天底(高値と安値)の狙い方
初めまして、元証券ディーラーです。
名前であり、実績でもあります。正社員ディーラーと完全歩合ディーラーの両方で合計10年以上のキャリアを持っています。
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天底の狙い過ぎは良くない
いきなり話を折る見出しですが、天底の狙い過ぎはよくないと思っています。・・・というと、僕もよくやってしまうんですが、ピンポイントで狙おうとするあまり5円、10円手前で反騰落してしまい結局、約定を逃すというのを何度も経験しています。
未だにやってしまうんですよね。頭ではわかっているんですが、天底狙いってゲーム感覚でやれてしまうのもあって、狙い過ぎてしまうんですよね。スナイパーゲームみたいな感覚で(汗)
で、その値をWeekly Reportにも書いてしまう。毎週の購読者の方々なら5円、10円手前で約定できなかったこと何度かあったこと記憶にあると思います。
これは長年の癖でもあると思うので、もう直せない気がします・・・。ですので、これから経験を積もうとする方々は狙い過ぎないというのを意識してみてください。
10円手前で反騰落するよりも、40、50円位なら貫通した方がいいのです。約定することが重要、取れなきゃ意味ないですからね。
天底狙いの方法は4種類
今回ご紹介するのは1種類だけです。もう1つは自作のインジケーターから数値を弾いているので、インジケーターを共有するしか術が無いです。でも安心してください。このインジケーターは、将来的に何かしらの形で皆さんも使用できるようにするつもりです。残りの2種類は、そのうち無料記事で出すと思います。
内容自体は本記事同様に、あまり大したことないので、有料では出しませんが、画像多用必須だと思うので、正直、記事作成が面倒に感じて出さないかもしれません。僕のスケジュール次第(気分次第)・・・。
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では、早速本題に移って参ります。
VRVPを使用
僕が天底を狙うときは、VRVP(出来高プロファイル)を使用しています。信頼度合いは、全体の3~4割くらいの使用感で、まずまずの頻度で使用しています。自作のインジケーターと距離が近い場合は、自作のインジケーターを信用していることで落ち着いています。
とはいえ、VRVP単体でも全く使えない訳でもありませんのでご安心ください。実際、7/11のWeekly Reportの朝に270Lを出しましたが、底値は260円。これはVRVPで弾いています。
チャートに文字が書いてあると思いますが、それぞれの意味は以下の通りです。
POC
point of control(ポイント・オブ・コントロール)の略です。表示しているチャートで最も取引されている価格帯にPOCが引かれます。つまり1番意識されているラインであり、これはそのままレジスタンスライン(反落線)にもなり得るし、サポートライン(反発線)にもなり得ます。
POCの線に黄色線を引いて、5分足で拡大してみました。POCが非常に意識されているのがよく分かります。VRVPの扱いは非常に簡単で、最初はこのPOCだけ見ていれば問題ありません。デフォルトでPOCラインが引かれるので、細かい設定をする必要もありません。VRVPを表示すれば勝手に表示される為、初心者の方でも簡単に扱うことができます。
POCの弱い部分
POCが表示期間内で最も取引量の多い部分を表示してくれる一方で、将来的な予測は立て難いです。つまり、「次はどこにPOCが引かれるか?」これはVRVPでは予測することが難しく、starting pointは結果論(タラレバ)になってしまうこともしばしばあります。
これを補うのが自作のインジケーターです。従って、自作のインジケーターとVRVPをセットで使うことで、双方のメリットを最大限生かすことができるということになります。(将来をお待ちください。自作のインジケーターは今すぐにでも共有したいですが、スマホでは使えないので、これを攻略したら出します)
Buy Sell Histogram
buy sell histogramは、右側に表示されている黄色と青色のヒストグラムのことです。ほんとにそのまんまですが、Buy = ロング(買い量)、Sell = ショート(売り量)となっています。このヒストグラムの見方は以下の通りです。
Buy ≒ Sell
買い量と売り量が同等またはそれに近しい場合はレンジ相場になりやすいです。上がっても直ぐに下がる。下がってもすぐに上がるを繰り返します。この場合は、そのレンジ相場の価格帯から近い上下のヒストグラムを見ていきます。
Buy > Sell
売りの方が多い場合ですが、現在の値よりも高い価格帯で売りの方が多い場合は、上昇しやすいです。これは売り建てしているトレーダーをエネルギーとする為の動きです。反対に、現在の値よりも安い価格帯で売りの方が多い場合は、反発しやすいです。
Buy < Sell
買いの方が多い場合も、Buyの時と考え方は同じです。現在の値よりも高い価格帯で買いの方が多い場合は、重しになりやすく、現在の値よりも安い価格帯で買いの方が多い場合は貫通しやすいです。
基本的に、先物価格は少数側に働くと思った方がいいでしょう。大多数のグループで集まって安心したい気持ちは分かりますが、それは狩られやすいです。
ただ必ずしもそうとは言い切れず、多数派の値に値が働くこともあります。そういう場合がどういう時に多いか?ですが、これはまた別の記事でご紹介します。
※エビデンスが取り難いのでもしかしたらやらないかも・・・
Buy ≪ Sell または Buy ≫ Sell
他と比較して極端にヒストグラムが小さい箇所がいくつか存在しますが、これを真空帯と呼んでいます。真空帯は値が飛びやすく、急騰落が発生しやすいです。
自分がポジションを保有する逆の方向に真空帯がある場合は、その起点に逆指値をセットして急騰落に巻き込まれないよう注意する必要があります。
テクニカルには結構だましがありますが、SQ週以外でVRVPのだましってあんまり無い様に思います。確度は高いのではないかと個人的には思います。
表示期間
4時間足で表示して、全体の表示期間は適当に1ヵ月くらいでいいと思います。ここには特にこだわりやルールは設けていません。4時間足で表示したら、目星の場所に水平ラインを引いてマーキングします。あとは右軸の価格を見ながら指値する場所を決めます。
おわり
VRVPはシンプルなので本当にこれだけです。インジケーターを表示させて直ぐに使用できるので皆さんも気になる方や既にPRO版以上の方は見てみると面白いですよ!
こんな感じの無料記事を今後もたくさん投稿する予定です。本アカウントのフォローや無料記事のマガジンにフォローが増えるとやる気もアップするので是非フォローしてくださいm(__)m
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