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Rくん①


高校3年生?2年生?の時に知り合い、いまだに仲が続いている一個上の男の子のことを書く

Rくん(仮)との関係は、今となっては第三者から見たらただの3文字で表せるような薄っぺらいものです
ただのセフレ

でも私にとっては、出会いからいまの今までの間の思い出全てがキラキラして楽しい思い出ばかりだった


いつか縁が切れてしまうのもわかってる
それを乗り越えてしまえる強さが自分にもうあるということもわかっている
でも、もう思い出せないくらいどうでも良い存在になる前に、書き残しておきたいなとnoteアプリを入れてから書こうと思っていた思い出話の一つなので書きます

出会いは上にも書いた通り高校三年生?2年生?の頃、のいつだかは忘れた

その頃25歳の彼氏がいた。
そのひとの人物像について書くかどうかは未定、というか割とどうでもいいのでほぼ割愛します

児童養護施設にいても居心地が悪すぎて、苦しくて苦しくて、気持ちが休まることなんてなかったから頻繁に彼氏の家に入り浸っていた

ある時期から、彼氏との関係が冷えかけていて、ずっとつまんなかった日々が続いていた
喧嘩続きで何回やめてと言ったことでさえ次の日には忘れてるのか同じことをされる
それなのに性行為は求められる
傷つく、傷ついて怒りが爆発する
怒りは疲れる
もうウンザリだ
だけど児童養護施設に私の居場所なんかない
だからここにいるしかない、頼るしかない
100%冷めたわけではなく、やっぱり仲直りして他愛もない話をしていたり、じゃれたりしてる時は楽しくて幸せだと思う時間もある
だから縋っていた

今思えば高校生の女に手を出す社会人25歳なんて異常ですよね、でも
そんな異常な男に頼るしかあの時はなかったし
異常な男から与えられるなにかを愛情だと、優しさだと信じてやまなかったガキすぎた滑稽な私
高校生だから仕方ないと言えばそうなのかも

高1になってすぐ親から内緒で携帯を渡されてからすぐ携帯依存症になった私は、そんなストレスを抱えていくうちに無意識に携帯をいじる時間が無意識のうちにまた増えていった

その頃は今みたいにマチアプとか無かったんですよね

アプリにいる人と楽しくお話をして楽しい時間を過ごそう!みたいな謳い文句が書かれてあった変なアプリを入れた
そこで暇な時間色んな人とトークをしてた、暇つぶしと、承認欲求を満たすために

自撮りアイコンにすれば何十件もメッセージが来て、話し相手には困らない
彼氏が仕事から家に帰ってくるまでの間の暇つぶしや承認欲求の足しにはなった

出会い系サイトではない名目だから年齢確認はないけど、トークで隠語を使ってメッセージアプリに移動する、みたいな人たちがたくさん湧いてた
もちろん運営にバレたら垢BANされるけど、判定がゆるゆるすぎるから今のマチアプみたいな感覚で使ってる人が多かった
私は本気で出会いを探していなかったけど、チヤホヤしてくれる人を前にすると満更でもない気持ちになってたし、とにかくとにかく寂しくて飢えていて、カカオ交換した人が何人かいた
誰1人として続かなかったけど

Rくんもその中の1人だったんだけど、他の人とちょっとやりとりの感覚が違った

「今この音楽のジャンルにハマってて、そのジャンルの中の⚪︎⚪︎さんって人が好き!誰か同じ話題で話せないかなぁ〜」
みたいな事を掲示板欄に書いた私につられてトークに来てくれたRくんは、すでにその音楽界隈に長く居たらしくて
「その人とライブで会った事あるよ!ツーショットある!」
って言って⚪︎⚪︎さんの隣でニッコリしながらピースしてる写真が送られて来た

カッコいい!とか、イケメン!とか言われたいような匂いが一切なく、普通に会話を楽しんでくれているんだ

そしてなにより、カッコいい…orz

そこからたくさん話した、内容は忘れたけど、ずっと楽しかった
普通に優しくて明るい男の子だなと思った

ーああ、もうここから記憶が途切れ途切れで悔しいな
もっと早く執筆に取り掛かればよかったー


話がずっと弾んで、ねぇ!なんかさ!電話したいなー!ってどちらからともなくそんな話題になったのを覚えている

私は今もそうだけど自分に自信がなさすぎて自分からなにかを誘うということがとても苦手なため、Rくんから言ってくれた気がするな

そこから自然とメッセージアプリに移行した

メッセージのやり取りをダラダラと、でもテンポよく続けてくれたRくんからある日の19時ごろ、数分でもいいから電話したい!ってメッセージが送られてきた
このことは鮮明に覚えてる

そのやり取りをしてたのは彼氏の部屋で、彼氏がサブスクで歴史物の映画を見てて私を放置してた時だった

寂しくて寂しくて何かがしたかった私は二つ返事で
適当に彼氏に嘘をついて「友達から電話かかってきたからちょっと外で電話してくる!すぐ戻るね!」なんて嘘をついて
冬の寒い時期に彼氏のアパートの階段を降りた先でRくんと初めての電話をした

何を話したのか覚えてないんだよね
でも他愛もない話だった気がするんだ
えー緊張する!声聞けると思ってなかったー!寒くない?そっちはどう?私のとこまじで寒いよー!
みたいなさ

10〜20分程度の電話だったけど終わった時には心臓がバクバクだったことは覚えているwwwww

だって私には、中学生時代にも現役高校生の時にも、そんな経験したことがなかったから。

一個上のほぼ同年代の男の子に誘われて、わくわくしながら電話をかけて、笑いながら電話なんてしたことがなかった



初めての彼氏は10個上

それまでほとんど男と親密に関わったことなんてなかった
チャットアプリでたまたま知り合った、これまた色々すんごく捻じ曲がってしまった初めての彼氏
2回目のデートの時にネカフェに連れられて性行為手前みたいな、前戯みたいなふれあいをした
3回目のデートからは半年間くらいほぼずっとラブホテルで過ごすことになる
彼も完全なるロリコン精子脳害悪男ではない、可哀想な面がある
私の10個上だというのに童貞で、不登校引きこもりからの見かねた家族に戸塚にぶち込まれ目の前で罰則を受けてボロボロになった友達が冬に凍えながら死に

女との関わりをほとんど経験したこともなく、戸塚出た後は日雇い労働と休みの日は現実逃避としてのゲームに明け暮れる日々を繰り返す
今発達障害という言葉が世間から注目されているようだが、彼は10年前からその診断を受けていた、欠損しているところが多かった

そんな男にたまたま出会った、これまた同じような地獄の幼少期を過ごしてきた養護施設にいる私、まあまあお似合いっちゃお似合いだよね

この人の話も書くと脱線して長くなるからここで端折るけど、
しっかりした付き合いをした人はその男と、あといまの彼氏

そんだけ

この人の話もまあまあ濃い気もするし、初めての彼氏なので
かけたら書いていきたいな…
コンタクトを取れないこともないと思うので、書くとなったら頑張ってツテでなんとか話す時間を取り付け、当時のことを聞き書き起こしたものと記憶を照らし合わせながら書けたらいいな。

同年代の男の子といい雰囲気になったことは…うーん
オタクインキャ女キャラとして接したことがあるかなーくらい



そんな私にとって、Rくんはキラキラ輝いた宝石みたいな男の子だった
同じ学校にいたら見向きもされないヒエラルキーの人
なんでこんな男の子が私に構ってくれるんだろう?
きっと私の自撮り加工詐欺に騙されてるだけ
でも、嬉しい
こんなキラキラしてる男の子が騙されてるとはいえ私と対等に接してくれるなんて夢みたい

同年代の、今を楽しんでいる男の子ってこんな感じなんだ
そんなに毎日楽しかったら女の子だって周りにたくさんいるよね?なのに、こんなふうに優しく私に接してくれて、なんて性格が優しい人なんだろう
こんな趣味で、こんな日常を送っているんだ

関わっていてずっと驚いていた
未知の生命体に触れる感覚みたいな

そう思いながら接していた

そもそもLINEアプリでやり取りしてなかったから画面開くまで私から連絡来てるかどうかもわからない状態、あと、
Rくんは超絶陽キャ、リア充人間だったため、携帯を触る時間がとにかく少ない人種なのか
レスポンス自体が遅かった記憶がある

ある日、誤字だらけのメッセージが来て何かと思ったら
「友達と喧嘩をしたら携帯の画面が壊れて半分真っ黒になってて文字が打てない笑メッセージも所々読めないよー泣」
「だから誤字だらけだけど許して!笑」
「なんとかして携帯の修理出すからそれまで待ってて!!」

携帯の画面が壊れて半分真っ黒くなる…?どういうこと…?
縦に半分真っ黒くなってる?ならなんで文字打てるんだろう…?(普通に考えて横か画面の面積に対してほぼ半分くらいの割合で壊れてるって意味よね、当時の私にはそんな想像もできないくらい意味のわからない状況って感じだった)
とか思いながらも、心配の連絡と、直るの待ってるねの連絡をした

携帯の修理に出す時にアプリの履歴が消えるだかなんだかで、
怖いからLINE交換しない?っていう話になった
(LINEは電話番号紐付け機能があるためトーク履歴が消えてもその他の友達欄の復活はできるため)

そんなこんなでLINEの交換をしたのである
ここまできてやっとかよと思うかもしれないが、当時は本当に知らない人とのLINE交換はみんな怖くてしてなかったんだよね、みんなLINEの名前本名だし。
そんなはずないんだけどLINE交換したら相手は悪意あるハッカーとかそういう人で…ハッキングされたら…個人情報ばら撒かれたら…とかなんかそういう不安とかみんな持っててさ。懐かしいな

あのアプリからLINE交換までした人はじめてだぁ!
ってやり取りをしたのを覚えている
嬉しい、ドキドキ、って気持ちと、本当にこんなことあるんだ?!って純粋にびっくりした気持ちが混ざってたなぁ
相手もそんなようなメッセージを送ってくれてた気がする

そこからチマチマとだけどRくんとLINEでのやり取りが始まったのである。


書き起こしたら4,000文字越えててビビったので、続きは②で書くことにする
忘れてしまわないうちにたくさんたくさん書き遺したい
急がなくては


書けば書くほどRくんに対してクソデカ感情を抱いていたんだなとびっくりする
普通に気持ち悪いと思うし、読んでておもしろいとかときめいたり誰もせんだろうなと思う

てかマチアプが大流行してる今となっちゃありきたりな話なのかもなぁ

でも私にとってはね、ほんっとうに、こんな序盤の時からずっと、キラキラした思い出だったんだ
表現力なくてそれが書ききれないのが悔しいね

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