2023札幌記念・北九州記念予想&個人的な秋冬競馬展望
お久しぶりです。
X並びにnoteは1ヶ月半ぶりの投稿ですね。
Instagramの方はちょくちょく更新していましたが、全てPOG関連の投稿だったので予想は久しぶりです笑
JDDの予想を書く予定ではあったのですが、多忙につき取りやめてしまいました。
少し前の話になりますが、ミックファイアは強かったですね。
秋はダービーグランプリからのようです。
もしかすると冬はチャンピオンズカップに来る可能性もありますから、そこは楽しみですね。
他にも話したいことは沢山あるのですが、まずはメインコンテンツから。
今年の札幌記念は例年以上に豪華ですね!
加えて、どの馬もそれなりに仕上げてきている印象で面白いレースになりそうです。
また、同じく今日行われる北九州記念の予想もしていきたいと思います。
それでは参ります。
札幌記念
予想
本命はソーヴァリアントです。
近走振るわない中、この人気は正直驚きでした笑
ただ、調教の内容を見ればこの人気も妥当かなと感じています。
2000mという距離はベストですし、札幌2000は2戦2勝でともに圧勝。
さらに、調教は重の芝とは思えない良い走りで、柔らかい芝が合うのかなぁという印象を持ちました。
走りを見ても状態は明らかに良さそうですし、ここがベストの舞台と見て本命です。
対抗はウインマリリン。
昨年の3着馬。
こちらも調教が非常に良かったです。
ダートコースでの追い切りでしたが、走り方が非常にパワフルで状態が良さそうでした。
四肢の動きが走る馬のそれに感じました。
昨年3着という実績もそうですが、その後のG12戦の内容が非常によかったです。
正直距離はもう少し長い方が良いのかなと思う部分もありますが、切れ味勝負になりにくいこの舞台は合っていると思います。
距離の点を考えて対抗にしましたが、デキはソーヴァリアントと同じくらいいいと思います。
単穴はマテンロウレオ。
こちらは人気も勘案してこの印に。
正直もう少し人気になると思っていたので驚きでした。
先の2頭には及ばないものの、調教は良いものでした。
春のGⅠ2戦は何れも好走で、京都記念はドウデュースの2着と好走。
宝塚記念をスキップしてここに臨んできただけに、状態は仕上がっているものと見ています。
複勝でも5倍くらいつくので、ここは複で狙ってみたいところです。
連下はイズジョーノキセキ。
内枠だったらマテンロウレオと交代だったんですが…
調教は◎〇と同じくらいのデキ。
前走も悪い内容ではなかったですし、有馬記念は4着と好走していますから注目したい馬。
マテンロウレオより人気なのは少し驚きですが、夏~秋になってきて昨年のようなパフォーマンスが出来るようになってくればここも勝ち負けかと思います。
続いて人気馬展望。
ジャックドールは悪くないのですが、1番人気かと言われると…
昨年の札幌記念は強かったですし、G1も取りましたから良い馬なんですが、調教でもう一つ動いてほしかった印象。
この人気だと少し敬遠したくなります。
プログノーシスは調教が良かったです。
ただ、基本的に後方待機のこの馬にとって札幌はどうなのかなという印象。
33秒台の脚を使うことを得意としていますから、スローの流れがいいはず。
逃げ馬が3頭いる今回、うまくハマるかわからないため消しました。
ダノンベルーガは危険な人気馬。
調教がイマイチだなという印象でした。
私自身この馬の能力はとても評価していますが、調整もそこまで順調ではなかったようです。
皐月賞が中々良かったので右回り2000は悪くないと思いますが、やはり東京が能力を一番出せる環境という印象です。
シャフリヤールも何とも言えない印象。
距離がまず短いかなというところです。
加えて、直線が短いのも気になる点。
エンジンの掛かりが遅い印象があるので、直線の長いコースが一番向いていると思います。
ダービー馬らしくない人気ですが、妥当な気もします。
調教評価
A
ソーヴァリアント.ウインマリリン.イズジョーノキセキ
B+
マテンロウレオ・プログノーシス
B
4.5.10.
C
3.6.7.9.11.12.15
北九州記念
予想
現時点では
ボンボヤージ
トゥラヴェスーラ
スマートリアン
(ジャスパークローネ・モズメイメイ)
を考えています。
調教最高評価の5頭ですが、ジャスパーとモズは展開的に厳しいかなと思い、1段階下げています(ただ、昨年のCBC賞のようにHペース押切りも0ではないので難しい点です…)
ボンボヤージは調教時計が良く、動きも良かったので昨年の覇者ということも考えて挙げました。
斤量は単純に3kg増ではありますが、最軽量ハンデと2kg差という点は変わっていないのであまり気にしていません。
単純にHペースは向く脚質なので、この人気なら複でも狙いたいです。
トゥラヴェスーラも同じような脚質。
ただ、こちらはトップハンデという点が引っかかる。
近2走がイマイチな結果だけに、敬遠したい気持ちも。
スマートリアンも重賞好走歴がないわりに背負ってるなという印象。
ただ状態は良さそうですし、昨年このコースで重賞4着ですからコースはいいかなという印象。
人気馬の中ではママコチャの人気が疑問。
1200初めてで、実質57.5kgの割に人気していますから、危険な人気馬と捉えています。
前走の勝ちは鮮やかでしたが、重賞でイマイチ好走しきれない点を考えると1番人気は驚きです。
調教評価
A
B+
ボンボヤージ.トゥラヴェスーラ.ジャスパークローネ.スマートリアン.モズメイメイ
B
1.5.6.9.12.13.17
C
3.4.7.10.14
個人的秋冬競馬展望
さて、ここからは秋冬競馬にどんな楽しみが待っているのか、注目馬は何であるのか等ご紹介したいと思います。
私の知る限りの情報になりますし、一部願望が入っているかもしれませんが、その点はご了承ください。
3歳牡馬戦線
こちらは相当な混戦ムードかと思います。
勿論筆頭はタスティエーラ・ソールオリエンスといったところになってくると思います。
加えて注目したいのはシャザーン。
東京優駿予想の時も言いましたが、距離が伸びて良いタイプに感じますので、菊花賞の舞台は合うのではないかなと感じています。
あとはナイトインロンドン・キングズレイン・ニシノレヴナント・サヴォーナあたりも菊花賞は面白いか。
ナイトインロンドンは阿寒湖特別圧勝でしたし、上がり馬の中では一番期待できると思います。
キングズレインも前走2400を勝ちましたし、菊花賞トライアルあたりに出て来るかなという印象です。
ホープフルでは一番いい競馬をしたと思っているので、期待です。
また、ニシノレヴナントも前走東京2400でいい競馬しましたし、もしかすれば菊花賞は面白いかなと感じています。
サヴォーナは前走福島2600で快勝。
重賞では今一つという感じではありますが、長距離で開花もありそうです。
あと、中距離ではドゥレッツァ・フレーヴァード。
昨日の日本海Sも豪脚を披露し4連勝。
さすがPOGで見込んだだけあるなと思いました笑
ただ、長距離適正はまだ未知数なところもあるので、菊花賞に行くかはわかりません。
それでも、デビュー時から能力は凄いと思っていましたので、期待の1頭に挙げさせていただきます。
フレーヴァードも未勝利戦は衝撃の脚でしたし、前走も圧勝でしたから期待できそうです。
3歳牝馬戦線
リバティアイランド一択です。
で終わりでも良いのですが笑、それだと面白くないので春なかなかいい結果が出なかった馬たちから。
まずはやはりブレイディヴェーグ。
新馬こそ負けはしましたが、そこからの2戦はけた違いの走り。
条件戦周りではまず筆頭候補といったところでしょうか。
次走はどうやらローズSの様です。
次はソレイユヴィータ。
目下3連勝ですし、前走の差しきりは鮮やか。
次走は紫苑Sを予定しているようですから楽しみです。
そしてグランベルナデット。
忘れな草賞を勝つもオークスには参戦せず。
一線級との対戦がないだけに、ひと夏超えてどのくらい成長しているかは注目です。
こちらも次走は紫苑S。
あとはイトカワサクラ。
良い勝ち方はできていないですが、フローラSはいい競馬でした。
穴っぽいところで期待しています。
あとこちらは芝戦線から外れてしまいましたが、前走衝撃の勝ち方をしたサーマルソアリング。
あの勝ち方なら流石に次走以降はダートでしょうが、非常に楽しみな3歳牝馬で秋冬注目だと思います。
古馬戦線
短距離戦線
春のチャンピオンファストフォース、昨年の秋のチャンピオンジャンダルムがともに引退済みということで、混戦模様でしょうか。
筆頭はナムラクレア・メイケイエール・ピクシーナイトといったところになってくると思いますが、北九州記念の結果ではモズメイメイも食い込んできそうですね。
スーパーフレアも良い馬でしたし、またモズから良い馬が出るでしょうか。
また、ビッグシーザーも前走は崩れましたが、良い馬だと思うので期待したいです。
混戦模様で中々面白いスプリンターズSになりそうな予感がします。
マイル戦線
まずは春の王者ソングラインが挙がるところですが、どうやらBCマイルに向かうようですのでマイルCSは不在でしょうか。
そうなると、中々混戦模様でしょうか。(そもそもソングラインの右回りがどうかという話もありますが…)
まずはセリフォス・シュネルマイスター・ソダシといったところでしょうか。
加えて3歳世代からシャンパンカラーあたりも出てきて欲しいですが、正直今年の3歳のレベルはどうかなという気もしています。
ガイアフォースはずっと短い方が良いと言ってきて、この春しっかりと走れましたが、G1で好走するにはもう1段階パワーアップが必要かなと感じています。
いずれにせよこちらも混沌としている印象です。
王道戦線
ここは王道グループなだけあって役者がそろっていますし、特に今は役者がそろっていて、2013-14年頃を思い出すレベルです。(当時はジェンティルドンナ、ゴールドシップ、ジャスタウェイ、エピファネイア、フェノーメノ、ハープスターなどがおり、G1馬10頭の有馬記念も開催されました)
なんといってもまずは世界一イクイノックス。
一応ジャパンカップ→有馬記念のローテのようですが、調子次第では秋天も視野に入るそうです。
出来れば3戦見たいところですが、まあまずは無事に過ごしてほしいところです。
そして秋復帰が待ち遠しいのはドウデュース。
京都記念はエフフォーリアとのガチンコ勝負が実現しなかったものの、あの勝ち方は非常に強かったと思います。
あの時2着だったマテンロウレオが大阪杯4着・春天5着、3着のプラダリアが宝塚6着とレースレベルも高かったです。
イクイノックスをガッツリ負かしたのは彼だけだと思うので、楽しみですね。
ローテとしては秋古馬三冠を予定しているようで、多ければイクイノックスと全被りも。
予想が難しくなりますが、戦いを見たい気持ちの方が大きいです笑
そして5歳世代のタイトルホルダー。
春天は残念な結果になってしまいましたが、万全な状態ならまたあの強さを見せてくれると思います。
秋はオールカマーからの様で、JC・有馬で行くのかなと考えています。
ここまでで考えてもジャパンカップは相当な面子になりそうです。
また戻って、4歳世代のジャスティンパレスも注目。
こちらは幾分長距離寄りの感じですが、中長距離もカバーできると思います。
春天は完勝でしたし、宝塚記念も地力を見せました。
POG馬だけにやはり注目したいところです笑
後牝馬で言うとスターズオンアース。
大阪杯は負けて強しの内容でしたし、あの内容なら古馬ともやりあえると思います。
秋天直行の様で、2冠馬の意地を見せてほしいですね。
そして3冠馬になりそうなリバティアイランドもこのあたり参戦してくるか。
アーモンドアイローテで臨んでくると、こちらもジャパンカップになるのでしょうか。
やはりジャパンカップはとんでもないメンバーになりそうです。
このほかにもソールオリエンス・タスティエーラといったあたりも有馬記念当たりから参戦してくるでしょうし、マイル・秋天あたりはジャックドールも強そうです。
ダート戦線
さて、コッソリ凄いことになっていると感じているのがダート戦線。
私が競馬を見始めた頃もスマートファルコン・エスポワールシチー・トランセンド・フリオーソ・ワンダーアキュートといった役者揃いでしたが、そういう時代がまた来るかもしれませんね。
まずはウシュバテソーロが筆頭か。
こちらは日本テレビ盃→BCということで、日本のGⅠに出るのは12月以降になりそうです。
まずはBC、そして年末のG1が楽しみですね。
続いてデルマソトガケも同じローテを想定。
UAEダービーは圧巻でしたし、ケンタッキーダービーも6着と健闘しましたからこの秋も期待です。
国内勢はテーオーケインズ・メイショウハリオ・クラウンプライドといった帝王賞組が中心でしょうか。
クラウンプライドのコリアカップは決まっていますが、残り2頭は決まっていない様子。
ただ、おそらくJBC→チャンピオンズ→東京大賞典のローテでしょうし、当然ウシュバ・デルマあたりとぶつかると思うので、秋の対決が待ち遠しいです。
あとマイル戦はレモンポップ・カフェファラオ。
まずは南部杯での対決が楽しみなところです。
そして、私が「そういう時代がまた来る」という所以は3歳世代。
まずは先ほどのデルマソトガケですが、やはり外せないのはミックファイア。
三冠全てが圧倒的な勝ち方で、特に中央も混ざったJDDであの強さ。
ミトノオー・ユティタムは中央で上位の存在であったにもかかわらず、完勝。
先の2頭もこの秋主役になる素質があると思っているので、あの2頭を置き去りにするあたりは中央勢とも十分渡り合えることを示していると思います。
あと地方勢で期待したいのはヒーローコール・ユメノホノオ。
ヒーローコールは黒潮盃しっかり勝ちましたし、58kgで勝っていますから地方組ではトップクラスと思います。
ユメノホノオは高知の3歳王者。
どういうローテを歩むのかはわかりませんが、まずは南関勢と戦ってみてゆくゆくは中央勢ともやってほしいと感じています。
あとは今年中の参戦が微妙なあたりですが、ヤマニンウルス・セブンカラーズに期待しています。
ヤマニンウルスは私が良く言う「走り方」の点で他の馬と違うと感じていますので、無事に成長すればG1は間違いないといっても良いのかなと感じています。
セブンカラーズは名古屋の3歳王女。
怪我で復帰は先になりそうですが、牝馬でダービーを勝っていますので、こちらも順調に進んで大きい交流重賞に挑戦してくれればいいなと思っています。
海外競馬
最後は海外。
とはいっても海外の馬を紹介するわけではなく、海外に挑戦する日本の馬の展望です。
まずはなんといってもスルーセブンシーズ。
現時点では凱旋門賞が有力視。
血統的にすごく合ってるのではと感じています。
父は弟に凱旋門賞2着2回のオルフェーヴルをもつドリームジャーニー。
その父は凱旋門賞好走馬を2頭出したステイゴールドですから、挑戦するのはすごくいいと思います。
正直中山牝馬S勝利の時点では「何を言っているんだ」とも思ってしまいましたが、宝塚記念の結果を見て「すみませんでした」という感じでした笑
ドリームジャーニー産駒は不良馬場が得意な印象がありますから、荒れる馬場も良いのかなぁと感じています。
日本で一番強い馬を送るよりかは、能力はNo.1でなくとも適性も良い馬を送るのが良いのかなぁと思っているので、結構期待しています。
後はシャフリヤールもBCの予定?
国内でも良いような気はするのですが、海外に行くならぜひ頑張ってほしいです。
あとがき
さて、秋冬競馬に向けて書いているだけでウキウキした気持ちになっているところですが、先日は残念なニュースが入ってきました。
昨年の菊花賞馬のアスクビクターモアが死んでしまったとの一報が入りましたね。
熱中症を起因とする多臓器不全だそうで、本当に残念です。
前走の宝塚記念では対抗に挙げさせていただきましたし、春の3走は本来の実力ではなかったように思えて秋が楽しみだっただけに喪失感があります。
秋以降にはタイトルホルダー・ドウデュースが帰ってきて、またリバティアイランドをはじめとした3歳世代との対決があったであろうだけに、そことの戦いが見られないのは残念ですね。
ディープインパクト産駒最後のクラシック勝ち馬の可能性も濃厚ですから、是非種牡馬になってほしかった存在です。
ご冥福をお祈りいたします。
さて、札幌記念は夏競馬唯一のGⅡということで注目が集まるところなんですが、早いものであと2週間で夏競馬は終了、3週間後にはGⅡがあるということで、待ちに待った秋競馬が始まりますね。
特に今年は、GⅡ初めがセントウルSではなく新たに格上げとなった紫苑S。
近年はローズSと双璧を成し、あるいはこちらの方が重要とまで言えるレースになりましたね。
2.30年前から競馬を見ているわけではないにもかかわらず、私が見始めた頃はまだOP競走でしたから、この格上げの早さには驚きです笑
とりあえずはモリアーナを応援したいですが、ソレイユヴィータ・グランベルナデットと言った馬たちにも注目です。
次回の更新は何時になるかわかりませんが、最も遅くてスプリンターズSだと思います。
なるべく秋のトライアルは記事にしたいと思っています。
この記事で展望してきた通り秋冬競馬は見どころ満載です。
なんとかこの暑い夏を乗り切って、秋冬競馬を迎えたいですね。
まだまだ暑いので、十分ご自愛ください。
失礼します。
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