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【振り返り】2022年11月

はじめに

私は現在、スポーツ整形外科クリニックでアスレティックトレーナーとして働いています。その他に都内大学スポーツ施設でアスリートのケアサポートや個人的にご依頼を頂いた方へのケア&コンディショニングも行っています。

今日から12月になりました。11月も様々な活動を通して、多くの刺激や学びを頂けた1ヶ月でした。

金子さんの治療を5ヶ月ぶりに受けました

理学療法士の金子さんに体を診ていただきました。5ヶ月ぶりの治療で、自分が思っている以上に体のバランスが崩れており、改めて日々のケアやトレーニングをより丁寧にやっていこうと感じました。

実は治療を受ける数週間前に右足首を軽くひねってしまいました。痛みはなく、その後もなんともなかったので「大したことないな。」と感じて通常の生活を送っていましたが、それがバランスを大きく崩す原因となっていました。

足首の捻挫を甘く見てはいけないと再認識したとともに、足首の機能が骨盤帯や肩甲帯に与える影響の大きさを思い知らされました。

体のケアやエクササイズ、トレーニングを懸命に取り組み、金子さんから与えられた体の課題を克服できるように努めます。

スポーツ整形外科クリニックでの勤務

11月もシーズンオフを迎えたアスリートへの運動指導の機会が多くありました。

・体幹部のインナーユニットをしっかり機能させる
・脊柱-骨盤-大腿骨を1つのユニットとして協調的に動かす
・アライメントを整えて、関節の動きを最適化する

ことが良い運動連鎖につながる、と改めて感じました。

痛みや不調を感じた部位のリハビリだけではなく、局所に関連する全身機能をしっかり引き上げることがアスリートのリハビリテーションではとても重要です。

それを肩の手術をされた女子大学生のウエイトリフターのリハビリテーションでとても痛感しました。
肩の機能だけではなく、競技復帰に向けて現在、下肢や体幹の機能を改善するプログラムに取り組んでいます。ウエイトリフティングの競技特性を踏まえると、重量物をいかに少ない力で効率的に挙げられるか、が大きな課題です。

選手本人が

「今までいかに無駄な動作が多かったか、をすごく感じます。股関節の安定感が今までと全然違うし、力の伝え方が良くなりました。」

と話しており、大きな効果を感じている様子でした。
引き続き、競技復帰に向けたリハビリテーションを推し進めていきます。

都内大学スポーツ施設のケアルームサポート

11月は4回サポートに行きました。下肢のスポーツ障害や慢性的な腰痛に悩まされる大学生アスリートが非常に多く、骨盤帯機能をどのように引き出すか、をとても考えさせられました。

・股関節の正常な動きが阻害されていた
・二関節筋優位の運動パターンで、関節を良い位置で保てなかった
・骨盤を安定させる下腹部の筋肉や多裂筋の機能が低下していた

ことが多く見られ、徒手的な治療やエクササイズで筋のインバランスを修正するように努めました。

一週間ごとに選手の体の経過を追うと、着実にコンディショニングの成果が出ていることを実感できました。
痛みや不調の原因を探求し、治療効果やエクササイズ効果を出すことが改めて重要だと感じます。

目標達成度

11月は以上の目標を設定しました。

1.note更新

振り返りnoteを含めると、3本のnoteを更新しました。

これは先日、トレーニング指導の専門家である河森直紀さんのオンラインセミナーを受講して感じたことをnoteにまとめました。

以前から学び直したいと感じていたトピックで、受講できて本当に良かったです。知識や理論を正しく学び、活用する重要性を改めて感じました。さらに思考を広げて、知識や理論を正しく活用できるとサービス対象者との良好な関係づくりにも役立てることができます。

昨日更新したnoteです。トレーナー業に対する家族の理解を得るために必要な自分自身の働きかけ、をテーマに書きました。

過去に社会人野球チームでのトレーナー契約を満了し、3ヶ月の失職期間を経験しました。
家族の理解がなければ、トレーナー業を長く続けることが難しいと感じた私は、妻にトレーナーの仕事を身近に感じてもらったり、自分自身の成長を分かりやすく感じてもらったりするための働きかけを心がけました。

トレーナー業だけではなく、どんな仕事にも通じる話なのではないでしょうか。ぜひお読みいただけるとうれしいです。

2.自分自身のコンディショニング

日頃行う運動に加えて、良質な睡眠を取ることを意識しました。

・睡眠1時間前からのスマートフォン操作を控える
・41℃のお風呂に15分浸かる
・魚や発酵食品を積極的に食べて、食事の栄養バランスを整える

日々の生活習慣を見直し、良質な睡眠を取ることで体の調子がとても良くなりました。

目標に掲げた”6時間睡眠”を達成できる日が多く、体のコンディショニングは高い水準を保てたのではないか、と感じます。

3.今後に向けた働きかけ

現在勤務するスポーツ整形外科クリニックの退職が決まり、今後の活動に必要な準備や働きかけを徐々に始めています。

先日は前職でとてもお世話になった方で、野球の日本代表トレーナーを務める方と新宿でお会いしました。

今後の活動に向けた前向きなお話ができて、とても有意義な時間を過ごせました。

これまでアスリートに提供してきたコンディショニングを一般の方々にも落とし込んで、健康管理に役立てたいと感じます。

現在勤務するスポーツ整形外科クリニックにおいても、アスリートだけではなく一般の方々やスポーツ愛好家にも多くご来院いただいています。肩や膝、股関節などの痛みや不調を抱える現状を多く目の当たりにしてきました。

地域や行政とも連携して、何とかその現状を変えることができないだろうか、と方法を模索しています。

私が今行うケア&コンディショニングの活動を広げたり、グループコンディショニングのような形で運動習慣を日常に落とし込んだりして、アスレティックトレーナーとしての価値を広める活動をしていきたいです。

12月の目標

・12月3日、4日に開催される勉強会で、良質なインプットをして普段臨床で感じる疑問点を解消する
・都内大学スポーツ施設でのケアサポートで丁寧な対応を心掛けて、治療効果をしっかり出す
・12月27日の引っ越しに向けて、荷物の断捨離や家の掃除を進める
・noteを3本以上更新する
・年末年始から開始する自主トレのトレーニングやフィットネスプログラムを考案し、選手と方向性をすり合わせる
・自分自身のコンディショニングを継続して行い、エクササイズの質を高める

やるべきことをしっかり積み重ねて、良い形で2023年を迎えられるように1日1日を過ごしたいと思います。




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