2024/10/18
※訂正
以下コヌカアリ属としているものはおそらくすべてヒラフシアリだと分かった。
9〜10月に結婚飛行を行い、色彩変異が大きい特徴があるらしい
確かに色にばらつきが大きい。ほとんど暗褐色から綺麗なツートンカラー、全身淡褐色まで全部いる
きちんと調べずに発信してしまった言い訳をさせてもらうと、ここ一月程はほとんど毎日帰宅するのが22時代になっており、部屋を明るくしてきちんと観察できなかった。週末も何かしらすることがあったし…
今回、アリがまた増えた
ヘッダーの個体は持って帰っていない
・(おそらく)コヌカアリ属
18日、有翅虫を多数採集。
多分アワテコヌカアリなのだけど…
コヌカアリは多雌の種らしいのでまだ翅を落としていない個体らをまとめて3つの試験管に収めた。
動きが素早く、まだ飛べる状態であり、脱走が怖かったためにこうする他無かったのもある
翅を落としている個体が1個体のみ居たので、彼女だけ別の試験管に収めた。
今日(19日)帰宅して覗くと何匹か脱翅している様子が確認できた。
実は17日にも数匹捕獲したのだが、女王としては見たことない種で、アルゼンチンアリの居る地域での採集だったため、殺してしまった。
コヌカアリ属の情報が少ない。
アワテコヌカアリの結婚飛行は、多分10月半ばから後半です!
(今回採集した個体らも、もしかしたら別種かもしれない)
(アワテコヌカアリの画像により似ている気もするし、採集地付近でツートンカラーのコヌカアリらしきアリが居るのは確認しているため、この産地(関西某所)にはアワテコヌカアリが侵入している?)
・トフシアリ
17日、6個体の地際を歩いていた脱翅女王を採集。
以前採集した4匹は石膏の部屋から出てこない。
もう冬眠の準備に入っているのだろうか
・チクシトゲアリ
18日、2個体採集
多雌で立ち上げられるはずの種なので同じ場所で捕獲した9月採集個体と一緒に入れてみたが、9月採集個体が噛みつこうとし始めたので止めた。
この際、識別のため9月の個体の背中に銀色のマーカーで印をつけた。
1ヶ月、しかも一度は別の仲間と過ごした我が家に今更知らない奴らが入ってきたら確かに嫌だな…
今回採集した2個体で別の試験管に投入、片方の個体がすぐに脱翅した。
・テラニシシリアゲアリ
17日5個体、18日1個体の女王を採集。
あまり採るつもりも無く、壁や自販機に着いていた個体を何となく捕まえて、全然逃げなかった個体のみを持ち帰った。
良いやり方ではない
現状7日に採集した個体の3匹が産卵している。
・キイロシリアゲアリ
17日、新たに2個体採集、片方は友人が発見。
私が発見した方は翅が着いていたが、持ち帰ると翅が取れた。
今飼育しているキイロシリアゲアリとは産地が違うため、一緒に飼育するわけにもいかない
何だか色も違う。
今回の個体はより暗い色をしている。
遺伝子か、栄養状態、環境によるものか?
・サクラアリ
17日、室内の男子トイレの前に迷い込んでいたので、拾ってきた
貴方は女王アリなのだから、女子トイレ側に居なさい
そうしないから私みたいな男に捕まる。
そんな娘で、しかもまだ翅もついたままなので、処女かもしれない。
・キイロケアリ亜属
キイロケアリは死にかけの有翅虫のみ見たことがあったが、この色、体型の女王は痕跡さえ見たことがなかったため、採集できたことに驚いた。
18日、女王を1匹採集。
アワテコヌカアリ女王と一緒に吸虫管に吸い込んでしまい、アワテコヌカアリの脱走を恐れてそのまま同じ容器に入れて持ち帰ったのでアワテコヌカアリの攻撃を受けてしまっているかもしれない
上手くいったらどうにかしてアブラムシを牧畜している状態でキイロケアリのコロニーを飼育したいが…
そもそもキイロケアリじゃない方はそういう事をするのか?
・ハリブトシリアゲアリ
9月頭に採集した女王らのコロニーのワーカーがどんどん羽化している。2つは既に5匹程のワーカーが居るため、真四角のケースに引っ越させようと思う。
既に四角いケースに居るコロニーも順調に見えるが、試験管よりも成長が遅い気がするので、やり方を改めた方が良いのかもしれない。
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