短期需給について
有料noteでは、1日2回「短期需給」を載せています。これについて最近よく質問が寄せられるので回答がてら説明を載せます。
証券会社のディーラーは色々な情報端末を個人契約で課金します。テクニカル分析派の人は一般には無いインジケーターが組まれたチャートソフトやファンダメンタルズ分析派の人にもそれに特化した端末とかまあ色々です。それを自分に支払われる毎月の報酬から減額方式で課金していくというもので、その中に短期需給が表示される端末があります。
(結構高いんやで・・)
その端末では、1日2回、上 or 下 or 横 が矢印で表示されるとてもシンプルなものになっていて、それを見てその日の強弱を判断していきます。ちなみに朝の時間帯に上が表示されたら寄付だけ強いというわけじゃなく、09:00~15:00(08:45~では無い)の時間帯で強いという意味です。
時間帯は、
①09:00~15:00を示す日中
②16:30~06:00を示す夜間
の2つがあり、それぞれ1分前までには端末に表示されます。
※たまに遅れます
ですので、それを見てnoteには短期需給が上とか下とか書いています。
◆短期需給の正体
日米市場のアルゴリズムの動きやテクニカル情報(RSIとか空売り比率とか)、コール、プットの動き、時間外取引の移動量、資金供給量、為替、アノマリーなどなど・・
非常に多岐に渡っており正直よく分かっていませんw
ただ、これらを個人が1人で全て管理するのは到底無理なので、完全に頼り切っているという感じです。
◆短期需給の信用性
ただこの短期需給は非常に優秀で、短期需給の動きに乗って買ったり売ったりノーポジで様子見(横の時はノーポジで様子見という示唆)したりするだけで年間利益にはなっています。(過去8年間)
有料NOTE購入者様へ
原則、30分以上前での売買方法の先出しを掲げていますが、会議や家事などで見落としてしまうことも少なく無いと思います。もしポジションに乗れていない場合は焦って参加するのではなく、その日は見送って次のターンから参加。
※ターン
①08:45~15:15の日中
②16:30~翌06:00の夜間
日中、そのポジションに乗れなかった場合は夜間(16:30前に原則、短期需給が発表されます)から参加する。夜間のポジションに乗れなかった場合は次の日(または週明け)の日中(08:45前に原則、短期需給が発表)から参加。
ロスカットについて
損切りする場所については、乗れなかった場合においても乗れている人達を優先します。従って、乗れている人達と同じ場所でのロスカ位置となります。これは多くの場合で深めのロスカットとなってしまいますがご了承ください。
例)
2月5日 30100L、29900SLで設定
→損失は200円に限定
「この日の夜間で先物価格30500円になる」
→乗れている人は含み益が400円の状態
2月6日 30100L、30110SLで設定
→損失はなく、最悪でも利益は10円残る
但し、2月6日からLで参加する人は30500Lすることになり、この場合の最大損失は390円になってしまう。
2月5日に乗れていた人達→最悪でも+10円
2月5日に乗れなかった人達→最悪-390円
※暴落や暴騰時に焦って入りたくなる気持ちは分かりますが、短期需給はその時点における強弱を示しています。短期需給が発表されてから直ぐに風向きが変わることも少なくありません。(絶対、100%、短期需給の方向性に行くわけでは無い)
その日、その時点にしかチャンスが無い様に見えますが先物は毎日チャンスがあると思っています。その日乗れなくても1ターンだけ我慢して次のターンから参加してください。
利確について
上昇途中あるいは下落途中で利益を確定決済することは基本ありません。TIGER TRADE式の利確は逆指値での決済が主流です。
30100L(現在:31100円で含み益+1000円)
30500SL(30500円まで落ちたら決済)
⇩
500円下落があり、30500円に
30500C+400円
みたいな流れがワイ式です。
経験上、これが最強だと思っていますが、1000円の利益で大満足!これ以上求めない!と思う場合などご自身で満足決済する分には全く問題ないです。(あたりまえですけど)
売買ルール
短期需給が上(↑)になっていたら、
寄り(08:45または16:00)で成行買い
または
指値の場合は短期需給と一緒に指値の参照値を出します。それを見て指値か成行のいずれかでチャレンジ
短期需給が下(↓)になっていたら、
寄り(08:45または16:00)で成行売り
または
指値の場合は短期需給と一緒に指値の参照値を出します。それを見て指値か成行のいずれかでチャレンジ
短期需給が横(⇄)になっていたら、
そのターンは何もしない。ノーポジで静観する。
です。
もし乗り遅れなどがあればこのルールを参考に次のターンから参戦するかどうか決めてください('ω')ノ
短期需給の過去成績
短期需給を見て上を示唆していたなら寄りロング、下を示唆しているなら寄りショート、横なら何もしない。損切りは建値から1%(繰り上げ値)という超シンプルかつ誰でも真似できるルールで徹底した場合どうなっていたか?という過去データです。
実際には短期需給を見て下を示唆していても、ちょっと上昇してからショートしたり、上を示唆していても状況を見てショートすることもあります。なので、実際のNOTE成績とは異なります。
ただ忙しい人や資産に余裕があって短期需給に沿ったトレードも1本の柱にしたい人もいると思うのでそういう人向けに記録します。
2024年3月9日(金) 日中 横(⇄)
始値:39535円 終値:39465円
騰落:-70円
損益:0円
※短期需給は横なので、ノートレになる。
2024年3月9日(金) 夜間 下(↓)
始値:39490円 終値:38785円
騰落:-720円
損益:+720円
※短期需給は下なので、ショートになる。
2024年3月11日(月) 日中 下(↓)
始値:38760円 終値:38530円
騰落:-230円
損益:+230円
※短期需給は下なので、ショートになる。
2024年3月11日(月) 夜間 横(⇄)
始値:38510円 終値:38180円
騰落:-330円
損益:0円
※短期需給が横なので、ノートレになる。
2024年3月12日(火) 日中 上(↑)
始値:38230円 終値:38590円
騰落:+360円
損益:+360円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月12日(火) 夜間 上(↑)
始値:38500円 終値:38870円
騰落:+370円
損益:+370円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月13日(水) 日中 上(↑)
始値:38950円 終値:38350円
騰落:-600円
損益:-600円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月13日(水) 夜間 上(↑)
始値:38445円 終値:38305円
騰落:-140円
損益:-140円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月14日(木) 日中 上(↑)
始値:38345円 終値:38590円
騰落:+245円
損益:+245円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月14日(木) 夜間 下(↓)
始値:38610円 終値:38330円
騰落:+280円
損益:+280円
※短期需給は下なので、ショートになる。
2024年3月15日(金) 日中 上(↑)
始値:38275円 終値:38480円
騰落:+205円
損益:+205円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月15日(金) 夜間 上(↑)
始値:38450円 終値:38660円
騰落:+210円
損益:+210円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月18日(月) 日中 上(↑)
始値:38700円 終値:39400円
騰落:+700円
損益:+700円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月18日(月) 夜間 上(↑)
始値:39505円 終値:39430円
騰落:-75円
損益:-75円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月19日(火) 日中 横(⇄)
始値:39310円 終値:39600円
騰落:+290円
損益:0円
※短期需給は横なので、ノートレになる。
2024年3月19日(火) 夜間 上(↑)
始値:39565円 終値:39820円
騰落:+255円
損益:+255円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月20日(水) 日中 上(↑)
始値:39885円 終値:39980円
騰落:+95円
損益:+95円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月20日(水) 夜間 上(↑)
始値:40030円 終値:40370円
騰落:+340円
損益:+340円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月21日(木) 日中 上(↑)
始値:40450円 終値:40580円
騰落:+130円
損益:+130円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月21日(木) 夜間 上(↑)
始値:40585円 終値:40800円
騰落:+215円
損益:+215円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月22日(金) 日中 上(↑)
始値:40790円 終値:40710円
騰落:-80円
損益:-80円
※短期需給は上なので、ロングになる。
2024年3月22日(金) 夜間 上(↑)
始値:40630円 終値:40500円
騰落:-130円
損益:-130円
※短期需給は上なので、ロングになる。