2023年宝塚記念全頭解説
お久しぶりです。
最近はG1のみの更新としていますが、勿論競馬はやっていますし、Instagramの方ではPOGのオススメ馬についても発信しています。
また、近頃は3度目の正直ということでPythonでの競馬予想AIの作成にも取り組んでいます。
この間までは自分で式を立てたプログラムを使用していましたが、やはり自分の脳みそだけでは限界があるということで、AIに頼ってみています。
使うデータはオリジナルで造ったデータで、以前のプログラムと同じものを使用していますが、これが中々当ててくれます。
先週の米子Sでは1番手指名ではなかったものの、上位評価であったメイショウシンタケが勝利。
ユニコーンSでは2番手評価のサンライズジークが好走し、乗っかった自分は勝てました笑
昨日はあまりいい結果が出ませんでしたが、今日はこのAIの予想についても紹介できればと思っています。
さて、今日は上半期の総決算宝塚記念。
なんといってもイクイノックスですね。
加えて、G1馬が7頭と豪華な顔ぶれ。
タイトルホルダーやドウデュースがいないのは残念ですが、それでも中々そろったのかなというところ。
ただ、勿論イクイノックスから買うようなことはしないです(イクイノックスが来ないと思っているわけではありません笑)。
思い入れのある馬も多くいるので、その辺含めて考えていきたいと思っています。
それでは参ります。
宝塚記念
展開考察
隊列はこのようになると予想しています。
今回外からユニコーンライオンがハナを主張すると予想。
続いてアスクビクターモア・ドゥラエレーデ・ディープボンドなどが続き、そのあと少し空いてジャスティンパレス・ブレークアップなどが追走。
イクイノックスは内枠を引いたので、まさかの逃げの手もなくはないと踏んでいますが、前走と違って他の馬のテンも速いので、中団前目くらいかなと思っています。
包まれたくないことを考えると、良い馬場は内であるにしろ、内に1頭は挟みたいかもしれません。
トラックバイアスは内先行有利。
結構バイアスがかかっている印象です。
特に、うち1.2頭分が非常に良好。
3.4頭分になると荒れていて、そこはあまり通りたくないか。
昨日は内回りでは殆ど先行馬しか来ていませんでした。
そういうことからも、ペースに関わらず前が良いという感じになりそうです。
ペースはM~ややH。
外枠のユニコーンライオンがハナを主張するということで、若干速くなりそうです。
ただ、他に逃げたい馬もいないのでそこまでハイペースにはならないかなというところ。
それでも、アスクビクターモアもMで逃げる馬ですし、遅くはならないかなというのが見立て。
全頭解説
①ライラック
現状消し。
調教A。AI評価83点。
今回調教評価はいい馬が多いので最高A+評価ですが、それでもA評価で良い調教でした。
2週とも馬なり感のある終いでしたが、仕掛けてからの伸びが素晴らしく、軽めに見える映像でも高評価です。
今回馬場的に内前有利ということで、後方から運ぶこの馬には厳しくなりそうですが、仕上がりと人気の無さを考えれば十分あってもよさそうです。
AIも100点満点中83点と、平均&中央値以上の点を出しています。
②カラテ
調教C。AI評価72点。
消しです。
トゥザグローリー産駒ということで応援はしたいですが…
ここだと能力が足らないかなというところ。
ペースが若干早くなりそうなので、短い距離も合うこの馬は良さそうですけれども。
調教の動きはまあまあなんですが、時計は普通。
ここまでは広げにくいです。
③ダノンザキッド
調教B。AI評価86点(4位)
穴です。
調教は最後は余力たっぷりで、距離延長も考えて体力温存なのかなというところ。
1週前にもう少しビシッとやれていればもう1つ上の評価にしたのですが…
この馬の最大のポイントは距離延長。
大阪杯も比較的早い流れで好走しただけに、ペースは合いそうですが、1Fの壁は中々大きいです。
ただ、阪神は得意なコースですし、人気もさほどないので注目はしたい馬。
AIも4位と中々の高評価。
状態次第では抑えておきたいです。
④ボッケリーニ
調教B。AI評価72点。
消しました。
こちらも能力面に少し物足りなさ。
追い切りは難しいところを出すそぶりもあるものの、仕掛けてからはいい伸びで時計も良好。
ただ、それ以上にいい稽古をするメンバーが多いためここでは見劣りする印象。
重賞では好走が続くものの、G1だとどうか。
⑤イクイノックス
調教A。AI評価87点(3位)
印は打ちませんが、当然走ってくるものと見ています。
1週前は長めに時計を出しながら、最後まで余力たっぷり。
最終追い切りは終い重点で、3頭併せの真ん中で鋭い伸び脚。
調子は良好と見てよさそうです。
懸念点はいくつかありますが、それほど気にするものでもないと感じています。
人気も過剰人気だとは思いませんが、なさ過ぎる訳でもなく、妥当なオッズかと思います。
ただ、最悪内で包まれることになると大変。
外枠ならその不安が少ないだけに着内率は高く見積もれますが、内がいい馬場の中内枠を引いたことで勝率が上がる分、着外率も上がったような気がします。
一応来る前提では考えて、3連複などはなるべく買わないようにしようと思っています。
イクイノックスが来たらそのほか2頭、飛んだら3頭の中に来るのを狙っていきます。
⑥スルーセブンシーズ
調教A。AI評価79点。
現状消し。
こちらは非常に調教が良かったです。
1週前は強めに追われて、最終追い切りはメンバー最速の1F11.2で2Fも22秒台前半。
ただ、気になるのは実力。
前走は鮮やかな勝ちっぷりだったものの、斤量に恵まれていた。
また、過去の成績を見る限りではスローの方が向いていそう。
ここは条件合わないと見て現状は消し。
⑦プラダリア
調教C。AI評価68点。
消し。
調教の動きは悪くないですが、他と比べると時計が平凡。
ここでは一つ足りないと見て。
⑧ヴェラアズール
調教B+。AI評価89点(2位)
紐。
昨年のJCを評価させたところ第2位に。
1週前は割としっかり追われ、最終追い切りも終い重点でしっかり。
他のメンバーと比べてすごくいいというわけではありませんが、この馬の中では最高クラスの出来に仕上がっている印象。
特に、ここ2週の時計がJC時に酷似していて、気になるところ。
ただ、脚質的には良くないですし、直線が短い競馬場もイマイチ。
スロー専なところも感じるので紐まで。
ただ、単純な能力面で見れば3番手までに入れられるような状態だと思います。
⑨ジャスティンパレス
調教A+。AI評価93点(1位)。
本命です。
遂にひいき目なしの本命です。
1週前はビシッと追われて好時計をマーク。
そして、最終追い切りは軽めにしていましたが、馬なりでOP馬イクスプロージョンを離す好内容。
デキは最高潮と見ました。
AIの評価も2位を4点ほど離してのダントツ評価ですし、ここは乗っかってみます。
大好きな鮫島騎手と大好きなジャスティンパレスを応援する他ありません。
⑩ディープボンド
調教A。AI評価84点。
紐。
1週前は図らずともテーオーケインズと併せてビッシリ。
最終はさらっと良い走り。
時計の充実度は素晴らしく、TOP3くらいです。
昨年は4着と着内には入れませんでしたが、今年は可能性がありそう。
パドックが良ければ馬券も検討したいです。
⑪ジェラルディーナ
調教B+。AI評価86点(5位)
現状消し。
ある事情で応援馬券は買いますが、基本的には危険な人気馬。
1週前は最後緩むも2F22秒台。
最終は終い重点で、追われてからすっと伸びた。
エリ女くらいの出来はありそうですが、このメンバーの中だと若干見劣り。
脚質的にも向くとは言えないだけに、ここは見送りが賢明と見ています。
⑫アスクビクターモア
調教A+。AI評価85点。
対抗です。
1週前は追われてしっかり、最終は中々に追われて更にいい時計。
馬は非常に良い状態にあると思います。
ここ最近は中々かみ合いませんが、今回は条件が好転。
G1制覇を飾った阪神競馬場ですし、十分逆転はありそうです。
脚質的にも今回は向くでしょうし、4角先頭なら勝ちも見えます。
⑬ジオグリフ
調教C。AI評価78点。
消し。
週中までは大穴候補として考えていたんですが…
調教がイマイチすぎました。
1週前は若干仕掛けて遅れ、最終は併入。
もう少しいい出来が欲しかったです。
また、大して穴馬でもなくなったので普通に消します。
2頭出しは人気ない方、とも言いますが…
⑭ブレークアップ
調教B。AI評価82点。
大穴。
最終の坂路はあっさりでしたが、3週続けてウッドでビシッとやられていますし、最終の動きも悪くないことから調子は良さそうです。
近走は王道路線で好走できていますし、まだ馬も5歳ですから伸びしろあり。
なんといっても川田騎手が乗って89倍というのが不気味。
パドック次第で馬券も検討。
⑮ユニコーンライオン
調教C。AI評価64点(最下位)
消し。
AI最下位というのが決め手。
1週前はしっかり追われてバテバテ、最終の動きも悪くはないものの、良いときはいい時計を出すイメージ。
脚質も一発ある感じですが、さすがに厳しいか。
一昨年の2着馬がこの人気!?という感じでもありますが、あの時とはメンバーレベルが2枚ほど違うか。
⑯モズベッロ
調教C。AI評価80点。
消しです。
1週前はさらっと、最終は中々追われるも伸びず。
状態はあんまりなのかなと感じました。
AIの採点は悪くないのでまだまだ衰えているわけではなさそうですが、雨が降るなどしないと好走は難しいと見ています。
⑰ドゥラエレーデ
調教A。AI評価75点。
紐。
1週前は強めに追われて加速ラップの好時計。
最終はもっと追って6F78.8の猛時計で、最後は少し垂れたものの1F11.5。
状態はすごく良さそうです。
ただ、AIの評価はかなり控えめ。
個人的には、応援の意味は強いものの、買いだと考えているので、ここはAIとの勝負でしょうか笑
脚質的にもあっていますし、「逃げの斤量3kg以上減は買い」という自作の格言にも当てはまります。
アッと驚くようなことしかしない馬なので、それを願います。
ちょうど1年前に(笑)、阪神の新馬で走っていた馬が1年後には宝塚。
あのデビュー戦を見て「★3は失敗だったか…」と思ってしまいましたが、見事G1を勝ってくれました。
最終追い切りも、1年前話題になった追い切りのように、前で併せている馬に単走で並びかける感じでした。
色々と重なっている気がして買いたくなりますね。(同じ「5着」では困ってしまいますが…笑)
調教評価
A+
ジャスティンパレス・アスクビクターモア
A
ライラック・イクイノックス・スルーセブンシーズ・ディープボンド・ドゥラエレーデ
B+
8.11
B
3.4.14
C
2.7.13.15.16
あとがき
実は今回の宝塚記念、過去のPOG馬が3頭出走します。
2020~シーズン:ジェラルディーナ
2021~シーズン:ジャスティンパレス
2022~シーズン:ドゥラエレーデ
です。
期間内にG1を勝った野はドゥラエレーデだけですが、こうして3年連続(後の)G1馬を指名できているのは中々誇らしいです笑
今回はせっかく3頭出ているので、思い入れの3連複を買おうと思います笑
今日は比較的余裕を持って書き終えました。
次の更新はスプリンターズS…ではなく当然帝王賞です。
その次はJDDでしょうか。
札幌記念も書くかもしれません。
ブログはやはり時間を結構食うので、ブログには載せないまでもInstagramには載せることがあるかもです。
ここから長らく中央G1がないのは寂しいですが、その分全力で宝塚記念を楽しみましょう!
失礼します。
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