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SNS運用で成功し、事業で失敗した話。いま見るべき〇〇について

皆様お疲れ様です、INS WORKSの石田です。

大変ご無沙汰しております!

気づけば年末から一度もnoteを更新していませんでした…(反省)

忙しいのは言い訳にしかなりませんが、一応お伝えしておきますw

おかげさまで導入店舗数とお問い合わせ数は右肩上がりです!

たくさんの機能に関する要望も頂いて嬉しい悲鳴をあげています!

善処していきますので、よろしくお願いいたします。

早速ですが記念すべき今年初(書くの遅すぎ)の記事は「本質」についてです。

面白い記事を見つけたので引用させて頂きリライトしてみます、皆様の気づきに繋がれば幸いです。

とある新規開業のラーメン屋オーナーが、悩みを抱えていました。

それは、集客に苦戦していたことです。

最初の頃は、オーナーが書いたラーメン屋ブログを見たお客様で店内は賑わい、成功を確信していました。

しかし、2か月目には、客数が減り閑古鳥が鳴く状況に陥ってしまいました。

オーナーは開店当初に初めに力を入れていたブログをサボったせいだと痛感し、心を入れ替えてブログを書き始めました。

ブログを見たお客様が少し来店するようになりましたが、まだまだ目標には届きません。

そこで広告のプロである、広告代理店に相談してみようと決意しました。

オーナーさん、今はBLOGより断然インスタグラムですよ。美味しそうな写真は私たちが撮りますので集客サイトの契約をしてみませんか?

オーナーは広告代理店の提案に了承し、早速インスタ映えする写真をたくさん撮ってもらいインスタにUPし始めました。

同じ写真を集客サイトに掲載しました。

すると、どうでしょう!再び集客に成功し、店には多くのお客さんが訪れるようになったではありませんか!

広告代理店に相談して本当に良かったと思うのも束の間。

次の月には、閑古鳥が鳴く状況に戻ってしまったのです。

オーナーは困り果てて、次にどうすればいいのかを広告代理店に聞きました。

すると広告代理店は「もっと映える料理を作ってInsta映えさせましょう!そして集客サイトのプランアップしてそれを目立つところに載せましょう!」と提案をしてきます。

見た目にこだわった料理を作り、プロのカメラマンにお願いして撮影もしてもらい、広告料金も増やしたのでサイト内でのランキングも上がりました!

これでやっと落ち着いたと思ってたらまたまた閑古鳥が鳴く状況に......。

そして広告費用に予算を割き過ぎた結果、利益が全然残っていません。

私はいったい、誰の為に、何のために仕事をしているんだろう。

もっと良い写真を載せてください!今からの時代は動画です!もっと目立たせなければ勝てません!スタッフさんにも協力してもらってください!

広告代理店は、広告をもっと伸ばさないと競争に勝てませんよ!と煽ってきます。

もう一度本気で広告に向き合おう!

そう心に決めた時に、インスタのあるコメントを見つけます。

写真とラーメンが違い過ぎるし、味が超微妙ww

そういえば、提供しているラーメンを残すお客様の数が前より増えている気がする。

器に書いた、スープまで飲み干してくれたお客様に向けた「最後まで食べてくれてありがとう!」の文字が誰の目にも触れてない気がする。

もしかして、私のお店がお客様に評価されていないのは「広告」のせいではなく「ラーメン」のせいではないのだろうか。

美味しいラーメンを食べてもらって喜んで頂き、私も利益をありがたく頂く。

そんな志で始めたはずのお店はいつしか「集客」という魔物にとりつかれ、味も利益もおろそかにしたお店になっていました。

そして、新規ばかりに目を向けて、せっかく来店したくださるリピーター様を蔑ろにし続けた結果なのではと気づいたのです。

ブログやインスタ、広告サイトへの掲載を全てやめ、目の前でラーメンの器を傾けてスープまで飲み干すお客様の笑顔を目標にしたところ、広告のように爆発力はありませんが、お客様の数がじわじわと増え始めたのです!!!

そして、私自身は何もしていないのに、ラーメンの写真がインスタに乗り、Twitterで紹介され、それを見たお客様が来店してくださるようになりました!

ラーメン屋なのに、味そっちのけでSNSや広告サイトで集客を頑張っている!!

この話は、一見するとただの笑い話に聞こえるかもしれませんが、これはあなたの業種でも同じことが起こっていないでしょうか?

結局のところ、「集客」とはお客様を集める事であり、新規かリピーターかの区別はないのです。

新規を集める」ことを集客と定義していませんか?

大事なことはSNS活用や集客手法ではなく、その業種ならではの価値を提供することが必要であるということです。

この事実を踏まえ、皆さんも自分たちの業種で、顧客にとって本当に価値あるものを提供しているか、見直してみることをおすすめします。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

いただいたサポートは保護猫達のご飯代や病院代に使わさせていただいております、ありがとうございます。https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/248Q8L73R85BU?ref_=wl_share