元一般職事務員のビジネス本の読み方。
田端信太郎さんの『ブランド人になれ!』を読んでいます。まだ読みかけですが、この本も「ホンそれ👉」→「ちょっと何言ってんのかわかんない」な本です。いいですね、今私が読むべき本です。
割と序盤に、
ブランド人への道は、お客様とともに歩むものだ。
とあります。
先日読んだ『組織にいながら、自由に働く』にも、トム・ピーターズ著の『ブランド人がなれ!』に
「お客さんとともに生きろ」
と書いてあったとありました。
なるほど、ブランド人とはお客さんと共に、の姿勢が大事なのだな。
とわかったところで、私のような元一般職事務員はこんなことを思うんですよね。「そう言われましても…」と。
一般職から総合職になったと言えども、事務員である以上、お客さんと直接仕事をすることってそんなに多くないんですね。商品を開発したりだとか、そういった機会もありません。「ブランド人なんて、私には関係ないわ」って、思ってしまいます。
そこで提案したいのが、もしドラ戦法です。
このnoteでもチラッと触れましたが、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』と同じように、自分にとってお客さんとは誰なのかを定義するのです。私の場合、商品を買ってくれる人だけでなく、私に事務処理を指示する社内の人もお客さんと定義します。
ほら、こうすると、「お客さんとともに」という言葉も、自分事になりませんか?事務員には縁遠そうなビジネス書も自分の体験と照らし合わせて読むことができるようになりそうじゃないですか??
田端さんには、そんな小さい規模で考えるな!って言われてしまうかな?でも、小さくても何かする方が、自分には関係ないやって言って何もしないより、うんといい。私も自分と自分の周りが楽できたらいいな、という気持ちだけで始めたセールスフォースのレポート・ダッシュボードが、徐々に大きくなっていって今や全国に知れ渡っています。小さく始めて、どんどん大きくしていくこともできます。
事務員のみなさん、まずは自分の身近な人をお客さんだと思って、サービスを始めませんか?特に強制職群転換組の事務員のみなさん、ほとんどの人が、職群が変わったからって今までと違うことなんてしません。チャンスは今です。今なら小さくて些細なことでも評価されます。勇気を出してチャレンジし、アピールしてください!思わぬ道が開けるかもしれませんよ。