【復刻記事06】愛宮みるくと白雪みしろから見る新たなロールプレイングの可能性
この記事は、旧アカウントにて2020年9月30日に作成した記事を復刻したものです。
また、本記事では、VTuberの「中の人」や「前世」について言及しております。
そのような内容が不快な方がいらっしゃれば、ブラウザバックをお願い致します。
どうも。とある地方の大学院生です。
今回は犬山たまきさんが所属する「のリプロ」のライバーについて着目していきたいと思います。
Vtuberにおけるロールプレイング(RP)
まず、VTuberにおけるロールプレイング(略称:RP)について説明致します。
ほとんどのVTuberは、それぞれに生い立ち・年齢・性格・職業などの「設定」が与えられています。例えばキズナアイさんなら「天才AI」、ミライアカリさんなら「記憶喪失の少女」、宝鐘マリンさんなら「自称17歳の海賊コスプレ女」といった設定があります。その設定に沿って配信を行っていくことがVTuber界隈におけるRPです。いわゆる「ニコ生主」と配信形態がほぼ変わらなくなったVTuber界隈にとってはこのRPが物を言います。
しかし、中にはそのRPにボロが出て、中の人の性格が垣間見得る一面もあります。それはこの界隈ではご愛嬌ですし、前とキャラが違うことをネタにして活動するVTuberさえもいます。
それでは、「のりプロ」では、どのようなRPがされているのでしょうか。
「犬山たまき」「愛宮みるく」〜中の人が分かっている中でのRP〜
上記の通り、VTuberはRPをしてなんぼなので、あまり中の人の素性を明かさない傾向にあります。
しかし、犬山たまきさんと愛宮みるくさんは「中の人が分かりきった(あるいはバレてもいい)うえでRPをしている」という異例のVTuberなのです。
ここでは敢えて中の人については詳しく触れませんが、二人は、中の人を隠すことはせず、何なら愛宮みるくさんは中の人を匂わせようともしています(犬山たまきさんは同一人物説的なものをRPに含めているので微妙な立ち位置ですが…)。
VTuberの中の人がばれることは、捉え方によれば運営側にとってハイリスクであり、急にファンの熱が冷めて人気が下がったり、中の人が何かやらかしていたならば、それが原因で炎上したりと、マイナスな側面を持っています。
ですので、このようなネタは、「中の人がクリーンであること」や「中の人とのギャップが小さいこと」が絶対的条件です。今のところ、中の人関連で愛宮みるくさんが炎上しているという情報は聞いたことがありませんので、そのあたりはクリアしており、それほど運営の佃煮のりおさんは(犬山たまきさんと)愛宮みるくさんを信頼しているということが伺えます。
「白雪みしろ」〜VTuberトップクラスのRP〜
彼女は「バーチャルメイド」として活動しているのですが、RPがすごいんだワ。
佃煮のりおさんから「清楚の呪いをかけられた(清楚キャラを求められた)」と言われていましたが、未だにその清楚キャラが崩れることがありません。周りには遠慮なく下ネタを話す人が多くいるにもかかわらず…。もはや元から清楚。
さらに、白雪みしろさんが「幼馴染」「お嬢様」「お姉さん」などの役に扮してRP配信を行っていますが、どの役も高い演技力を誇っています。
(個人的にはヤンデレがオススメです…)
未だ清楚なイメージが崩れない白雪みしろさんの存在は、設定が崩れることがお約束になっていたVTuber界隈に新たな風を吹かせているなあと個人的に思っています。
まとめ
他箱のVTuberには無い特性を持っているのりプロのライバーの皆さん。今後もそのユニークさを生かしてさらに人気を集めていってほしいです。
白雪みしろはいいぞ…
それでは。
旧アカウントで頂いたコメント
Q1
白雪みしろさんはいわゆる「お気持ち配信」を過去に数度行っているが、それはRPの崩壊であり、このような配信は行うべきではなかったと考えるが、それについてはどうか。
A1
のりプロは、成長する過程で多少のトラブルがあり、以前の記事でも書きましたが、佃煮のりおさんはただでさえアンチが比較的多く、何かあればすぐに火を起こされてしまいます。
他の箱のように、気にせずに配信を続けるということも出来たと思いますが、のりプロというコンテンツが外部からの力によって左右されすぎないように、また、佃煮のりおさんや自分自身を守るためにもあの配信を行ったのだと思います。「できればするべきではなかったが、必要だった行為」として認識しています。
それ以外の部分では、白雪みしろさんのRPはレベルが高いことは間違いありません。