2022シーズン 個人的アビスパ福岡乱雑総括感想記

2022年11月5日アビスパ福岡は9勝10分14敗の14位でJ1残留を決めました。
これについては、ほんとまず嬉しい。
今季については、年間通して突き抜けきれず、もがき続けるシーズンだったという印象です。この先の記事について選手敬称は略した表記とさせていただきます。

安定しているものと突き抜けきれなかったもの

今季は、今の体制J1で2年目。昨季から基礎戦力を残し積み上げてより上を目指すことが出来るとファン・サポーターは勿論フロントや現場である監督や選手も期待して始まったと思います。
シーズン序盤、昨季から上積みを表すかのような攻撃場面が見れたと思いました。しかし、それが皮肉にも実を付けるのはシーズン終盤となったように思えます。現実がゲームと違い、安定して連携も向上して突き抜けれる。そんなことがないと思い知らされたシーズンに感じました。

安定した守備。CB、CHと主力が残せ土台はしっかり出来ていました。その土台も何度も攻め込まれると綻びは出るものです。そのため反撃する力が必要でした。しかし、現実はその力を形にするのに時間がかかり、何より中盤での多くのアクシデントや思い描いた成長曲線が描けずに苦しんだように思えます。

突き抜けきれなかったもの。
攻撃陣。序盤から中盤。形を得るのにあまりに時間がかかりました。得点源と期待されたルキアンはアビスパ福岡の戦術等になかなかマッチしないのか形を探してるのかでなかなか思うような活躍が出来ませんでした。今季に関しては、クルークスが安定したプレーを魅せてくれたものも警戒の影響もあってか昨季ほどの躍動を見ることが叶いませんでした。クルークスをもっと自由に出来る動きやパスが出たらと思うものです。そして、若手や新加入選手。期待されて殻を破ったりと思えた場面場面はあるものも、突き抜けきれる程の成長曲線を描けませんでした。シーズン中盤、北島の躍進の年と思った動きがあったものも、アビスパ福岡を襲ったコロナ禍でコンディションを崩したのか終盤では姿を見れなくなってしまいました。そして、今季の苦しんだ時期を象徴するような札幌から期限付き移籍してた柳の飲酒運転発覚。柳はRSBだけでなくCBと守備のマルチロールな活躍もあっただけに残念な出来事でした。コンディションや怪我は付き物としても、この1件で起用事情に多くのダメージがあったように思えます。開幕でインパクト残した前嶋が怪我やコンディション不良で不在がちに結果なったばかりに。もしが叶うなら、柳が飲酒運転しなかったアビスパ福岡にコロナ禍がふりかからなかった世界線を見てみたかったですね。

今季の良かった探し

今季、一番はなんといっても山岸でしょう。アビスパ福岡J1で二桁得点。安定した前線での動きと素晴らしい活躍でした。
同じFWでならフアンマに今季は何度救われたことでしょうか。前線での強さだけでなく、足元と判断を含めたサッカーの巧さ。フアンマを強いだけの前線という見方でなくそうやってみると頼もしさがマシマシです。
今季多くの試合に出場したクルークス。昨季に比べマークされ自由になれる場面が少ないものも、流石のプレーの安定感で頼もしさがありました。終盤布陣の関係もあって出番がありませんでしたが、来季もアビスパ福岡で観たい選手です。※この記事書いてる時点で他クラブからオファー報道有。
そして、今のアビスパ福岡でこの人抜きで語れない。前。今季も安定した中盤での活躍。まさに、アビスパの心臓であり核。前がいない場合のリーグ戦での戦い抜けるのが想像できないほどです。あとは、ミドルや飛び込んだ際の決定力が備われば日本で一番のCHじゃないかなと空想してます。
CBの要はまとめて奈良、グローリ、宮。この三人の最終ラインの強さがあってこそアビスパ福岡が今のアビスパ福岡であると私は思っています。今季はコンディション不良等が多く合ったように思えますが、残留の力はまず確実に屈強なCBあってこそです。
SBで年間通して出続けた志知。守備で安定はあるものもの攻撃でもう少しと思ってたら凄いクロスが多くなってきて格好よく頼もしかった。湯澤も両SB可能なベンチにいる安心感からRSBスタメンでの最終戦浦和戦で魅せた美しいクロスとかほんと素晴らしい活躍でしたわ。WBでも、とりあえずSB表記してます。念のため。補足で。
GKは村上、永石と切磋琢磨するように競い合ってましたね。村上のセーブに何度救われたか。GKが安定するの大事ですよね。

何が言いたいって?

来季もJ1でのアビスパ福岡を見れるの決まってよかった。
自分に文章書く才覚ないな。スポーツ記者とかほんとすごいよなぁ。


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