見出し画像

「双子だけど双子ではない」5月病?荒れる子供達を見て男女双子育児の盲点にやっと気が付いた

3歳クラスに進級し子供たちが荒れ始めた。

異年齢保育が始まったこと(年少から年長クラスまでの子供たちがグループ化され一日中同じクラスで過ごす)持ち上がりの先生がいないこと、2歳クラスとは違い先生のフォローが減ったこと(子供1人に対する先生の人数が変わった)が主な原因だと推測する。

元々我が子たちは新しい環境に慣れるまで時間がかかる。大きいお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に過ごすことも刺激が強すぎると思うし、進級して今まで通りの先生のフォローも減り「あれ?何か今までと違うな。もしかして頑張らなくてはならないの?」と負担もあったのではないかと思う。

先日、懇談があったので子供達の荒れっぷりを報告した。

息子
全く人の話を聞かない←いつも
やりたい放題←いつも
お風呂拒否、自分のことがしっかり出来ない
娘に手が出る(押す、叩く)

先生からは「息子君のペースに合わせてしっかりとみていきます」と回答があった。


抱っこねんねがまた始まる
(なかなか寝ない子です。抱っこねんねは卒業したはずでしたが。)

「怖い」とよく言う
保育園行きたくないと言う
帰宅後すぐオムツに履き替える
園庭で遊びたくないと言う


先生からは「したくないことを無理にはやらさない(園庭では遊ばす2人だけ教室にいるとのこと←逆にすごい)」
「娘ちゃんと2人きりで過ごす時間を持つのもいいかもしれない」とアドバイスを頂いた。


息子はいつものことながら手がかかる。
やりたい放題な上に怒ると癇癪が始まり手に負えないことがある。加えて甘えん坊のマイペースだからもう毎日お手上げ状態だ。(パパに任せる)

息子には日々困り果てているのだけれど、今回の問題は娘の方である。

息子に手がかかるのは娘も気づいており普段は不満をあまり口にしない。むしろママが怒っていることを察すると息子が怒られないように「ほらほら早くしいや!」と導いてくれている。(当の本人はその優しさにも気づいていない)

その娘がイヤ!を表現する時は心が限界にきている証拠だ。空気を読んで我儘なことは一切言わない。しっかりと自分のことは自分でしてくれる。甘えたいのに我慢させてしまっていた。

双子だけど娘がお姉ちゃんの役を果たしてくれているから何とかなっている。(実際は妹)
私もそれに甘えて娘との時間を積極的に作らなかった。寂しい思いをさせた。


双子は平等におもちゃを与え、おやつも喧嘩しないように同じものを、同じ年齢だから平等に接することが当たり前だと思っていたけれど、よくよく考えたら我が双子は「双子だけど双子でない」
「お姉ちゃんと弟の兄弟のようだ」ということに今更気が付いた。

赤ちゃんが産まれて上の子が我慢し赤ちゃん返りが始まり、荒れていく…と同じ状況が起こっている。(経験はないので想像)

いけない!
早急に娘の心のフォローをしなくては!
ということで、

娘優先の育児に
実験的に切り替えます!

具体的には娘と2人の時間を作り(お風呂)ゆっくり話を聞くことに努めようと思う。

今この問題を蔑ろにすると小1もしくは反抗期に取り返しのつかないことになりそうなので最優先で取り組む覚悟だ。


男の子と女の子では心の成熟度が全く違う。
同じ年齢だけどいつまでも赤ちゃんの息子と、しっかりお姉ちゃんになりつつある娘。

双子という括りを取りその子に合わせた付き合い方が必要になってきた。育児の新たなステージが始まったような気がする。


懇談では先生からいい報告もたくさん聞けた。
今まで出来なかったことが出来る様になった。
2歳クラスの時とは全然違う。やろうとする気をすごく感じる。などといつもプラスの言葉を聞けるのでこちらとしても嬉しい。

一つ「めっちゃおもろしろいやん!」と思ったことが。
息子は給食中も横向いたり後ろ向いたりと落ち着きがないので今はしっかりと食べるお兄ちゃん達と机を共にし少し緊張しながら食べている。と。

やりたい放題な息子には少し厳しめにしてほしいと思っているのだ。先生よく分かってらっしゃる!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?