の長い濃厚な甘味。
赤海胆。
炙り魳、脂が溶け出す。
平貝、大胆に身にシャリが包まれる。歯応えも強く香りも爽やか。
太刀魚、ほろほろっと身が解れ脂が溶け出す。
爽やかに、めかぶの軍艦。
ガリもなく江戸前とは異なる一手間を表現される。