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介護離職と評価
「介護離職は同僚の人間関係の場合が多い」その理由として評価のがあいまいだから、ということを梅澤高明さんとFP関根さんの対談で聞きました。
この放送をうんうん、とうなずきながら聞きました。
この放送ではよく働く若者とだらだらと働く年配の職員の給料が、評価制度がないために年功序列になってて、若者のやる気をそがれているようだとありました。
私は、介護施設でパート職員として働いています。そのため、正社員、ほかのパート職員と比べるしかないのですが。
私は正社員よりも働いていると自負しています。正社員はだらだらと仕事をしてますが、私は時間で帰りたくて無駄話はせず、動いています。その結果、正社員より仕事量が多くなっています。会社は社会保険料を払っているため、私の時給よりもっと高い給料を正社員に払っていると思います。30分以上前から仕事に行かないと仕事が成り立たないため、早く職場に行き、定時ではほとんど帰れません。会社から搾取されているなあと思うことは多々あります。(だったら仕事をやめればいいじゃんという議論はここではなしです)
直属の上司は私のことは評価してくれていて、会社にも時給をあげるよう言ってくれたこともありますが、会社から却下されました。
介護職の仕事が評価されにくい理由を考えてみました
介護施設の職員の評価が給料に反映しにくいわけ、私の働く施設の場合
・介護報酬が決まっているため
提供するサービスの上限額が決まっています。なのでどんなに頑張って介護をしても受け取る金額は一緒なのです。むしろリハビリを積極的に行い介護度が下がったら(喜ばしいことですが)施設が受けとることのできる金額は少なくなります。
・介護技術の評価がしにくい
例えばアパレル関係の仕事の場合、何枚服が売れたということが評価になります。教員の場合も成績が上がった、子どもたちが落ち着いている…というのが評価になるのかなと思います。
それが介護の場合、現状維持が目標ということがあります。どんなにリハビリやレクレーションをがんばっても、最後には病気の進行や老衰という現実もあります。介護者としてもよくなったと実感しにくいです。
他にも思うことがあるのですが私の言語化能力ではムリです( ;∀;)
実は私の職場では4月から評価制度が変わり、より実力を評価する評価制度になるようです。多分正社員が対象だとは思いますが。正社員の評価制度がよくならないと、パート職員も評価されないのでどういう評価制度になるか見てみたいと思います。