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2023ジャパンカップ全頭解説

こんにちは。

1ヶ月ぶりの更新になります。
最近はすっかり寒くなって冬の足音が聞こえてくるようになりましたね。
という話をエリザベス女王杯のときにしようと思っていたのですが、そこから2週間。
あっという間に冬になってしまいました笑
くれぐれもご自愛ください。

さて、今週は大注目のジャパンカップ。
豪華メンバーのジャパンカップというと2020年のジャパンカップが記憶に新しいですが、現役最強馬VS3冠牝馬の対決ということで、2012年のジャパンカップを引き合いに出す方が多いですね。自分もそう感じています。

ジャパンカップの思い出

せっかくの機会なので、思い出のジャパンカップをピックアップして少し語りたいと思います。

2012

「オルフェーヴル!オルフェーヴル!ジェンティルドンナ!オルフェーヴル!ジェンティルドンナ!並んでゴールイン!!」
当時小学生だった私も、この直線の攻防に熱くなったことを今でも覚えています。
あの時は「オルフェーヴルが叩き合いで負けてしまうのか」と正直ガックリ来たところもありましたが、今考えればフォワ賞⇒凱旋門賞帰りでよくあそこまで走れますよね笑
そしてこの後有馬記念で衝撃ラストランを披露するのですから、タフさを含めて素晴らしい馬だったと感じます。

ジェンティルドンナは翌年もジャパンカップを制して連覇。
連覇したのはこの馬だけですから、どれほどの偉業かよくわかります。
3連覇はあの馬に阻まれてしまいましたが…

2014

この年もジェンティルドンナやハープスター、ジャスタウェイなど豪華メンバーが揃っていましたが、勝ったのはエピファネイア。
この時のエピファネイアは、個人的にもう復活は望めないのかなと思っていた時期でした。
菊花賞以来馬券に絡めませんでしたしね。
そんな中での4馬身差圧勝劇。
近年じゃ一番差がついたんじゃないでしょうか。
まだこんな力があったのかと驚かされましたね。

2018

やっぱり外せないのはこの年でしょう。
2.20.6。
この数字を見たときはひっくり返りそうになりました。
それまでのレースでアーモンドアイが強いのは重々わかっていましたが、これほどまでに強いとは。
勝ち方もあっさりでしたし、この馬ならGⅠ8勝を成し遂げられるんじゃないかと感じましたね。
実際GⅠ9勝、ジャパンカップ2勝を成し遂げるのですから、とんでもない馬です。
正直、イクイノックスとアーモンドアイで戦った時、アーモンドアイが負けるとはまだ思えないんですよね笑
今回ひっくり返してくれるんでしょうか…

2011

そして最後に外せないのがこの年のジャパンカップ。
ブエナビスタ復活のレースです。
前年にタックルで降着になったあとのリベンジレース。
そろそろ引退みたいな話も流れていたころでしたから、この復活劇には子供ながら感動しました。
ずっと続いてきた連続1番人気が途絶えたこのレース。
その怒りをぶつけるかのような走りでしたね。
子供の頃の私にとっては、ブエナビスタはヒーロー(ヒロイン?)のような存在でしたから、嬉しかったのを覚えています。
世代のバトンタッチを告げる有馬記念も感動モノです…

さて、それでは前説が長くなってしまいましたが、予想に入りたいと思います。


展開予想

ジャパンカップ展開

先手はパンサラッサと予想。
行く以外ないと思うので。
2番手はタイトルホルダー。
こちらも自分の競馬で行きたいでしょう。
注目の2頭は先行策と予想。
控える馬が多いので、ここは自然に前目の位置取りに。
ペース的に、パンサラッサは58秒台半ばで行くと思います。
タイトルホルダーが59秒台半ば。
その後ろが1分ちょうど。
後方にかけて1分1秒台と、比較的流れるペースになるかと思います。

全頭解説

①リバティアイランド

対抗です。
流石にイクイノックスには逆らえませんでした笑
ただ、それでもやはり能力は疑いようがないと思います。
同じ舞台のオークスでつけた着差は1秒差。
個人的には、どんなにレベルが低くとも、1秒差以上つけていれば強い馬だと言えると思っています。
過去の三冠牝馬が3歳でジャパンカップに参戦した際の成績を考えても、着内はまあまず外さないだろうと思います。
強気な発言をさせてもらうと、①②の2頭軸で勝負したい気持ちが大きいです。
調教はとても良かったです。

②イクイノックス

本命です。
つまらない印で申し訳ないですが笑、ここも逆らえません。
前走はトンデモレコードでの快勝に加え、位置取りも悪いところから。
これこそ文句のつけようがない競馬です。
自分はディープインパクトの現役時代を見ていませんが、ディープインパクトがいた時はこんな感じだったんだろうな、と感じる強さです。
秋の最大目標をここに置いている以上、取りこぼしはないと思っています。
が、唯一懸念点を挙げるとすれば、調教があんまりよく映らなかった点。
それでも着は外さないと思いますが。

③タイトルホルダー

紐です。
個人的には、この馬の大駆けを期待したいです。
近走は中々いい印象を残せていないですが、イクイノックス君臨前の王者。
タダでその座を明け渡すわけにはいかないと思います。
前走は距離が短かったと思いますし、あまり成績も良くない休み明けでのレース。
一叩きで、パンサラッサが引っ張ってきつい流れのレースになれば、スタミナのあるこの馬に向く展開になるのでは。
上位2頭は強いですが、貫録を見せてほしいところです。
調教も良いときに戻ってきています。

④スタッドリー

消し。
レベルの足りない馬はバシバシ消していきます。
穴党も今日はお休みです。

⑤ドウデュース

紐。
調教を見ればいい状態に持ってこれている印象です。
ただ、前走はかかってしまった分もありますし度外視はできるものの、レベルが上がる1戦でもありますので、人気過剰に感じる部分もあります。
パドックを見つつ、状態を見極めたうえで印を決めたいです。

⑥フォワードアゲン

消し。
厳しいです。

⑦イレジン

消し。
厳しいです。

⑧パンサラッサ

消し。
2400は長いです。
調教自体はとても良かったです。

⑨ヴェラアズール

紐。
昨年の勝ち馬が100倍とあれば狙う手はありません!
と、週明けまでは自信を持って言っていたんですが、まさかのムーア騎手乗り替わり…
それでもこの人気は低すぎますし、この人気なら狙いたいところ。
秋天でもそうであったように、イクイノックスに構わず着狙いをした後方待機馬が穴をあけると見ています。
ムーア騎手でないのは残念ですが、状態次第では印を打ちたいところです。

⑩ダノンベルーガ

紐。
前走時に堀先生が言っていたように2400の馬に変わっているのなら、狙う価値ありと見ています。
ただ、個人的には調教が良く見えなかった。
雰囲気はいい感じでしたが、時計が出ていない。
良いときはもっと時計を出すだけに、状態が心配な部分も。
パドック次第で決める予定です。

⑪トラストケンシン

消し。
昨年は頑張りましたが、上位は厳しいと思います。

⑫チェスナットコート

消し。
引退レース、頑張ってほしいです。

⑬クリノメガミエース

消し。
厳しいです。

⑭ディープボンド

無印。
ダービー以来の東京。
きつい流れは得意な方ですが、この馬的に距離が短いかなと思います。
調教も太鼓判を押せるほどではありませんし、よほど状態が良くない限りは消しです。

⑮ショウナンバシット

消し。
好きな馬ではありますが、ダービーのあの競馬を見てしまうと買えません。

⑯インプレス

消し。
新潟記念で頑張った割に人気がないなあとは思います。
状態も良さそうなので、頑張れば一桁着順も十分あるとは思います。

⑰スターズオンアース

無印。
危険な人気馬に上げるならこの馬。
調教の動き自体は良かったんですが、何だか怪しい雰囲気。
最終追い切りにしてはしっかりやるなあと感じ馬体重を見ると、前走+20kg。
思ったように馬体が減っていないのではと不安になります。
パドックでどの程度絞れているかは判断したいですが、この馬は2000がベストだと思っている以上、消しも考えています。

⑱ウインエアフォルク

消し。
次条件戦に出てきたら買おうかと思っていたんですが、GⅠなら消しです。


あとがき

印をまとめると
◎イクイノックス
〇リバティアイランド
・タイトルホルダー
・ドウデュース
・ヴェラアズール
・ダノンベルーガ

・ディープボンド
・スターズオンアース

という感じです。

細かい買い目はパドックをみて決めたいと思います。

失礼します。


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