コロナ宿泊療養体験記① ~発症から入所まで~
なるまいとは思っていたのですが、コロナに感染していました。お仕事の調整などで周りに多々ご迷惑をおかけし、「生きててすみません」状態のメンタルではありましたが、今となっては無事回復できました。ただ若干鼻声と咳が残ってしまい、不便ではあります。でも生きてるから平気。
実際に感染するまで、コロナってどこか現実味が無く、伝説の感染症のように思えていました。ただ実際に感染して一気に身近になりました。毎日テレビで発表される本日の感染者数に「ああ、この中の1なんだよなぁ…」と思いを馳せたりしつつ。
療養するにあたり、私はホテルでの宿泊療養を選択しました。大きく理由としては2点あります。ひとつは同じ家に居住しているのが、年老いた母であるため、感染の危険性があること。もうひとつは食事の用意が体力面でしんどかったため、すべて用意してくれる宿泊療養は魅力的だった、ということです。色々と不便な面はありましたが、結果宿泊療養を選んでよかったと思っています。
コロナ感染が対岸の火事でないことが分かった今、同じような境遇に陥る方もいらっしゃるかもしれません。私の宿泊療養の流れを記録しておきますので、何かの参考になれば幸いです。
ちなみに東京都在住の例ですので、他の都道府県に住んでいる方はそれぞれの地方自治体のHPなどご参照ください。
1.発症
発症はかなり突然でした。症状としては以下のようなものでした。
・熱(39℃)
・悪寒
・喉の痛み
・鼻水
・だるさ
「嫌だ嫌だ…」と思いつつ仕事を休んだことを覚えています。
2.検査キットの取り寄せ
以下のページからコロナ陽性検査をするために、検査キットを取り寄せました。
専用のgoogleフォームに必要情報を埋めると、翌日に検査キットが届きました。ひとりで泣きながら検査をし、案の定陽性反応が出ました。
3.陽性者登録センターへの登録
以下のページより陽性者としての登録をしました。
そんなに難しいことは無かった気がします…
本登録をもとに、医師が改めて陽性かどうかを判定し、再度連絡をくれるそうです。
4.宿泊療養の申し込み
上の陽性者登録センターへの登録後、即日で陽性連絡を頂きました。それを踏まえて宿泊療養の申し込みに進みます。
上のHP内の電話番号にて申し込みました。これ以降のやり取りは基本電話で、
・登録センターへの登録などの確認
↓
・保健所より症状の確認
↓
・ホテルが確保できたことの連絡
↓
・当日の送迎タクシーの到着時間の連絡
など数回やり取りが発生しました。
ただかなり対応はスピーディーで、宿泊療養を申し込んだ当日にはホテル入所が決定、翌日には入所ができました(本当に担当の方ありがとうございます…)。
5.タクシー送迎
当日は指定された時間に、自宅までタクシーの送迎が来ます。荷物と共に乗り込み宿泊施設に運ばれます。
というわけで、施設入所までの流れでした。やり取りの数は少し多いし、電話を待たなければいけない時間もありますが、総じて対応はスピーディーでした。体調が悪いとメンタルも弱っていきますが、電話越しの対応も柔らかく、非常にスムーズに物事が進んだように記憶しています。
ここから実際にホテル療養になります。期待と異なる点もありましたが、概ね快適に滞在ができたので、またまとめたいと思います。
コロナになんてならないのがいちばんです。引き続き感染対策頑張っていきましょう!