ジャパンカップ 枠前展望
ジャパンＣが行われる東京芝2400mは癖の少なく、各馬の能力が発揮しやすいコースと言えます。
近年の傾向を見ても、昨年は1,2,5人気で上位人気決着。一昨年は2,1,4人気決着。３，４年前はともに1,2,3人気馬がワンツースリー決着でした。
もう少し範囲を広げて近10年でみても、人気上位馬を買うのが最も良いという非常にわかりやすい結果になっています。
◆人気別集計
近10年 ジャパンC
人気 単回値 複回値
１人気 103% 98%
２人気 0% 80%
３人気 96% 92%
４人気 181% 94%
５人気 133% 97%
６以下 0% 9%
これは前走で
①天皇賞秋
②秋華賞、菊花賞
③凱旋門賞
で好走した馬が、能力を発揮しやすい舞台で行われるジャパンCに出走してくることで、順当に好走しているためと言えます。
今年の上位人気を見てみると、天皇賞秋で勝利したドウデュース、および秋華賞で勝利したチェルヴィニアが出走を予定。
今年も人気決着が想定されます。
その中でも注目しているのは昨年秋の芝中距離組です。
昨年の天皇賞秋はワールドベストレースホースランキングで世界一のレーティングを獲得したイクイノックスがレコードタイムで圧勝。
２着以下もジャスティンパレス、プログノーシス、ダノンベルーガ、ガイアフォース、ドウデュースとＧ１常連組が複数おり、時計＆メンバーの両面からＨレベルだったと考えられます。
続くジャパンカップもイクイノックス、リバティアイランド、スターズオンアース、ドウデュース、タイトルホルダー、ダノンベルーガ、ヴェラアズールと超豪華メンバー。
さらに年末の有馬記念も同様のメンバーが集まっており、上位入線馬はかなりレベルが高かったと判断できます。
今年の出走メンバーで昨年秋の芝中距離組は
ジャスティンパレス
スターズオンアース
ダノンベルーガ
ドウデュース
の４頭
中でも前走の天皇賞秋は不利があって４着に敗れただけであり、距離延長が明らかに向きそうなジャスティンパレスに注目しています。
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