札幌記念 枠前展望
昨年の札幌記念は雨の影響で超タフな特殊馬場。
例年、雨の影響を受けやすいのでこれといった重賞傾向が見えてこないいですが、常識的に考えればCコース替わり初週の札幌記念は内有利の馬場になりやすいのが特徴です。
サンプルが少ないので参考程度にはなりますが、過去10年の札幌記念の枠番別成績を調べてみると、確かに内有利の傾向がみられます。
昨年も雨の影響でタフな馬場で差し決着になったとはいえ、上位3頭はすべて馬群の中を縫うような差し。可能な限り距離ロスはおさえた走りをしており、やはりCコース替わり初週の札幌記念は内有利の馬場になりやすいと言えます。
また、脚質傾向をみてみると差し馬のほうが有利な傾向になっています。これは開催が進んで時計のかかる馬場になっていることに加え、ソダシやノームコア、ジャックドールなどマイル路線のG1に来れるスピード持ちが多く出走し、ペースが流れやすいことが要因です。
しかし、今年のメンバーを見てみるとマイルG1で上位に来るようなタイプは不在。よって例年ほどタフなペースにはなりにくく、内を立ち回れる先行馬が最も恵まれそうなメンバー構成です。
中でも先行力があり、芝のレースを走った際の敗因が明確であるドゥラエレーデに注目しています。
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