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阪神大賞典 枠前展望

阪神大賞典が行われる阪神芝3000mはほとんど使われないコースであり、京都競馬場が改修工事で使えない昨年および今年の菊花賞が例外的に使われるくらいです。

それゆえサンプル数も少ないのですが
・急坂を2度超えるタフなコース
・3コーナーからの下り坂でロンスパ戦になりやすい

ことから、前走で差し後れした馬の巻き返しが目立つコースとなっています。

下記は昨年の菊花賞でも紹介したデータですが、前走脚質別の成績をみても中団より後方で競馬していた馬の成績がいいことがわかります。

2012年以降
阪神芝3000m 前走脚質別成績

前走脚質 複勝率 複回値
逃げ 12.5% 24%
先行 25.0% 56%
中団 31.4% 78%
後方 19.6% 111%

真逆の主張として「阪神芝3000mでは4コーナーで先行していなければ好走できないので、先行馬を狙うべき!」といった論も存在します。

しかし、そもそも道中で急坂を超えるタフな阪神芝3000mで敗戦する馬は3コーナーからのスパートで敗れ、4コーナー時点で後方にいる場合が大半です。

つまり先行している馬が好走しているのではなく、脚質に限らず好走する馬は4コーナー時点で自然に先行しており、反対に敗戦する馬は4コーナー手前ですでに余力がなくなっているという構図です。

ゆえに前走ですんなり先行して好走した馬を狙うよりは、差し遅れして敗戦した馬の巻き返しに期待したほうが期待値がとりやすいコースと言えるでしょう。

人気所でいえば昨年の菊花賞でも差して好走してきたボルドグフーシュは人気でも押さえなければいけない馬だと考えています。

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