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2025/02/11

2週間以上更新が滞ってしまった

まず女王アリが死んだものから

・ヒラフシアリ
去年の11/9に採集した1匹が死んだ
試験管の奥に頭を突っ込んでいたので死んでいるかもよくわからなかった。
いつ死んだのか定かでない。

・オオアリ属女王
去年の夏に採集した女王。
1月の最終週のどこかで死んだ。

・イトウオオアリ
野外最終コロニー。
試験管の汚れが著しかったため、一度全ての個体をタッパーに取り出し、生きている個体を新しい試験管に移した。
残っていたのは女王とマイナーワーカー3、メジャーワーカー2匹のみ。
今朝確認した所、女王も死んでしまっていた。
死後硬直もまだ。

・ヒゲナガアメイロアリ
1月最終週に両女王が共に死んだ。
うかつにストレスを与えたくないためにアルミホイルで覆っていた。

・サクラアリ
試験管内の綿も翅も黒ずんでおり、昨日確認した所両後脚が動かなくなっていそうだったので急遽新しい試験管に移したが、死んだ。

サクラアリは半身不随で死んだが、半身不随になっても希望を持って試験管を移すつもりになったのは
・ウメマツオオアリ

画像中央より少し右上が女王アリ

彼女らを見たからである。
彼女らはコロニーごと採集して持ち帰る最中にギ酸の自己中毒を起こさせてしまい、それから身体の一部が動かなくなって痙攣するばかりのワーカーが多数、女王も基節の関節しか脚を動かせない状態だったのだが、1/30に確認した所、今生きている個体はおそらく全て満足に動ける状態になっていたのだ。

虫でも麻痺から回復するんだ…

・クロトゲアリ
1/28日、トラスを入れて飼育している方のコロニーで試験管を新しく2つ吊るした。

この巣も持ち帰る最中にギ酸の自己中毒で気絶、立ち直ったコロニー。
長く見積もっても数十分の自己中毒でのダウンだったので、さほど各個体へのダメージは大きくなかったのかもしれない

1/23にもう1つのコロニーを見ていたら、不審な行動を見つけた

オスアリが群がっている
分かりにくいが、胸の大きな個体がオスにたかられている

触角を両方失った女王アリが、大量のオスにたかられて、その上脚をワーカーに引っ張られていた。
翌日見た所、石膏巣に繋がるパイプの入り口にこの女王アリは居た。
次の日以降から今日までは見ていないが、彼女らがゴミ捨て場にしているケースの手前側に女王アリの死骸は無いので生きてはいるのだろう
触角無しで生きていけるのだろうか。

・ハリブトシリアゲアリ

テネラル?
テネラル?

一生テネラル?
2枚目の写真のコロニーは2/7時点で確実に3個体のテネラルっぽい個体が居たのだが、しかし今日までこの見た目のままである。
ナンバリングしていないためどれがどれかよくわかっていない。
無目的で飼っているため、私は記録をかなり疎かにしてしまっており、テネラルの期間もよくわかっていない
確実なのは飼育している本種らは先月から新たにテネラルらしき個体が見られるようになっている。
この時期に羽化するものなのか…?
近所(それこそ玄関で採集した個体もいる)で採ってきた女王なので温度、湿度の変化が本来と著しくズレているために起こっている訳では無いはずだが…

・トフシアリ
1匹が死んだ。

立ち上げ上手く行くだろうか…
十匹採ったので、既に20%まで減った事になる。
しかも不穏なのが、死んだ個体、ボーベリアのようなカビの生え方だったのだ。
アナモルフ的な見た目だった。
写真に撮りやすいように取り出して撮影しようとした所、崩れた。
捨ててしまった。
後悔している。

何にせよそのままでは生きている2匹に良くないと思い、新しい試験管に移した。

・アメイロアリ
11/30に採集した6匹のワーカーと幼虫と女王
今月に入って急に調子を崩し、2/7に3匹のワーカーが死んでいたのを見て、餌場まで死骸を運ぶのを待って取り除こうかと思っていた所、昨日確認したら女王以外全滅していた。

この小さな、小数のアリに試験管は広すぎた気がする。試験管の中腹より少し下でカビで貼付けになっていた…
思えば今までの失敗も同様、掃除が手に負えなくなって死んでいった個体が多かったように思う。
取り敢えず新しい試験管に移したものの、より狭い空間で安全に飼えないだろうか?
チューブの中に移動したのを見計らって試験管に繋がる道をダボなどで遮断、湿度を試験管内と大差無い状態にして狭い空間を作ってみる

・キイロシリアゲアリ
10/16採集の方。
試験管内の、水を溜めておくスペースの水が黄色く濁っていた。
流石に不衛生だと思い、新しい試験管に生き残っていた1匹を移した。

落ち着かないのか、今日見たらチューブ内をうろついている

・ヒメアリ
うっかり脱走させかけてしまい、しかし女王は採集した際生きていた2匹ともケース内に健在だったため、試験管2本と元々巣だったコルクごとタッパーに突っ込んだ。

かわいい顔して油断できない連中である。
脱走の方法が、フタの隙間に2匹が折り重なって挟まり、空いた僅かな隙間から脱走していた。身を挺して脱走経路を作った2個体のワーカーには脱帽だが、フタの構造的に今度はこうは行くまい。

・ハリナガムネボソアリ
ワーカーが3匹死んだ。
が、餌場に死骸が運ばれており、試験管内でもこんな感じで特に変わりは無いので、寿命や寒波に耐えかねた弱っていた個体なのではないかと思っている

こんなに死なせてしまう飼育下手の私だが、ハリナガムネボソアリの小型女王というものを見てみたい。できれば彼女の娘として。

・シベリアカタアリ

特に変わりは無い。

・ヒラズオオアリ

女王立ち上げの方のワーカーが1匹死んでいた。
死因が思いあたらないために、少し怖い

コロニー採集の方は変わり無い。

・ムネボソアリ

かわいい。

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