【復刻記事01】何だかヤバいことになってた~DWUのセバスチャン騒動~
※この記事は、旧アカウントにて2020年6月3日に投稿したものをリメイクしました。
どうも。とある地方の大学院生です。
このnoteではYoutuberやVtuberについて語ろうと思っていますが、早速とんでもない騒動がVTuber界で起こってしまいました。
今回の騒動の中心人物は「DeepWeb Underground(略称:DWU)」。彼女は深層Webの出身の自称・新人バーチャルYouTuberです。
その名前にふさわしく、世の中のグレーな部分に切り込み、またVTuberとしては珍しい公式のR-18グッズを販売するなどで異彩を放ち、人気を得ていました。
そんな彼女が、今回どのような騒動に巻き込まれてしまったのでしょうか。
運営とDWUとの確執
ことの発端は2020年5月23日に配信されたこちらの動画。
こちらはDMMスクラッチの案件配信なのですが、こちらの配信でDWU運営(通称・セバスチャン)のずさんさやDMMに対する横柄な態度がDWUの口によって明るみになりました。
その内容を簡単にまとめると、
・運営が案件を把握していなかった(何もしていなかった)
・DWU本人がコンタクトを取ることになった
・「私たちは遊びでやっている」と言われた
という感じです。
約2年間活動されていたDWUですが、この配信で初めてこのウソのような衝撃的事実が明るみになったのです。
その後、DWU本人はこの事件をきっかけに運営からの独立を目指します。5月30日における配信(現在は非公開)で運営の一人と話し合うことになりましたが、ここでも運営の言動があまりにも酷く、許されざるものがありました。
また、DWUが独立の意向を伝えると、「(視聴者の)皆さんはDWUがどういう形であれ、応援するということですね?」と突然DWUの”ガワ”を一般男性に変更したり、「あなたは企業に行くのですね。あなたが目指すのはこういう姿なのですよ」と某VTuber事務所の内部文書を公開してしまったり(ここではその画像の公開は控えさせていただきます。)と、運営の奇行もこの配信で目立ちました。
結局、運営はDWUの元から離れることを約束されましたが、配信の最後に、突然、DWUを囲んで運営側が拍手をしたシーンはとても恐怖を感じました。
この一連の流れの詳細はニコニコ大百科でも記述されているので是非こちらもご参照ください。
台本説の浮上とDWUのこれから
このあまりにもひどい言動や、これだけの暴露があったにもかかわらず、運営が止めもしなかったことから、「これは台本なのではないか(むしろ台本であってくれ)」という意見がありました。ただ、私は、これは台本ではないだろうあと感じる。
さすがに台本上の演技にしては設定がひどすぎるということもありますが、運営側があのような動きを容認したのもおかしくはない気はします。
良く言うと、「全てをエンタメに昇華しよう」という気持ちが運営にはありましたでしょうし、配信を見る限り反省の色が全く見えない感じでした。
個人的な話になるのですが、僕はああいうタイプの人間が身の回りにいたので、「あ、そういう動きしかねないな」って思いながら運営の動きを見ていました。色々言いたいことはありますが、一つ言えるのは、「クリエーション」と「マネジメント」の両立は難しいなあと感じます。
いずれにせよ、同人サークルのような感覚で運営していた感じは否めませんでしたので、今回の独立は妥当と言えましょう。これからはDWU本人が全てを運営していくようですので、彼女の今後に期待していきましょう。
それでは。