江戸前の原型をみる「神田笹鮨」さん。
東京神田にある、江戸前鮨のお店「神田笹鮨」さん。
初代は「江戸三鮨」与兵衛寿司で修行された、由緒ある系譜です。
棚には與兵衛、鮓の本が並ぶ。
改装され美しい趣を感じられる店内。
お決まり、にぎり上をお願いしました。メニューには、お好みの記載もあり心踊ります。
皿には、七貫と巻物。
紋甲烏賊、鱸、中トロ、赤身、車海老、穴子、玉子。鉄火巻きで一通り。
シャリは人肌程の温かさがあり、甘味も優しく付けられ解けていく。
追加でいただく。
新子、きりっと酸が滲み香り立つ。
鯵、きれっきれっの〆仕事。脱水され身が締まるも中から旨味と香りが込み上げる。
煮帆立、濃厚でコクのあるツメ。
蒸し鮑、食感は力強く、噛むと香りが高まる。
子持ち蝦蛄、ほろほろっと解れて香り立つ。
「〆もの」の魅力を伝える「神田笹鮨」さん。
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