はじめての教会 ミサ
20200209
はじめてのミサ
日曜日、思い切って教会の門を開いた。
日曜日にミサが催されているのだ。
75歳を越える女性が1から世話をして下さった。
ミサ中、初めて参加する自分へ、ご婦人が微笑んで下さったことに涙が出た。
自分へ向けられる微笑みなんていつ以来だろうか。
そんな現状に気づいたことにもまた涙が出た。
讃美歌を聴いた瞬間にも涙が溢れ出た。
こんな状況になったことは、大事な家族である妻の気持ち、価値観を最大限に受け止められなかったことであり、それに気づかされたからだ。
自分がいくら正しいことをしていても、相手との気持ちに寄り添っていなければ
それは何の意味も持たないし、それは愛情ではないのだ。
正しいことと愛情は違う。
自分の思い通りの方向に、他人を動かそうとすることはできないのだ。