ミス0% 年末に200件の稼働をスタッフ2人で回した話。サイバー店長の脅威的な生産性とは?
同業の皆様、お久しぶりです。
そして明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
今回のnoteは、風俗業界も「生産性向上」と「DX:デジタルトランスフォーメーション」に本気で取り組んだほうが良いというお話です。
正直なところ、今回の内容は店舗運営者やオーナーさんしか面白くない内容でしょう。
私はTwitterでも発信していますが約20年風俗業界に携わらせていただいております。そして、現場責任者として多少なり自信も知識もあります。
このコロナ禍が続く12月で、過去最高売上に加え、過去最高の「生産性」を実現しました。
もっと砕けて言うなら「利益率が爆上がり」したという事です。
私は稼働件数と売上を伸ばすことのみを目標に突っ走ってきましたが「生産性」については全くといって良いほど考えてきませんでした。
大きな売上を上げる為には多くのスタッフが必要ですが、多くのスタッフが集まると能力にもバラつきがでます。
数年前まではそれは仕方のないことだと割り切っていました…
優秀な管理者の皆さんなら一度は考えた
「自分がもう1人いれば...」と考えたことがあるはずです。
そして、そう思いながらも自分のコピーロボットを作ることは不可能なので何年間も身を削って全てを一人でやってきたのではないでしょうか?
たくさんのスタッフを使って人海戦術で頑張っても、一人あたりの能力は低いまま。
教育や後進を育てるのに奮闘しても、実力のある人からやめていってしまう.現実…。
育てても、育てても去っていくばかりで、残った優秀な人に作業をあてがうと今度はコスト倒れしてしまう。
それでも大きな売上が上がればそれなりに儲かるし、お店の規模も大きく見える。
だから、とにかく売上と稼働件数にこだわり、スタッフの育成や利益は後回しにしていました。
そんな無謀なサイクルでなんとか回っていたグループの空気を破壊してしまったのが「コロナ禍」です。
売上は減り、稼働件数は落ち込み、出勤人数も激減しました。
どうしようも無い状況の中で、普段は見えなかったあらゆる事を見る機会に恵まれました。
稼働件数は出勤人数に関係なくある程度の数字を上限にして頭打ちしてしまうこと。
出勤数も、在籍しているキャストさんの数に関係なくある程度の数字を上限に頭打ちしてしまうこと。
この原因に気づくことができたのです。
スタッフ(人員的に出来ること)の限界
稼働件数がある一定を超えると事務所の中の電話という電話は鳴りっぱなし、キャストさんのINコールや、お客さんからの入室連絡の電話もドンドン後回し、送迎の手配漏れ、遅れ、手配ミスによる間違い、ありとあらゆるミスが起こりますしノイローゼになりそうになります。
その結果何が起こるか?
本来とれる仕事が取れなくなる
時間のロスでコースが短くなり単価が下がる
電話対応は忙しさのあまり怒気を含んで荒くなり、キャストさん選びに迷うお客さんに「サイトを見てかけなおしてください!」と電話を切る
手配を間違えたスタッフを怒鳴り、ミスのクレームを入れるキャストさんにまで「忙しくてスタッフがミスして申し訳ない」と他責を含んだ謝罪をする。
この繰り返しにより、キャストさんは「出勤が多い日は出勤をやめよう」
お客様は、「電話対応やオペレーションが雑だから使うのをやめよう」と「忙しい日が、暇な日を作り出す原因」になっていたのです。
スタッフも無意識に「忙しい日は嫌だ」と考えるようになります。
逆ですよね?
組織にとって一番ありがたい「忙しい日」が、関わる全ての人に「嫌な日」になっていたのです。
通常の日に来店しているお客さんと、忙しい日に来店しているお客さんでは明かにリピート率が下がります。
出勤数が多く、全体の売上が上がっていても、キャストさん個人の平均売上は少し下がっています。
通常の日に比べて効率的な予約の取り方、送迎の手配などができないことも原因です。
解決するにはスタッフを増員するしかないのか?
答えは「NO」です。
現場の大きな流れを把握していないスタッフが増えれば増えるほど、ミスはさらに起こります。
INコールや、入室連絡、10分前コール、終了コール、予約を取る、稼働をかけるなどを多くの人がバラバラに行うと、情報共有が上手くいかず現場は大混乱してしまいます。
仮にスタッフを増員して上手く現場が回ったとします。
しかし、増えてしまった人件費によりコストは増え、売上が上がった割に「利益」が少なくなります。
スタッフを増員することで現場の作業は多少改善しても「生産性」が下がってしまうのです。
少ないコストで最大の利益を上げるのが「生産性」の向上です。
全ての予約と手配がどんなに増えても、優秀な現場スタッフのみで回すことが出来たら
「スタッフの限界」の壁を超えることができます。
限界の壁を越えた先には生産性の向上による「高利益」が待っています。
組織内のスタッフの教育問題、コスト問題、キャストさんやお客さんへの対応問題。
これらが全て解決できて、なおかつ儲かる組織を実現できるのです。
今回のnoteのタイトル通り、私はサイバー店長を使った「DX」でスタッフの限界の壁を越え、コロナ禍以前よりも売り上げを伸ばし、経費は圧倒的に下げることができました
スタッフ2名で、200件の予約と稼働をミスなくこなす事にも成功しました。
しつこいようですが、一番特筆したいのは「利益」です。
前年に比べ、今年の12月は新車の○○○が買えるほどの増益を実現しました。
まだ「広告」のことばかりを考えていたりしませんか?
新しい年を迎え、今年こそはと躍進を狙うのであれば、本気で「DX」を考えてみませんか?
さて、ここからは同業者さんのみが読むことを念頭に有料記事にさせて頂きます。
具体的に、どうやって200件の稼働をスタッフ2人で回すような仕組みにできたのか?を公開いたします。
多分、紙を使わずシステムのみ、2人で200稼働をミスなくこなしたのは全国でも珍しいケースではないでしょうか。
※同業者様限定ですが、記事がつまらない役に立たなかったなどの場合は返金可能となっております。
※返金理由はお尋ねしません。
年末に200件の稼働をスタッフ2人で回した話。
記事をご購入頂きありがとうございます。
まず、サイバー店長を知らない方もいらっしゃる方もいるかもしれないので簡単にご紹介させてください。
サイバー店長とは、風俗店のデリヘルに特化した業務管理ツールです。
CTI、会計、オフィシャルの管理やメルマガ送信、キャスト管理、顧客管理、送迎手配管理、情報共有、などの風俗店の業務に関わるあらゆることを一元化したWEBベースの業務管理ツールです。
はっきり言って、サイバー店長のみあればデリヘル店は運営可能です。
細かい設定に少し時間がかかりますが、導入してすぐに使い始められること、ブラウザベースなので使ってるPCのスペックなどに依存することなく軽快に動くことが特徴です。
全く広告や営業活動をしていませんが、クチコミや紹介、このTwitterを見て全国に100を超える業者様にご導入頂いています。
私の所属するグループが全国で2番目の導入だったことの縁と、現場で誰よりも使いこなしている自信があるので風俗店のDXを推進するべく販売の代理店をやらせて頂いています。
システム屋の発想で作って、現場で使えないものではありません。
「現場の意見」とDXのプロがコラボして作っている最強のツールです。
かゆいところに手が届く風俗業者さんの業務を徹底的に理解した上で効率化を実現しています。
ドンドン改良されているので、販売直後と今では比べ物にならないほど機能が充実しています。
サイバー店長を導入すると、組織内での運営方法の統一、業務の自動化・効率化、人件費削減、キャスト定着の向上、顧客管理、売上や利益の可視化、情報共有、生産性の向上などを実現できます。
初心者さんや、ツールが苦手な方にも手厚いサポートをお約束しています。
200件稼働の現場動きの内容とは?
200件の稼働には当然、200件の予約が入ります。
200件のキャストからのINコールがあり、10分前コールを200件、終了コールも200件必要です。
そしてお客さんからのホテルへの入室連絡も200件あるわけです。
これらを全て1分で対応したとして仮定すると
予約200件
+
INコール200件
+
10分前200件
+
終了コール200件
+
入室連絡200件
合計1000件
1000分が必要になります。
時間に直すと16時間40分です。
出れなくて折り返した回数を0で計算してこの件数
スタッフの1人は16時間40分間全て電話対応に費やす計算です。
これに加えて、キャストの外注費の計算、通常の電話対応、送迎の手配、サイトの更新が必要になります。
これは全て机上の理論であり、実際はもっと時間がかかるはずです。
アナログだと、既に無理っぽい感じがしますよね?
これがサイバー店長に搭載されている機能を使用して運営を行うとこうなります。
1・予約 電話予約60件 WEB予約140件
2・INコール キャストが専用サイト内でボタンにて送信、電話は無し
3・10分前コール 1分のロスもない正確な時間にシステムが自動で電話(オートコール機能・電話を取ったかも確認可能)
4・終了コール 1分のロスもない正確な時間にシステムが自動で電話(オートコール機能・電話を取ったかも確認可能)
5・お客さんの入室連絡 140件は専用サイトから入室の連絡、60件は電話にて連絡
6・送迎の手配はサイバー店長内で組む → 送迎スタッフに自動でLINE送信、キャストさんの到着、送り完了報告も専用サイトで送信
7・外注費は自動で計算、現金管理機にて出金を押すと正確な金額が自動で出金。
8・10分前コールや、終了コールは、稼働をかけた時点で自動でタイマーが作動、10分前、終了時には自動で電話をかける
9・オフィシャルサイトのリアルタイムはサイバー店長が自動で更新。
10・キャストさんや、顧客への連絡も電話ではなくサイバー店長内のメッセージにて行う
11・新規か、リピーターか?どんなお客さんなのかは、キャスト専用サイトにて確認できるので連絡の必要がなし
これにより、電話にかかる時間は
電話予約 60件
お客さんの入室連絡 60件
合計 120件
電話時間 120分(2時間)
スタッフを1人あてがえば十分にこなせます。
予約もWEB予約を積極的に使う事で、電話対応無しで予約をとる事ができます。
また、予約の順番などをある程度こちらの都合で決めることもできます。
受付順になっている電話対応と違い、WEB予約は3分以内程度ならある程度予約の状況を見ながらこちらの都合で調整ができます。
予約が入ると、キャストには即時でLINEが届きます。
電話が落ち着いてからキャストに連絡をして、準備をしてもらうよりも素早い情報提供ができます。
※オプションの有無などもわかるのでキャスト自身で準備が可能です。
また忙しい時に起こりがちな、間違ってNG客をつけてしまうようなことも起こりません。
このように、NG客は誰にでもわかるような仕組みになっています。
忙しい時のエラーは、さらに現場を混乱させる
情報の共有を事務所(いわゆるセンター)に集中させて口頭で伝えるのではなく、キャストさんも、お客さんも全てWEB上の専用サイトにアクセスするだけで情報を得ることができます。
これはセンターの業務効率化に繋がるだけではなく、キャストさんやお客さんのお店への評価も向上させます。
稼働の件数が増えても、優秀なスタッフが1名ないし、2名いれば全体を見渡しながら効率的な業務運営を行えます、
忘れてた、ミスをした、遅れる、迷惑をかけた、などはその日は良くてもキャストさんやお客さんが離反する可能性があります。
業務連絡の全てをスタッフが口頭で行うのではなく、ツール上で行うことで現場は劇的に進化します。
グループ店で、物理的な事務所が複数ある場合でも、同じツールを使用することで運営方法を一元化することができます。
人間に機械的な働きを求め、完璧を求めれば疲弊する上に、コストが掛かります。
機械でもできる作業は全てツールに任せて、人対人でないと実現できないことにのみ管理者は集中すべきです。
これからの風俗業界はインボイス制度も含め、何も対策をせずに受け身でいれば、ドンドン利益率が下がります。
「人でなくても良い部分」はツールに任せて、再現性、確実性を担保しながら「生産性」を向上させてください。
これは未来の話ではなく、既に実現している現在の話です。
アナログ的な経営をしているお店がDXに舵を切るのはとても勇気のいることです。
しかし、結果から逆算して考えたらDX化はこれからの風俗業界を生き残っていくのに必須ではないでしょうか
ここで紹介したのはサイバー店長の機能の一部です。
まだまだ生産性を向上させる様々な仕組みと機能があります。
生産性の向上とは「利益の向上」です。
サイバー店長の導入は「生産性の向上」の為だとご認識くだされば幸いです。
少しでもご興味を持ってくださるのあればTwitterのDMよりお気軽にご連絡ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。