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アリの記録をつけ始める
うちのアリ達は基本的に大阪、奈良、京都、兵庫…辺り、近畿地方産
餌は基本的にゼリーを耳かきですくって絵場に置いている
プラケースなら半分にしたストローの上に置く
乾燥したプラケースの巣には、同様にしたストローの上に湿らせた脱脂綿も置く
チューブ巣は餌場と反対側に短く切ったチューブに脱脂綿を2つ詰めたものを詰め、その脱脂綿同士の間に水を加えて加湿。餌場は木工ダボで塞ぐに留めて通気性を確保しようと試みている。
試験管巣も同様の餌場で、試験管と餌場チューブの隙間を脱脂綿で詰めているため、おそらくより通気性に優れたのはこちらということになる。
私見の奥には水が入っていて、脱脂綿でアリの居るスペースと区切っている。
ムネボソアリは現状2匹女王が居て、ワーカーが3匹居る方はチューブだと手狭そうだと思ったので、引っ越してもらうことにした
百均の真四角のプラケースに、百均のちっちゃい木材を掘って両面テープで留めたもの
同様に、イトウオオアリかホソウメマツオオアリか、何かしらオオアリ属の、ワーカーが2匹羽化している奴も引っ越してもらった…が、ワーカー1匹を殺してしまった
種類が釈然としないオオアリ属は全部チューブの巣で管理している
ゆっっっくり成長している
シリアゲアリ属
これらも種類が釈然としない
多分クボミシリアゲアリ…複数種含んでるかも
チューブで飼育している7月に採集した娘たちと、8/31に捕まえてきた10匹の試験管での飼育個体
前者はゆっっっくり成長している。うち3コロニーでワーカーが産まれ、1コロニーの女王が死んだので2コロニーをムネボソアリ同様のケースに引っ越させた しかし片方死んだ。
このケースはワーカーの数が居るのでシロアリを投入して狩りをさせてみた
後者の試験管飼育されてる娘たちは1匹を除いて順調そう。本当は12匹採ってきており、先週2匹死んだ。一匹は翅を上手く千切れず、しかも跳ねるように曲がっていたためにゼリーにくっついて弱ってしまっていた。とはいえ過半数が順調なので、来月には元気にワーカーが走り回っているだろう。しかしワーカーが羽化した時に死ぬ現象がまたあるのかもしれない。原因をよく調べたい。
あとつい先日見つけたキイロシリアゲアリ2個体が居るが、今の所動きが無い。2個体では足りないだろうか
ヒラズオオアリ
全て試験管だが、一つは特殊で、サテライトコロニーと思しきコロニーだったコロニー。
拾った後にカビで大きく数を減らしてしまったのだが、新女王が1匹だけ羽化したので、野外でヒラズオオアリらしき♂アリを捕まえて入れたらそのまま卵を産み始めた。まだワーカーは羽化していないが、終齢幼虫らしきサイズの幼虫の他にそれなりの数の幼虫が見られるのでまともなコロニーとして復活できるのではと期待している。
他の試験管飼育個体は何故か急に5匹も死んだ。残り4つ
1つはすこぶる順調で、4匹目のマイナーワーカーが羽化している。しかも蛹が一つ 年を越す前にメジャーワーカーも見られるだろうか
あとの2つは、試験管の奥の方が汚れてしまっているが、試験管の中程の壁に卵と幼虫を貼り付けているために掃除できない
幼虫はまだ小さい。片方は一度幼虫がカビて数が減った。近いうちに清潔な試験管に引っ越させるのも手か
サテライトコロニーだったものとすこぶる上手くいっているコロニーはシリアゲアリ、ムネボソアリ同様のケースに引っ越させようと思うが、せっかくの"ヒラズ"オオアリなので穴を工夫したい。
トビイロケアリ
全てチューブで飼育していた
残り3コロニー。ワーカーは2コロニーで羽化している。
一つは石膏ケースに引っ越させた
この女王は本当に強くて、3度も蛹がカビている。しかし今は8匹のワーカー娘に囲まれている。
流石に腹部がやつれているため、肥えさせたい
ゼリーに加えて、シロアリを2匹投入した。
チクシトゲアリ
これに関してはあまり生かすつもりが無い
1個体だけ公衆電話に閉じ込められていたので拾ってきて、オスらしき個体も見つけたので一緒にチューブ巣に入れてみるなどしている。
1個体でもし上手くいきそうならそれを試みるし、いかないなら標本にするつもりでいる
チューブに入れて数時間で卵が産まれ、17日にはカビていた。取り除いた。
トゲズネハリアリ
これも継続的に飼育するつもりは無く、7匹のワーカーといくらかの幼虫、オス3匹のみを持ち帰った
オス3匹は食べられてしまった。ヒラズオオアリの怪死とほとんど同時に何故かワーカーが2匹死んだ。気温などの条件の変化があったのだろうか
ゼリーに加え、シロアリ、ワラジムシ等をあたえている
アギトアリ
先週8匹採ってきて、2匹死んだ。
余っていた石膏の巣に入れた2匹を除いて大きめの試験管で管理していたが、餌として入れたシロアリの死骸の処理に困ったため、2つは石膏の欠片と一緒にタッパーに入れた
というのも、今飼育用の石膏を乾燥させているのでじきに全員引っ越しできるのだが、シロアリの死骸がカビていた2匹の試験管は流石に危ないかと思ったためだ。シロアリの死骸は全て取り除いている。シロアリをすぐに殺しはしているが、食べれているのだろうか…
死んだ2個体の1匹は余っていた石膏ケースに入れた片方、死んだのに気づいたのが夜だったので、次の日の夕方に死骸を拾ってみたが、ホロリと崩れた
カビ的な何かだろうか
もう1匹は試験管の個体だが、採集時にある1匹が別の個体を咥えていたので、咥えられていた個体だったかもしれない。きちんと識別していなかった。
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