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【振り返り】2024年10月

はじめに

静岡県の駿東郡長泉町を拠点に、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師、アスレティックトレーナーとして活動する、徳田晴宣(トクダハルノブ)です。

【現在の活動】
・プロアスリートのケアコンディショニング
・都内大学パフォーマンスセンター ケアルーム
・県内の高校野球部、中学硬式野球チームへのコンディショニング指導
・一般社団法人「Baseball Labo SHIZUOKA」 理事
・学生アスリートや一般の方々へのケアコンディショニング
などで活動しております。

活動レビュー

1.指導先チームの選手が育成指名!

昨年8月より定期的に指導を行う高校野球部の選手が、先日のプロ野球ドラフト会議にて、育成1位指名を受けました!

高校生ながら、最速152kmのストレートを投げ込む投手で、これからの成長がとても楽しみな選手です。

昨年の7月、チームの監督を務める初鹿先生より、

「プロに行かせたい投手がおります。徳田さんのお力をぜひ貸していただけないでしょうか?」

というご依頼がありました。

「私の専門性を活かせるのであればぜひ!」

ということで指導を始めたのですが、自身の体を支える筋力がとても乏しく、

"1つ1つ、丁寧に体作りをしていかないといけないな"

と感じたことを今でも覚えています。

今年の6月に肩の痛みを発症したり、大会期間中に体調不良になったりする中でも、チームのエースとしてマウンドに立ち続け、自身の責任を果たそうとする姿には感動しました。

目標にしていた"支配下選手での指名"ではありませんでしたが、育成選手としてプロ野球に挑戦できることをとてもうれしく思います。

今回のご縁を大事に、プロ野球に進んでもできる限りのサポートをしたいなと思いますし、1日でも早く支配下選手になることを目指して、これからも努力を重ねてほしいですね。

2.中学硬式野球チームでの指導

今月は、県内西部地区のチームに2回、東部地区のチームに1回、指導しました。

エクササイズやトレーニングに対する意識や取り組み方が良化しており、うまく形になってきました。

指導する度に、中学生年代から高度なコンディショニングを実践する価値をとても感じます。

先月からとある県立高校野球部の指導を始めたのですが、トレーニングの基本的なところを高校年代で始めるのには、「時間が短い」です。

成長期の身体特性に応じたエクササイズやトレーニングをできるだけ早くに取り組むことが、とても大事です。

いま現時点で、当方が望む水準でトレーニングをできなくても問題ありません。

彼らがこれからの野球人生で経験する失敗や反省が1つのきっかけとなり、体作りやトレーニングの重要性を理解できる日がきっと来ると思います。

そのときに、

「中学生のときに徳田さんから教わっていたことってこういうことだったんだな。」

「当時教わってたこと、もう一度しっかり振り返ってやってみようかな。」

と少しでも思ってもらえるような指導をしていきたいです。

「地道に、コツコツと。」の気持ちで、彼らの成長を後押しできればうれしく思います!

3.代表チームのメディカルスタッフとして

先月28日より宮崎県の宮崎市内に入りました。

代表チームのメディカルスタッフとしておよそ2週間帯同し、選手たちのコンディション管理などを行います。

代表チームでの活動は、昨年11月に開催された
「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」以来。

主要国際大会であるものの、年齢的に若く、これからの活躍を大いに期待される選手たちばかりです。

医師やアスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングスタッフと一緒に、選手たちがより良い状態で本大会に臨めるよう、精一杯サポートできればと思います!

4.ケアコンディショニング

先月(10月)は11件のご依頼を頂き、当方の施術所や出張形式でのケアコンディショニングを行いました。

痛みを抱えた学生アスリートや一般の方、膝の術後リハビリテーションを行う選手など、施術対象者はさまざまでしたが、体の機能をしっかり整えて、"より動きやすい体"や"痛みや不調を予防する体"を作ることがとても大事です。

筋肉が硬くなることで本来、関節が持つ柔らかさを失っていたり、筋力をうまく発揮できず関節が不安定になっていたりするなど、人によって色々な課題を見受けました。

エクササイズで解決できることは多いですが、それだけで全て補えるわけではないので、体の状態に合わせてケアコンディショニングを施すことも必要です。

個々人が持つ身体的な課題に介入することで、身体機能を構築しやすくなり、必要なコンディショニング方法を提示しやすくなるからです。

経過をしっかり追いながら、日々変わる体の状態を的確に把握した上で、より良いものを提供できたらと思います。

おわりに

さまざまな活動を通して、日頃、選手たちに伝えることが着実に成果になっており、とてもうれしいです!

選手たちの良き理解や前向きにコンディショニングやトレーニングを実践することに他ならず、色々な活動で選手たちが教えてくれたことを大きな糧にしながら、前に進んでいきたいなと思います。

今月(11月)も引き続き、よろしくお願いしますね!

編集後記

来年2月に国立新美術館で開催される「日本書作院展」に向けた書き込みが終わりました。

1日5分でいいから、できる限り筆を持って、「書」と向き合おうと考える中で、何か良い作品に仕上がっていたらうれしい・・・!

難しい作品でしたが、より良いものを仕上げるために試行錯誤しながら書いた日々はとても貴重でした。

引き続き、がんばります!

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