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初対面の子に年齢言ったら悲鳴を上げられた件

30歳を迎える日が近づいてきた29歳の時、30代になるのが怖くて怖くて怖くて、誕生日が近づくにつれ泣いてたっけ。

あれから何年も経って、先日、37歳になった。

毎週のように初対面の人との出会いは相変わらずあるけど、毎回なぜか年齢の話題は避けて通れない。

絶対、年齢を探られる。
にこにこスルーしたり、わざと話を逸らしてみたり、物理的にその場を離れたりしても、

まだ若いよね?

から始まり、適当に誤魔化しても

20代だよね?

25歳?6歳?

結局特定したいんかよ。
めんどくせぇ…

はいはいミドサーですよ。っていうかもうアラフォーか?
さぁ面白いリアクションしてみろよ。

とまぁ、こんな感じで最近はネタにして遊んでいる。
どうせほとんどの人が私より年下だし。

若く見えるのは当たり前だよ。
シミもシワも医療の力で取ってるからないし、体型も保ってるし、服もメイクも最近はワンホン系が好き。

アンチエイジングガチ勢だし日々の美容はずぼらだけど定期不定期でばっちり課金。

可愛くなりたい、っていう思いは昔からあったけど

いつの間にか

芋ブスに戻りたくない

っていう強迫観念になって

可愛くない自分が許せなくなった。

外見だけじゃない。

性格も、仕事も、とにかく誰も失望させない、

マイナスイメージを持たれたくない、

生まれ持ったものはどうしようもないけど、

今自分に与えられたモノ、環境の範囲で、

常にカッコよくて可愛い完璧な女性でありたい。

とか思って。

思うに、私が今この地位にいるのは、

若さを理由に許されてきたところが多くを占めている。

外見が普通でも、
頭が良くなくても、
スポーツができなくても、
仕事ができなくても、
できないことでも努力をし続ける才能がなくても、

まだ若いから、助けてあげる、とか、
まだ若いから、これからの伸び代に期待。

これで、みんなに許してもらってたんだと思う。

若くなくなったら、もう許されない。
私に存在価値がない。

そういうところから、きっとアラフォーになっても、自分の年齢を受け入れられなくて、
可愛くありたいというポジティブな気持ちと
おばさんになったらいけないというネガティブな気持ちとの両面で

私のアンチエイジングのエネルギーは10年近くも燃え尽きることなく燃えまくっているんだと思う。

年齢なんてただの数字、っていい言葉だね。

アンチエイジングは気の済むまでするつもりだけど、整形顔になるのは本意ではないから早くこの強迫観念から解放されて楽になりたいな。

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